1歳までにしておきたい子犬のしつけ｜間違った子犬のしつけ5つ

愛する犬と幸せな生活を送るためには、猫かわいがりしてただ甘やかすだけではいけません。

もちろん愛犬にたっぷりと愛情を注ぐことは愛犬の幸せのために欠かすことができないものですが、しつけをきちんとすることも愛犬を幸せにするために不可欠です。

そうは言っても、はじめて犬を家に迎え入れたばかりで「どうやって犬をしつければいいの？」と疑問を抱いている方も少なくないことでしょう。

この記事では子犬のしつけ方や飼育方法などについて徹底解説していますので、ぜひ最後までご覧になってみてください。

大も人間と同じで、大きくなってからよりも小さい時のほうがしつけをしやすいものです。では、子犬のしつけはいったいいつ頃からはじめればよいのでしょうか？

ここからは子犬をはじめて育ている飼い主さんのために、子犬のしつけの時期について解説していきます。

以下を参考にしながら、ぜひ可愛い子犬のしつけに挑戦してみてください。

犬と人間とでは、寿命も流れる時間の体感速度も大きく異なるものです。子犬の1ヵ月は人間にとっての1年に相当すると言われるほど、子犬は短期間でまたたく間に成長していきます。

「まだ家に子犬を迎え入れたばかりだから」と1～2ヵ月もしつけをせずにいると、子犬にとっては1～2年もしつけをされない状態になってしまいかねません。

子犬の精神的な成長は人間が思った以上に早いものであることを知り、それを前提にして子犬のしつけをきちんと行いたいものでしょう。

子犬のしつけは、できるだけ早い段階からスタートすることが大切です。

というのも、成犬であってもしつけをするのは不可能ではありませんが、子犬に比べると信頼関係を築いたり従順さを身に着けさせるのが難しいからです。

つまり、時間がたてばたつほど子犬のしつけのハードルは高くなっていくと言えるでしょう。

だからこそ、早い時期から子犬のしつけを行い、飼い主さんと確固たる信頼関係を育む必要があります。

ただ、ビシバシとスパルタに子犬のしつけをするのは厳禁です。おやつをあげたりなでなでして褒めてあげるなどして、優しくメリハリをつけて子犬のしつけを行っていきましょう。

できるならば、1歳までに子犬のしつけを一通り済ませておきたいところでしょう。

というのも、きちんと飼い主さんの言うことを聞くお利口な犬に育てるためには、飼い始めのしつけが肝心だからです。

ここからは1歳までにしておきたい子犬のしつけ方について10個ピックアップしてご紹介していきますので、子犬を飼うのがはじめてな方はぜひ参考になさってみてください。

1歳までにしておきたい子犬のしつけとしてまず挙げられるのが、トイレトレーニングです。

トイレシーツの上でトイレをすることを覚えさせるのが、子犬のしつけの第一歩だと言えるでしょう。

最初のうちはトイレシーツ以外の場所でおしっこをしてしまうことも多いですが、焦らず根気よくしつける姿勢が大切です。

失敗したおしっこを片づける際に、それをスポイドなどで数滴吸い取り、トイレシーツの上にちょこんと軽くつけてみてください。

そうすることで徐々にトイレシーツの上でトイレをしてくれるようになります。また、成功した時にはご褒美をあげたり思い切り褒めてあげることも肝心です。

クレートトレーニングも、1歳までにしておきたい子犬のしつけの仕方として挙げられるでしょう。

ペットホテルや動物病院で宿泊させねばならない時もありますが、そのような時にクレートに入るのに慣れていない犬は必要以上にストレスを感じてしまいます。

また、災害時や旅行の際の移動時などにもクレートに犬を入れることになるため、1歳までにクレートに入ることに慣らしておきましょう。

まずはクレートに入れる時間を徐々に長くしていき、それが済んだら飼い主さんの相図に従って自分からクレートに入るようにトレーニングをすることが大切です。

1歳までにしておきたい子犬のしつけのひとつとして、触られることに慣れさせるということも含まれるでしょう。

動物病院で受診をする際に獣医や看護師さんに触れられても平気でいられるよう、順応力の高い子犬のうちから人に触られることに慣らせる必要があります。

子犬が嫌がるような触れ方はもちろんNGです。「人に触られること＝気持ちよくて嬉しいこと」と覚えてもらうためにも、最初は子犬の様子を見ながら優しく触れていき、徐々に触れる場所や回数を増やしていきましょう。