イエロードッグプロジェクトとは？つけている理由や見かけた時の対処法

色々な原因で「そっとしておいてほしい」ということを、他の方に静かに知らせるための黄色いリボン。

では、実際に黄色いリボンをつけたわんちゃんを見かけた際に、どのような行動をすればいいのでしょう。触らない、声をかけない、だけでいいのでしょうか。

イエロードッグを見かけた際にできる、ちょっとした気づかいや心づかいの方法をご紹介します。

まずできることとして、第一にイエロードッグには不用意に近づかないようにしましょう。

イエロードッグが黄色いリボンをつけている理由をご紹介しましたが、見かけたわんちゃんがどの理由に当てはまるのかは、こちらからうかがい知ることは困難です。

見かけた際には、様子を伺い、少し離れたところからやさしく見守ってあげてください。

続いては、普段の生活の中で、向かい側から黄色いリボンをつけたわんちゃんが来た場合です。

こちらからできることとして、道のはじに寄り、少し距離をとってあげるといいでしょう。時間に余裕のある時には、少し立ち止まりじっとして道を譲ってあげると、よりイエロードッグが安心して歩行することができます。

ちょっとしたことですが、イエロードッグにとっては、とても有難い行動のひとつになります。

イエロードッグにとって、他のわんちゃんとの接触がストレスになってしまう場合があります。愛犬を連れてのお散歩中や、出かけた先でイエロードッグを見かけた際には、愛犬が勝手に近づいていかないよう十分注意が必要です。

また、「犬が苦手」と一括りに言っても、震えてしまう子や威嚇をして噛みついてくる子など、その怖がり方はそれぞれです。うちの子は噛まないから、と高をくくっていても、パニックに陥った際に犬がどんな行動にでるかは計り知れません。

イエロードッグだけではなく、自身の愛犬の身を守るためにも、リードを短く持ち、イエロードッグとの適切な距離を保ちましょう。

イエロードッグプロジェクトと、黄色いリボンを付けている理由について掘り下げてご紹介してきました。

イエロードッグの証である黄色いリボンやバンダナ。愛犬に対してそっとしておいてほしい、と思った方が簡単につけていいものなのでしょうか。

イエロードッグプロジェクトの必要性と、愛犬にとっての適切な使い方を一緒に考えてみましょう。

イエロードッグプロジェクトの活動は、インターネットやフェイスブックなどで世界中に広まっています。黄色いリボンを用意する前に、活動内容をしっかりと把握する必要があります。

黄色いリボンには、犬との付き合い方を考え、保護犬や体が不自由なわんちゃんにも外を歩かせてあげたいという人々の思いが含まれています。

愛犬が黄色いリボンを付ける必要があるのか、しっかり見極めが大切です。

黄色いリボンを付けることにより、わんちゃんをストレスとなる要因から回避することができます。しかし、そのままでいいのでしょうか。

病気などの場合は含まれませんが、社会性を身につけるためには、他の犬たちとの触れ合いが必要だったり、飼い主以外の人でも体に触れられるということが大切になります。

イエロードッグだから、とすべてを拒絶してしまうのではなく、訓練の一環として、愛犬の様子を注意深く観察しながら、少しずつ社会化のトレーニングをすることが必要です。

今回の記事で「イエロードッグプロジェクト」をはじめて知った方もいるでしょう。

黄色いリボンを付けているわんちゃんは、今まさに新たな一歩を踏み出そうとトレーニングを続けています。近づかない、道をゆずる、そんなちょっとしたことであなたにも「イエロードッグプロジェクト」に協力をすることができます。

黄色いリボンの意味を知ってくれているというだけで、飼い主さんへの応援の気持ちはきっと届いています。