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ホウネンエビの飼育方法や卵からの繁殖について|寿命や餌なども詳しく紹介

更新日:2024年08月09日

ホウネンエビの飼育方法はご存じでしょうか?ホウネンエビは豊年蝦とも呼ばれる縁起の良いエビです。本記事では、ホウネンエビを卵から繁殖させる方法や、寿命や飼育に必要なもの、ホウネンエビに似ている生き物などを詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

ホウネンエビの飼育方法や卵からの繁殖について|寿命や餌なども詳しく紹介
水は新鮮なものを用意する、水の温度は25度前後が適温で、日光を適度にあてることが必要です。

孵化に失敗する原因は、水温や水質が条件を満たしていないことが考えられます。ホウネンエビはきれいな水の方が孵化しやすいので、常に水質管理を怠らないことが大切です。

水は2~3日ごとに入れ替えるか、毎日半分の水を入れ替えましょう。その際に使う水は汲み置きしてカルキの抜けた水を使ってください。

水温が20度以下になると孵化率が下がるため、冬の場合はヒーターが必要です。水の量が少ないと水質が変化しやすいので、30cm水槽くらいの大きな容器を使うと水質も安定します。

ホウネンエビの子どもの成長スピード

ホウネンエビの成長スピードは速く、孵化から3日目には1mmになり、4日ほどで2〜3mm、8日目には10mmほどに成長します。

生後2週間で15mmほどの成体となり、産卵ができるようになります。

ホウネンエビに似ている生き物

エビのように見えるけどミジンコの仲間で、仰向けにゆらゆらと泳ぐ独特な存在であるホウネンエビには似ている生き物がいます。

ここでは3種類のホウネンエビに似た生き物を紹介します。

ブラインシュリンプ

ホウネンエビに似ているブラインシュリンプは、別名アルテミアとも呼ばれています。ブラインシュリンプは直訳すると「塩水エビ」になります。

ホウネンエビは淡水でしか生きることができませんが、ブラインシュリンプは海水でしか生きることができません。

塩分の高い水の中に生息していて、主な産地であるアメリカのソルトレイクシティの塩分は8〜28%ほどあり、海水の塩分は3%ほどなので、およそ3〜10倍ほどの塩分でも生息できるのです。

アルテミア

ホウネンエビに似ているアルテミアは、ブラインシュリンプとも呼ばれています。

ホウネンエビによく似ていますが、塩水湖に多く生息しており、1億年前から変化していないため、ホウネンエビと同じように生きた化石と呼ばれています。

ホウネンエビのように常にお腹を上に向けたまま泳ぐのではなく、お腹を上に向ける、縦横にも泳ぐなど自由に水中を移動することができるのです。

シーモンキー

ホウネンエビに似ているシーモンキーの正式名称はアルテミアで、ブラインシュリンプとも呼ばれています。ホウネンエビとよく似ていますが別の生き物です。

アルテミアを観賞用、愛玩用に品種改良したものがシーモンキーとなっています。シーモンキー・アルテミアの寿命は環境にもよりますが、ホウネンエビより長く2〜4ケ月程度です。

日本では昭和40年頃にブームになりました。現在もシーモンキーの飼育キットが販売されているようです。

ホウネンエビの飼育に必要なもの

手軽に飼育できるホウネンエビですが、環境を整えることでストレスを与えずに飼育してあげることができます。

どのようなものを揃えたら良いか詳しく紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
  • 水草
  • 飼育キット
  • 水槽
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初回公開日:2022年06月03日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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