1歳までにしておきたい子犬のしつけ｜間違った子犬のしつけ5つ

間違った子犬のしつけ方法のひとつとして忘れてはならないのが、噛んだものを引っ張って取り上げるということです。

飼い主さんのものを噛んでしまったからといって、それを引っ張って取り上げようとすると犬の所有欲を高めてしまうだけです。

また、飼い主さんに対して敵愾心を抱いてしまうことでしょう。噛んではいけないものを噛んでしまった時には、大きな音を立てて犬をびっくりさせ、その隙に取り上げるのが効果的です。

最初から長いリードで散歩させるというのも、子犬のNGなしつけ方法のひとつに数えられるでしょう。

飼い主さんとの信頼関係や主従関係がまだ固まっていない段階で長いリードで散歩をさせてしまうと、子犬は自分の行きたい方向に自由に行けると勘違いして、飼い主さんの指示に従わずに散歩をしてしまうようになります。

また、他の犬や人に飛びつくなどのトラブルを起こしてしまうこともあるでしょう。しつけが完了するまでは、リードは短くして散歩をするのが大切です。

間違った子犬のしつけのひとつとして、後ろから抱きかかえるということも含まれるでしょう。

まだ飼い主さんとの信頼関係ができていない段階で、急所とも言える背後から抱きかかえてしまうと子犬は警戒心を強めてしまいかねません。

こちらのことを完全に信頼してもらえるまでは、前や横から近づいていきそっと抱きかかえるようにしましょう。

今回は子犬の育て方や犬のしつけ方法などについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

子犬を家族の一員として家に迎え入れたならば、まずは新しい環境に慣れてもらうことからはじめ、それから徐々にしつけを行っていきましょう。

子犬のしつけは一朝一夕ですぐに終わるものではありませんので、子犬にストレスを与えるような方法は避け、焦ることなくゆっくりと根気強く取り組んでいくことが大切です。