犬の毛色の種類は何種類ある?毛色別に犬種と毛色パターンも紹介
更新日:2024年10月30日
犬の毛色の決まり方とは?
生まれてくる子犬の毛色は、両親からの毛色の遺伝子によって決まってきます。ただし、両親の毛色が白い毛色だとしても、必ずしも白い毛色の子犬が産まれてくるとは限りません。
研究の過程で、犬の毛色を決める遺伝子は10種類以上あるとされていて、両親の遺伝子によってはまったく異なる毛色になることがわかっています。
両親の毛色が白い毛色をしていても、その両親の親の毛色がブラックだったり、ブラウンだったりすると、両親がその遺伝子を受け継いでいることが多いのです。その結果、両親の毛色とは違う毛色の子供が生まれてくる可能性があります。
研究の過程で、犬の毛色を決める遺伝子は10種類以上あるとされていて、両親の遺伝子によってはまったく異なる毛色になることがわかっています。
両親の毛色が白い毛色をしていても、その両親の親の毛色がブラックだったり、ブラウンだったりすると、両親がその遺伝子を受け継いでいることが多いのです。その結果、両親の毛色とは違う毛色の子供が生まれてくる可能性があります。
犬の毛色の種類はどれくらいある?
同じホワイトのなかでもピュア・ホワイトやクリーミィ・ホワイトなど微妙な色の違いで毛色の名称が違うことがあります。赤胡麻や黒胡麻、銀灰色、イザベラ、ラストなどあまり聞き馴染みのない毛色もあり、その数は87種類以上あるとされています。
さらに、タンやトライカラー、セーブルなど毛色のパターンによっても区分されるので、日本国内の犬の犬種認定・犬種指定・公認資格発行を行っている団体、ジャパネットケネルクラブに認定されているだけでも約100種類以上あるとされています。
中には、ジャパネットケネルクラブに認定されていない毛色もあり、その毛色も含めると多種多様な毛色があります。
さらに、タンやトライカラー、セーブルなど毛色のパターンによっても区分されるので、日本国内の犬の犬種認定・犬種指定・公認資格発行を行っている団体、ジャパネットケネルクラブに認定されているだけでも約100種類以上あるとされています。
中には、ジャパネットケネルクラブに認定されていない毛色もあり、その毛色も含めると多種多様な毛色があります。
基本的な犬の毛色の種類
基本的な犬の毛色で有名なのはホワイトやブラック、ブラウン、グレーなどがあります。ひとくくりにするとブラウンですが、赤みが強くなるとレッド、薄くなっていくとベージュなどとと別の色が混じったり濃淡によっても犬の毛色の名称が変わってきます。
ブリーダーによってさまざまな犬の毛色がありますが、そのなかでも基本的な犬の毛色の種類について、紹介していきます。
ブリーダーによってさまざまな犬の毛色がありますが、そのなかでも基本的な犬の毛色の種類について、紹介していきます。
基本的な犬の毛色の種類
- 基本的な犬の毛色の種類1:ブラック
- 基本的な犬の毛色の種類2:ブルー
- 基本的な犬の毛色の種類3:グレー
- 基本的な犬の毛色の種類4:シルバー
- 基本的な犬の毛色の種類5:ホワイト
- 基本的な犬の毛色の種類6:クリーム
- 基本的な犬の毛色の種類7:ブラウン
- 基本的な犬の毛色の種類8:ベージュ
- 基本的な犬の毛色の種類9:レッド
- 基本的な犬の毛色の種類10:アプリコット
- 基本的な犬の毛色の種類11:イエロー
- 基本的な犬の毛色の種類12:ゴールド
基本的な犬の毛色の種類1:ブラック
ブラックは、名前のとおり真っ黒な毛色のことを言います。実は正式には登録はされていませんが、ブラックのなかでもツヤのあるブラックとツヤのないブラックがあります。
ブリーダーの間では、ツヤのあるブラックのほうが健康的で理想の毛色だとされています。年齢を重ねるにつれ、ブラックの毛色を持つ犬も人間と同じように白髪が出やすく、口周りが灰色がかってくるケースもあります。
ブリーダーの間では、ツヤのあるブラックのほうが健康的で理想の毛色だとされています。年齢を重ねるにつれ、ブラックの毛色を持つ犬も人間と同じように白髪が出やすく、口周りが灰色がかってくるケースもあります。
代表的な犬種 | チャウチャウ、アメリカン・コッカー・スパニエルなど |
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珍しさ | 特に洋犬に多く見られる毛色であり、馴染みのある色合い |
基本的な犬の毛色の種類2:ブルー
ブルーはとても珍しい毛色で、ブラックに近い色合いをしていて、ブラックより強く青みががかった毛色のことを言います。ブルーの毛色は凛々しくて、上品に見えるのが特徴的です。
ですが、ブルーの毛色を持っている犬は非常に珍しく、希少価値が高いとされ、めったにお目にかかれない毛色とされています。
ですが、ブルーの毛色を持っている犬は非常に珍しく、希少価値が高いとされ、めったにお目にかかれない毛色とされています。
代表的な犬種 | ヨークシャテリア、グレーハウンドなど |
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珍しさ | 本来ある毛色を薄めた色をしているのでかなり珍しい |
基本的な犬の毛色の種類3:グレー
グレーにもさまざまな種類の毛色がありますが、基本的にはブラックとホワイトの毛色をした両親から生まれてくることが多い毛色です。グレーのなかでも、濃いグレーと薄いグレーとに分けられます。
シルバーグレーからダークグレーまで色調があり、輝くプラチナブロンドのようなかぎりなく薄いグレーや黒に近い渋い銀色など、犬の個体によっても名前が変わってきます。
シルバーグレーからダークグレーまで色調があり、輝くプラチナブロンドのようなかぎりなく薄いグレーや黒に近い渋い銀色など、犬の個体によっても名前が変わってきます。
代表的な犬種 | ワイマラナー、シュナウザーなど |
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珍しさ | ブラックとホワイトを掛け合わせた毛色なので、比較的よく目にすることが多い |
基本的な犬の毛色の種類4:シルバー
シルバーは、グレーよりも白っぽい色合いをしているのが特徴的な毛色です。子犬のころは黒に近いグレーのような色合いをしていますが、成犬になるにつれて白っぽく色が薄まり、銀色のような上品な毛色に落ち着くことが多いです。
代表的な犬種 | スカイ・テリア、シルキー・テリアなど |
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珍しさ | グレーと間違われることが多く、比較的珍しい |
初回公開日:2022年09月06日
記載されている内容は2022年09月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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