Search

検索したいワードを入力してください

犬の口輪の付け方・しつけ効果・サイズの選び方|拾い喰い防止

更新日:2024年04月09日

口輪は、無駄吠えや噛み癖のある犬のしつけに使用されます。口輪をすれば犬は吠え癖や噛み癖を治すことができるのでしょうか。また、口輪は犬にとってどれくらいストレスになるのでしょうか。今回は、口輪のしつけの効果やサイズの選び方、口輪をご紹介します。

犬の口輪の付け方・しつけ効果・サイズの選び方|拾い喰い防止
噛み癖があったとしても、小型犬であれば、小さな傷を負うだけで済みます。しかし、中型犬や大型犬であれば大怪我になる可能性も高いです。飼い主を噛むのであれば、自らの責任だけで済みますが、一番の問題は散歩中などに他人を犬が噛んでしまうことです。

犬が他人を噛んで怪我をさせてしまった場合、責任は全て飼い主にあります。最悪噛んでしまった犬が、処分されてしまうこともあります。いくら飼い主の前では従順な犬であったとしても、他人に対しても同じとは限りません。

少しでも噛み癖がある犬であれば、散歩している間は口輪をつけて、リードを必ず離さないようにしましょう。特に、ラブラドール・レトリーバーやプードルなどの狩猟犬やシベリアン・ハスキー、ボクサーなどの作業犬は攻撃性が高いです。小型犬でも、ミニチュアピンシャーは攻撃性が高いので注意しましょう。

拾い食い防止

散歩中に犬が色々なものを拾い食いしてしまうことがあります。拾い食いは、食べるものによっては健康を害するようなものを食べてしまう可能性があります。危険なものを食べた際に、吐いてくれれば良いのですが、そのまま飲み込んでしまうことも多いです。

犬によっては、食糞といって、自分や他の犬の糞を食べてしまう場合があります。糞の中にはさまざまな菌が繁殖しているので、とても不潔です。拾い食いや食糞の癖がついてしまう前に、しつけを行いましょう。

万が一食べてしまってからでは遅いですので、口輪をつけて拾い食いのしつけを行いましょう。散歩中は立ち止まらずに歩きましょう。犬が拾い食いをしようとしたら「いけない」と声をかけてリードを引っ張って合図を送りましょう。拾い食いをしなかったらたくさん褒めてあげるのもポイントです。

犬の口輪の付け方

犬に口輪を付ける時は嫌がることが多いです。いきなり口輪を付けようとするのではなく、まずは口輪を犬に差し出して、口輪がどんなものなのか、どんな匂いなのかを犬に確認させましょう。口輪の中に犬が好きなお菓子を入れると、犬は口輪が怖いものではないと認識してくれる可能性が高いです。

口輪の中に口を入れている時間を徐々に長くして、おやつを食べている間に優しく首の後ろでストラップを付けましょう。口輪を装着した後は、犬をたくさん褒めてあげてください。これを何度も繰り返して口輪への不安を取り除いてあげましょう。口輪の装着方法を紹介している動画もあるので、参考にして下さい。

犬の口輪は犬にとってどのくらいのストレスなのか

犬の口輪を見ると可哀想に思う方もいます。人間に置き換えてみると、うるさいからといって、口を塞がれているようなものですので、犬は負担ではないのか不安になります。実際に犬の口輪は犬にとってどのくらいのストレスなのでしょうか。

今まで自由に吠えていた犬にとっては、犬の口輪は少なからずストレスにはなります。ただ単にうるさいというだけで口輪をずっと付けてしまうのは確かに可哀想です。夏場の散歩であれば、余計にストレスになります。犬は舌を出すことで温度調節を行いますが、口輪があれば、舌を十分に出すことができません。

夏場の口輪の使用や、激しい運動の最中は、口輪の使用を最低限に抑えましょう。口輪の使用を最低限にすることで、犬への負担やストレスを軽減することに繋がります。

犬の口輪のサイズの選び方

犬の口輪のサイズを選ぶ時は、時間をかけて丁寧に測定しましょう。サイズが合わない口輪を付けてしまうと犬にとって負担になりやすいです。

購入する口輪によって、測定しなければならない箇所が異なります。大体の口輪は、鼻先から目までの長さや鼻周囲の長さ、耳の後ろから目までの長さ、首の周径、鼻の幅や高さを測っておくとサイズに対応できるでしょう。犬の口輪のサイズの測り方を紹介している動画がありますので参考にしてください。

口輪は適切に利用しよう

口輪を使用すると、どうしても犬に負担をかけてしまいます。口輪は、無駄吠えや噛みつきをしつける道具ではなく、一時的に使用するようにしましょう。口輪で完全に口が塞がれたまま、興奮してしまうと酸欠になる可能性もあります。

口輪をする時には、どうしても使用しなければならない時限定に使用し、犬に負担がかからないように注意しましょう。しつけで無駄吠えや噛みつきが防止できるのであれば、それが一番良い方法です。犬とコミュニケーションをしっかり取り、口輪をつけなくても飼い主が犬をコントロールできるようにしていきましょう。

初回公開日:2017年10月30日

記載されている内容は2017年10月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related