犬の口輪の付け方・しつけ効果・サイズの選び方｜拾い喰い防止

口輪は、無駄吠えや噛み癖のある犬のしつけに使用されます。犬に口輪をつけるのであれば、手作りしたものを付けてみるのも良いのではないでしょうか。手ぬぐいとネックストラップがあれば、口輪を作ることが可能です。どちらも100均で購入することが可能です。

まず、メジャーで犬の口周りのサイズを測りましょう。鼻の後ろと目の前の周径、あとは鼻と目までの距離が必要です。ネックストラップは丁寧に分解しておきます。測定したサイズに合わせて手ぬぐいをカットしましょう。あとは、手ぬぐいとネックストラップを縫い合わせると完成です。お気に入りの手ぬぐいを使って可愛らしい口輪を作りましょう。詳しい作り方を紹介しているブログがありますので、参考にしてみてください。

犬の口輪にも色々種類があり、水が飲める口輪や可愛いデザインの口輪も販売されています。どうせなら犬の負担になりにくい口輪を選んであげたいです。特に、夏場の散歩では途中で水分補給をさせてあげたい時もありますし、水が飲める口輪は大変便利です。用途に応じて犬の口輪を選んであげましょう。

UNHOの口輪は、ワンタッチバックルで簡単に着脱でき、水も飲める口輪です。締め付けが少ないですので、犬への負担は少ないです。無駄吠え防止と食糞の防止だけでなく、散歩の際の引張り癖の防止もできます。素材がナイロンでできているので、汚れても簡単に洗うことができ、衛生的に使用できます。

Boteの口輪は可愛いアヒルの口の可愛らしい口輪です。無駄吠えや噛みつき、拾い食いに効果があります。シリコンの素材で作られているので、犬への負担にもなりにくく、お手入れが簡単です。サイズだけでなく、色もイエロー、ピンク、ブラウンの3種類から選べます。

口輪は無駄吠えや噛み癖を直接しつける効果があるわけではありません。犬の口輪は、強制的に犬の口を開きにくくするアイテムです。

しつけがしっかりできている犬であれば、口輪は必要ありません。しかし、しつけをしている途中の犬や、いくらしつけをしても治らない犬、老化や痴呆の症状があらわれており、しつけができない犬であれば、周囲に迷惑をかけないようにするために必要なアイテムとなります。

その他にも、動物病院での処置やトリミングなどの他人に犬を預ける際に、迷惑をかけないようにするためにも口輪は使われることがあります。

口輪をしている間のみ静かにしていれば良いといった使い方であれば、無駄吠え防止の観点で口輪をつけるのは間違っていません。しかし、根本的な解決にはなりませんし、口輪をつけている間フラストレーションがたまってしまい、口輪が無い時に余計に吠えてしまう犬もいます。

また、大きな声で吠えることが少なくなるだけで、犬が口輪に慣れてくれば、唸り声を上げたり、小さな声で吠えることがありますので、完全に吠えるのを防止させることはできません。

無駄吠えを防止するには、しつけも併用しましょう。犬が吠えている間は無視をして、犬の要求には応じないようにしましょう。犬が吠えなくなれば、褒めておやつをあげましょう。犬が吠えてしまう原因を考えて、その原因が取り除けるのであれば、取り除いてあげるのも良い解決方法です。