初心者でも簡単!オカヤドカリの飼育方法|餌/飼育セット/臭い
更新日:2024年08月05日
オカヤドカリの飼育方法
オカヤドカリの飼育って難しいの?
オカヤドカリとは、熱帯地方に生息するヤドカリの仲間です。オカヤドカリの平均体重は、殻のない状態で3グラムほどです。普通に飼育していれば5年から10年は生きられます。
オカヤドカリは、海の生物の中では飼育が比較的簡単です。世話に手間がかからないため、長く一緒にいられます。餌も少食で、なんでも食べてくれます。そのため、ペットを飼いたいけど忙しくて世話に手間をかける時間が無い方にもです。
オカヤドカリは、海の生物の中では飼育が比較的簡単です。世話に手間がかからないため、長く一緒にいられます。餌も少食で、なんでも食べてくれます。そのため、ペットを飼いたいけど忙しくて世話に手間をかける時間が無い方にもです。
オカヤドカリの餌について
ヤドカリは雑食であり、なんでも食べてくれます。栄養バランスを考慮しなければ、餌に困ることはありません。1日小指の先ほどの餌で十分です。ここでは、主な3種類の餌を紹介します。
ヤドカリ用フード
ヤドカリ用フードはペットショップやホームセンターなどで簡単に手に入れることができます。ヤドカリ用フードは栄養バランスを考えて作られているため、主な餌として与えてください。
肉や魚、野菜や果物
肉や魚は、ヤドカリにとってタンパク質の補給になり、野菜や果物は、食物繊維やビタミンの補給になります。サツマイモやレタスなどの野菜や、リンゴやカキなどの果物も好んで食べてくれます。白米やパンも植物性なので、たまに与えても大丈夫です。
真水
餌とは別に真水を飲み物として与えてください。水道水の場合は、カルキ抜きを忘れないようにします。
オカヤドカリに必要な水
ヤドカリは、体が乾燥してしまうとエラ呼吸ができずに死んでしまいます。ろ過した水や1日放置してカルキを抜いた水を与えてください。ヤドカリ用の水も販売されていますので、利用しましょう。
オオヤドカリには砂も必要なの?
オカヤドカリは、乾燥や暑さ、寒さから身を守るために砂に潜る習性があります。そのため、飼育する場合は、市販されている砂や、川砂で10センチ程度の深さの砂場を作ってあげましょう。60センチの水槽であれば、20キロほどの砂で十分です。砂はペットショップなどでも販売されています。
オカヤドカリの飼育環境
オカヤドカリは、特に寒さに弱いです。冬場は砂の補充だけではなく、シートヒーターを準備しましょう。そして、水槽内の温度を20度から25度に保つようにします。10度以下になると死んでしまいますので、注意が必要です。
湿度は、60〜80%に保つようにしてください。シートヒーターを蓋の裏に貼り、温度と湿度の管理をしっかりして過ごしやすい環境を作ってあげましょう。
湿度は、60〜80%に保つようにしてください。シートヒーターを蓋の裏に貼り、温度と湿度の管理をしっかりして過ごしやすい環境を作ってあげましょう。
オカヤドカリに必要な貝殻
オカヤドカリは、脱皮をして大きく成長し、そのたびに貝殻を変えていきます。入口の形に関係なく、右巻きの貝殻を準備しましょう。オカヤドカリを飼育するにあたって、貝殻は絶対に必要になります。海岸でひろってくるだけでなく、ペットショップでも売られているため、ケースの中にいろいろな貝殻をたくさん置いてあげてください。
初回公開日:2017年10月31日
記載されている内容は2022年11月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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