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セントバーナードの子犬をお迎えする方法は?費用についても紹介

更新日:2024年02月28日

セントバーナードを飼ってみたいけれど、どうしたらいいのかわからない人もいるのではないでしょうか。本記事ではセントバーナードの特徴や、子犬をお迎えする方法、飼う上で気を付けたいことなどについて紹介しています。セントバーナードを飼いたい人はぜひ読んでください。

セントバーナードの子犬をお迎えする方法は?費用についても紹介
「セントバーナードって、大きいけど飼っても大丈夫?」
「やっぱり子犬から育てていきたいけど、どのくらい費用がかかる?」
「やっぱりペットショップで探すしかないのかな?」
セントバーナードを飼ってみたいけれど、このような悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。

本記事では、セントバーナードの性格やお世話の仕方などを解説しています。本記事を読むことで、セントバーナードを飼う時の注意点や何が必要になってくるのかを知れるでしょう。

また、子犬をお迎えするときにはどうしたらいいのか、お迎えする方法別のメリット・デメリットなども解説していきます。

セントバーナードを飼ってみたい人は、ぜひ本記事を読んで役立ててみてください。

セントバーナードの特徴

セントバーナードは大型犬の一種で、時には体重が100キログラムを超えることもあります。スイスの国犬となっており、そのルーツもスイスにあります。

古代ローマから持ち込まれたモロトフ犬が先祖である説が有力視されており、その後スイスの僧院「聖ベルナール」で飼育されていました。

この「聖ベルナール」は交通の要衝にあるにもかかわらず、20メートル以上もの積雪があり、そのために遭難者も多く出ていたのです。

17世紀ごろから、セントバーナードが救助犬として活躍するようになり、多くの遭難者を救ってきました。わたしたちがイメージするセントバーナードは首に樽を提げていますが、要救助者の体温を上げるためのアルコールが入っています。

セントバーナードの毛色は、白とブラウン系の組み合わせがほとんどです。背中全体を覆うようになっているため、毛布を掛けてあるようにも見えます。毛の長さはショートもロングもいるので、好みの毛並みを見つけてみましょう。

性格

救助犬をすることもできるセントバーナードは、とても従順で賢い犬です。また、温和であることも知られており、大きな体格からは想像もできないほどのんびりしています。

そのため、犬の中でも訓練しやすい犬種であり、人間に対して友好的です。

大型犬は反応がゆっくりですが、セントバーナードも例に漏れず穏やかな性質を持ちます。しかし、警戒心がないかというと、そんなことはありません。賢く、人間のことをしっかりと見抜いたりもします。

反面、表情はあまり豊かではなく、人間が感情を読み取ってあげる必要があるでしょう。大型犬ですので、じゃれついているのか、それとも警戒しているのかの区別はしっかりとつけていかなければなりません。

平均寿命

セントバーナードの平均寿命は8~10年と言われています。小型犬や中型犬と比較すると短くなっていますが、大型犬としては平均的です。

どうしても大型犬は臓器などに負担がかかりやすく、その分だけ寿命も短くなってしまいます。

長生きしてもらうためには、食事や生活習慣などに気を配って、健康管理をしっかりしてあげる必要があるでしょう。

人間に換算すると、1歳の時点で15歳程度、2歳で24歳程度になります。2歳までは小型犬と同じようになっていますが、そこからは急激に年を取っていきます。そのため、子犬の時期は短いと考えていたほうがいいでしょう。

5歳以降は老化が進むので、お世話にも気を付けることが増えてきます。

お世話の仕方

セントバーナードは暑さに弱いので、高温多湿の日本では室内で飼うほうがいいでしょう。また、その際には十分な広さを確保して、落ち着ける空間を用意します。

食欲旺盛で、よく食べるため太りすぎには注意しなければなりません。朝夕の散歩は必須になってきますが、関節に負担がかかってしまう激しい運動は避けてください。散歩以外でも動けたほうがいいので、室内で飼う時にも往来ができるようにしましょう。

食欲旺盛なので、栄養価が高いドッグフードよりも低脂肪・低たんぱく質のものがおすすめです。

セントバーナードにはブラッシングが欠かせません。暑い時期は放熱をしやすくするために、しっかりとブラッシングしましょう。また、よだれも多いので、こまめにふき取ってあげるといいでしょう。必要であれば、よだれかけの準備も必要です。

力が強いので、子犬のころからしつけが重要です。噛み癖がついてしまうと危険なので、しつけはしっかりとしてください。

また、体が大きいためにトイレも失敗しがちです。トイレは十分な大きさのものを用意するようにしましょう。

セントバーナードの子犬をお迎えする際にかかる費用はどれくらい?

セントバーナードの子犬の価格はおおよそ15万円から25万円前後といわれています。ほかの犬種と同じように、血統書付きかどうかや、外見、年齢、相場などによっても前後します。

それぞれのショップやブリーダーなどによって、独自の基準が存在していますので、一度は話を聞いてみたほうがよいでしょう。

また、家庭犬となる犬種には適している年齢が存在します。年を取ってくると価格が下がることもあり、5万円前後となっているケースも存在しています。

また、セントバーナードの子犬をお迎えするには、ケージやトイレなどの飼育用品をそろえる必要もあります。よく食べるので餌の用意も必要です。

飼育用品も大型犬用になるので、おおよそ10万と考えておきましょう。初期費用としてはおおよそ25万~35万円を目安にしてください。

セントバーナードの子犬はペットショップにもいる?

セントバーナードは大型犬ですので、飼育のためには広い敷地が必要になってきます。そのため、ペットショップでの販売自体少ないのが現状です。確実にお迎えしたい場合は、専門のブリーダーを頼るほうが確実でしょう。

交配も行っているペットショップであれば、子犬を販売している可能性があります。また、ペットショップによっては子犬を探してくれることもありますが、たいていの場合は、その分の料金が上乗せされることになるでしょう。

どうしてもペットショップでセントバーナードを探すという場合には、どのようなサービスを使って探すことになるのかを確認したほうがいいでしょう。

セントバーナードの子犬をお迎えする方法

セントバーナードの子犬をお迎えする方法は?費用についても紹介
ペットショップで子犬をお迎えするのが難しい場合は、どのような手段をとったほうがいいのでしょうか。ここからは、二つの制度について解説していきます。

一つは里親制度で、もう一つはブリーダーを頼る方法です。

どちらにも長所短所が存在しており、どちらがいいとは言い切れません。そのため、二つの制度を見比べて、どちらが自分に合っているのかを確認してください。

ペットショップではなかなか出会えないセントバーナードですが、この二つの方法を試したことがない、もしくは知らなかったという人もいるでしょう。

どちらの制度のほう利用しやすいのか、お迎えした後のことも考えながら、見ていきましょう。
次のページ:セントバーナードを飼う際に気を付ける病気

初回公開日:2022年11月19日

記載されている内容は2022年11月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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