犬にもココナッツオイルはいい効果をもたらす？使い方や注意点を解説

「犬にココナッツオイルを与えていいの？」
「ココナッツオイルを与えるといい効果って何？」
「犬のココナッツオイルの使い方を教えて」
このように、愛犬にココナッツオイルを使ってみたいけれど、疑問や不安を持っている方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

様々な犬の健康食品がある中、この記事ではココナッツオイルを与えた際の効果や注意点の紹介をしています。また、ただ与えるだけではなく日頃のお手入れに使う方法なども解説しています。

この記事を読むことでココナッツオイルの効果や使い方や効率のよい使い方などを知ることができるでしょう。これからココナッツオイルを生活の一部として使いたい方は参考にしてみてください。

愛犬にココナッツオイルは与えてもよいです。

ココナッツと聞くと「ナッツ」という言葉が入っているため犬に与えていいか心配になります。犬にとって消化不良などを引き起こす有害なナッツ類を連想しますがココナッツは違います。
ココヤシの果実をココナッツと呼び、ココナッツオイルは別名ヤシ油といいます。

犬の世界でも身体に良いとされるオイルがたくさんあります。代表的なものに動物性油脂のサーモンオイルや植物性油脂のアマニ油などもあります。愛犬に与えるられる様々なオイルがありますがどの種類のオイルがいいのか分からないことも多いかと思います。


愛犬にとってココナッツオイルはたくさんの健康効果もあり香りも良いオイルなので初めて使う方にはおすすめです。

ココナッツオイルがもたらす健康効果は人が使ったときと似たような効果が犬にもあります。
体の代謝を助けるココナッツオイル特有の成分やダイエットなどにも有効と言われています。愛犬ならではの皮膚被毛のケアなど多岐に渡ります。

ここでは、愛犬にもたらす効果としてココナッツオイル特有の成分ケトン体の解説と、ココナッツオイルがもたらすと言われている皮膚トラブルの改善やHDLコレステロール（善玉コレステロール）を増加させる働き、またダイエット効果や抗菌作用などココナッツオイルの良い所の解説をします。

アルツハイマーの原因は脳が栄養素であるブドウ糖を吸収する働きの低下が挙げられますが、ココナッツオイルは摂取すると脳の必要な栄養素をブドウ糖の代わりをしてくれます。

ココナッツオイルは犬の肝臓で分解され様々な効果があるケトン体という物質に変換されます。


ケトン体は脳の栄養素であるブドウ糖の代わりとなります。認知症やアルツハイマー病など脳の病気にも効果があると言われています。

ケトン体は他にも様々な効果があると言われ抗ガン作用が見込めたり腎臓病を始めとした消化機能疾患に効果的とされています。

オイル特有の成分から皮膚トラブルの改善にも効果的です。
皮膚トラブルの主な原因は乾燥によるバリア機能の低下などがあります。ココナッツオイルはなめてしまっても安全な成分のみなので愛犬にも安心して使えます。

ココナッツオイルは乾燥箇所に塗るだけではなく体内に吸収することでより皮膚トラブルの改善に効果があります。

皮膚トラブルの主な原因は弱った皮膚に菌が入り込むことがほとんどです。
ココナッツオイルに含まれるラウリン酸は抗菌・抗炎症作用があります。
摂取することで菌から身を守り皮膚トラブルを未然に防げます。

皮膚だけではなく被毛や肉球の荒れにも使用できます。日頃舐めてしまう箇所にも使えますが急激に摂取量が増えることで体に負担がかかることがあります。初めて摂取するときだけではなく、愛犬の体に塗る際も少しずつ慣らしていくことをお勧めします。

ただし全てに皮膚トラブルの改善に効果がでるわけではありません。ひどい炎症であったり、状況の改善がみられない場合は獣医師などに相談するのも必要です。

皮膚トラブルは早めに気づき長引かせないことが重要です。特に仔犬は他に原因がある場合も多いので早めに相談をしましょう。

ココナッツオイルには善玉コレステロールを増加させる働きがあります。

経口摂取することで悪玉コレステロールを減少させ善玉コレステロールを増加させます。コレステロールのバランスを整えることは様々な病気のリスクを軽減させます。血液が原因で起こりうる心臓病などのリスクを減らすのに効果的です。

ココナッツオイルは与えるだけで効率よく体のケアができ、病気のリスクも軽減されるので試す価値はありそうです。

ココナッツオイルはダイエット効果で知名度があります。人間も摂取するだけで新陳代謝が上がると言われています。これは愛犬にも同様でダイエット効果の見込みがあります。
ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸という脂肪酸の効果が影響しています。

他のサラダ油や動物性油脂などの長鎖脂肪酸とは異なり、中鎖脂肪酸は摂取することで新陳代謝を活発にし体内の脂肪を燃焼させる力があります。

また、中鎖脂肪酸は体内の脂肪を燃焼しエネルギーにするためココナッツオイルのダイエット効果が期待できるとされています。

ココナッツオイルはダイエット効果だけでなく体内に吸収されやすい特徴から老犬や病後の回復中などにも良いでしょう。

抗菌作用としては中鎖脂肪酸の構成成分の一つラウリン酸の効果と言えます。

ラウリン酸は抗菌・抗炎症作用が期待されます。ラウリン酸を摂取することで愛犬の体に侵入してきた菌やウイルスに対する抗菌作用や抗炎症作用も効果が期待できます。
ココナッツオイルはラウリン酸の含有量が多く含まれ効果的に摂取ができます。

ココナッツオイルは抗菌作用だけでなく免疫力を上げる効果もあり摂取するメリットがとてもあります。調子が悪くなりやすい犬や老犬、母犬などにも良いでしょう。

実際に愛犬へのココナッツオイルの与え方はどのような方法があるでしょう。
ここでは、普段のごはんにトッピングをする方法や日頃のお手入れに使う方法などの解説をします。

ココナッツオイルを与えたり日々のお手入れで使用する際は使いすぎはやめましょう。また、初めて与えるときは1日1滴から始めるなど徐々に慣らしていきましょう。

急激に与えることでお腹を壊したりする場合があります。初めて与える際は細心の注意が必要です。