テリア犬ってどんな犬？飼いやすいテリア犬10選と珍しいテリア犬もご紹介

テリア犬として、現在公認されているのは３２種と言われています。日本の気候や建物に合ったテリア犬が飼いやすいとして、国内では小型犬のが出ています。

どちらかと言えば一般的なテリアが日本国内ではで、同じテリア犬種でも、少し大きめだったり、一風変わったテリア犬もいます。では、あまり日本では目にすることの少ないテリア犬を見てみましょう。

スムースフォックステリアは、イギリスが原産の古い歴史を持つ犬種と言われています。テリア犬種の中でも特に高い能力を持ち、素晴らしい持久力と体力、足の速さを兼ね備えています。

身体は小さいながら、がっしりした骨格を持ち、スクエアな体型をし、活発でフレンドリーな犬で、積極的な性格をしています。

遊ぶことが大好きで、機敏に動き回り、またテリア犬としての気質が強い事から、気性が荒
く頑固です。

家庭犬としてぴったりな性格とは言えませんが、愛犬と一緒にドッグスポーツを楽しみたい飼い主さんには向いていると言えるでしょう。

アイルランド生まれのテリア犬種。アイルランド原産の犬種の中でも特に古い犬種で、200年以上さまざまな能力を発揮する使役犬として暮らしてきました。ケリーブルーテリアの祖先としても良く知られる犬種です。

この犬種は、テリア犬としてはとてもおとなしい性格で、また、極めて抜け毛も少ないので、飼育がしやすい犬種として知られています。長く、生糸のような柔らかで、ウエーブのかかった被毛が特徴です。「ウィートン」とは「小麦色」という意味です。

ドイツ原産のテリア犬種で、キツネ、アライグマ、カモなどの狩りに幅広く活躍をしました。第一次世界大戦の後、能力の高いハンティング犬を生み出すために作り出された犬種です。

気性が荒いところもありますが、家族に対してはとても愛情深く、飼い主には忠実に服従する性格です。甘えるといった感じではなく、守ると言う頼もしい意識をもっています。

体型はコンパクトですがバランスが取れ、引き締まった筋肉がついている犬種です。現在でも多くのジャーマンハンティングテリアが狩猟犬として活躍し、コンパニオンドッグとして飼育されています。

チェコ原産のテリア犬種。別名ボヘミアンテリア。世界で有数希少な犬種で、世界に350匹しかいないとも言われています。チェスキーテリアの性格は、テリア犬種の中では大人しく、攻撃性もほとんどない事で知られます。

小さな巣穴に潜り込める短足と、長めの身体、長い頭が特徴です。伸びた顎髭、口ひげ、眉毛も特徴で、被毛は子供の頃は黒く、２年くらいかけて徐々に色が薄くなり、グレイブルー、ブラウン、プラチナなどと多彩です。

テリア犬は、全種類にわたって非常に賢く、活発で愛情深くチャーミングな犬種です。ただ、頑固で荒々しい面も一部あるのがテリア気質といえます。

飼い主には従順で忠実に服従し、甘えるばかりではなく、頼もしく見守ってくれるような気質も持ち合わせています。

自分にとって、どんな性格のテリア犬が本当に好ましいのかを、しっかり見極めて、長い年月を共に生きる可愛いテリア犬を迎え入れましょう。