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県指定天然記念物の「琉球犬」とはどんな犬?歴史や特徴について紹介

更新日:2024年10月28日

琉球犬とは、日本犬の最も古い犬種です。縄文時代に沖縄へ渡り狩猟犬として活躍しましたが、頭数が激減し、現在では琉球犬保存会の保護の下「天然記念物」に指定されています。人なつっこくておとなしい琉球犬を家族として迎え入れる際の留意点を多面的にお伝えしています。

県指定天然記念物の「琉球犬」とはどんな犬?歴史や特徴について紹介
琉球犬をご存知ですか。琉球県は、沖縄原産のおとなしくて素朴な日本犬の一種です。

読み方は「リュウキュウイヌ、リュウキュウケン」、海外では「Ryukyu Inu」として人々に愛されています。

歴史は古く縄文時代にまでさかのぼります。残念ながら、今では頭数が減ってしまい、「琉球犬保存会」によって保護されている沖縄県指定の「天然記念物」つまり、生きた文化遺産となっているのです。

この記事では、琉球犬にまつわる長い歴史や特徴、性質、入手の仕方、飼い方などを詳しくお伝えしていきます。

読み終えるころには、あなたも琉球犬の魅力に心惹かれ、ぜひ会ってみたい、家族としてお迎えしたいと思うことでしょう。

さぁ、あなたと琉球犬の出会いのときです。この記事を参考に、生きた文化遺産を未来へつなぐという取り組みに参加してみませんか。

琉球犬の歴史

琉球犬のルーツについては諸説ありますが、古く縄文時代にさかのぼります。

縄文時代初期に沖縄に渡った狩猟犬の仲間だとされており、南方アジア系とも考えられています。

弥生時代になって日本列島には弥生犬が渡来しましたが、北海道と南西諸島の犬たちはその影響を受けることなく、古来の日本犬の特徴を受け継いでいくことになります。

沖縄では琉球犬はもともと、毛色によって「アカイン(赤毛)」、「トゥラー(虎毛)」などと呼ばれ、鳥やイノシシを狩る狩猟犬として飼われていました。

それが、絶滅の危機に瀕したため、1990年に「琉球犬保存会」の保護のもと、「琉球犬」と名付けられ、1995年には沖縄県指定の天然記念物となりました。

琉球犬の特徴

ここからは沖縄県指定の天然記念物である琉球犬の特徴について解説していきます。今回は、体高や体重についてを始めとした4項目をピックアップしていきます。

琉球犬の特徴についてご興味がある方は、参考にしてください。
  • 体高や体重について
  • 性格について
  • 原産地について
  • 舌と爪について

体高や体重について

琉球犬は中型犬です。

体高はオスが49~55cm、メスが46~52cm程度になります。また、体重はオス、メスともに15~20kgですが、それより大きいものもいます。
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初回公開日:2022年07月28日

記載されている内容は2022年07月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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