Search

検索したいワードを入力してください

初心者でも簡単!オカヤドカリの飼育方法|餌/飼育セット/臭い

更新日:2024年08月05日

オカヤドカリというヤドカリをご存知ですか?実は、海の生物の中で初心者でも飼育しやすいのがヤドカリなのです。毎日忙しくて癒しが欲しい人に、オカヤドカリが癒しを与えてくれるのでです。オカヤドカリの飼育方法をまとめたので、参考にしてみてください。

初心者でも簡単!オカヤドカリの飼育方法|餌/飼育セット/臭い

オカヤドカリには海水も必要?

海水は、常に準備しておく必要はありませんが、週に一度ほどは海水を用意してあげてください。そうすると、オカヤドカリの脱皮が成功しやすくなります。人口海水もペットショップで売られているため、簡単に手に入れることができます。ただし、自宅にある塩で人口海水を作ることは絶対にやめてください。

飼育するケースについて

オカヤドカリを飼育するためには、ケースを準備する必要があります。ヒーターを使うため、プラスチック製よりガラス製がです。

オカヤドカリは飼育する数によってケースの大きさが変わります。5匹までであれば、60センチほどの水槽を準備します。また、オカヤドカリは透明の壁を認識することができません。そのため、水槽にフィルムを張って覆ってあげてください。

オカヤドカリの飼育で気を付けてほしいこと

オカヤドカリを飼育するうえで、特に気を付けてほしいことを紹介します。

飼育するうえで気を付けること

温度の管理

オカヤドカリは、温度が低すぎると死んでしまいます。そのため、飼育時の温度管理には十分気を配ってください。ゲージ全体をあたためる必要はないので、オカヤドカリが快適な温度で過ごせる場所を一箇所作ってあげましょう。適温は25度前後です。夏は30度以外、冬は20度以外になるようにしましょう。ヒーターなどをつかって温度調節すると効果的です。

湿度の管理

オカヤドカリのケースの中は、湿度70%を保つ環境にしてあげてください。湿度を保つためにも、飲水は欠かさずケースの中にいれてあげましょう。そうすることによって、湿度の管理がしやすくなります。

とくに、脱皮の際は湿度が低いと脱皮に失敗する可能性があるため、乾燥が気になる場合は、霧吹きをしてあげましょう。ケースの中に植物を植えると湿度を保ちやすくなります。

脱皮について

オカヤドカリが死んでしまうタイミングとして、1番多いのが脱皮の瞬間です。オカヤドカリの脱皮は、大きくなればなるほど命がけになっていきます。そのため、もし失敗すると死んでしまいます。

脱皮の時期は、なるべく近づかずに、とにかく放置しておくことが大切です。他のオカヤドカリを近づかないようにさせ、湿度を保ち、海水を入れて見守ってあげましょう。オカヤドカリの脱皮は1〜2か月ほどかかります。過剰に世話をしたりせず、気長に待ってあげることが大切です。

混泳できるの?

これまで説明したように、オカヤドカリは温度や湿度などの細かい飼育環境が必要であるため、他の生物との混泳はあまりできません。カニ類をおなじ水槽に入れると喧嘩してしまい、カメと同じ水槽に入れると食べられてしまいます。オカヤドカリは、単体での飼育をします。

ヤドカリに必要な設備とヤドカリの飼育セット

オカヤドカリの飼育に必要な設備をご紹介します。オカヤドカリを飼育するために必要な設備は、「水槽」「砂」「シートヒーター」「温度計」「シェルター」「貝殻」の6つです。この6つがあればオカヤドカリの飼育環境が整います。他にも、水入れや植物などを水槽内にいれてもいいです。植物を入れると、オカヤドカリが登っていく姿を見ることができます。

以下のように飼育の際に必要な設備がひととおり揃った飼育セットも販売されていますので、参考にしてみてください。

マルカン ヤドカリランド 飼育用品セット YD-02

次のページ:オカヤドカリの臭いの原因と対策

初回公開日:2017年10月31日

記載されている内容は2022年11月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related