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ショーベタは混泳できるか?ベタの種類・ショーベタの種類と値段

更新日:2024年08月09日

華やかで、人懐っこいの熱帯魚「ベタ」。中でもコンテスト向けに交配を重ねたショーベタは熱帯魚店でもひときわ目を引く存在です。そんなショーベタを飼ってみたい方に、ベタの品種やカラーバリエーション、飼い方、お店についてまとめました。

ショーベタは混泳できるか?ベタの種類・ショーベタの種類と値段
ベタは同種はもちろん、他種の熱帯魚とも混泳の相性が悪い魚です。

基本的には単独飼育をし、もし混泳を試す場合もすぐに避難させられるよう隔離用の水槽を用意しておきましょう。

混泳に成功してもベタはムラっ気のある魚ですので、環境の変化などで相性が悪くなることもあります。うまくいっているように見えても、注意深く観察するようにしましょう。

あえて混泳させるとすれば、底の方で生活するオトシンクルスやコリドラスなどの掃除魚の種類ですが、ベタは個体差が激しいため、安全に混泳させられると断言はできません。

ショーベタの飼育方法は?

繊細で難しい魚のように見えますが、ショーベタの飼い方は特別難しいものではありません。

他の熱帯魚と比べ注意が必要な点としては、大きなヒレが水の抵抗を受けやすいため、強い水流は苦手です。フィルターの流量は少なめに設定しましょう。

水槽を移す際に網ですくうことがありますが、その際にヒレを傷つけないよう注意が必要です。魚すくい網は柔らかいものを使用するようにしましょう。

また硬い葉を持つ水草によってヒレが裂けてしまうこともあります。水草レイアウトの際は葉の硬さに注意した方がよいでしょう。

ショーベタの飼育ポイント

  • エサやり
  • 水換え
  • フレアリング

エサやり

ベタは水面の餌を食べるため、浮上性の餌が適しています。そして食べるのに時間がかかるため、ふやけてしまうフレーク状よりも粒状のものを一粒ずつ与えるのが良いでしょう。

ベタは雑食性で餌付きもよく、比較的何でも食べますが、ベタ用に栄養バランスが整えられた専用の餌があります。ベタショップはもちろん、ホームセンターや通販でも簡単に購入できます。

量は1日2回、3粒程度が目安で、与えすぎは厳禁です。

熱帯魚は餌の消化に大量のエネルギーを使うため、餌の与えすぎは負担になります。また食べ残しは水質悪化の原因にもなります。

水換え

熱帯魚を飼育していると、糞などから生体に有害なアンモニアや亜硝酸塩が発生します。

水槽の環境が整っていればバクテリアの働きである程度分解されますが、完全に綺麗な状態で保つことは難しいです。そのため、定期的な水換えが必要です。

一週間に1度くらいの頻度で、3分の1程度の水を抜いて新しい水を入れます。新しく入れる水はカルキ抜きをし、水槽と同じ温度に調整することがポイントです。

水を注ぐときは強い水流がベタに当たらないように、ゆっくり注ぐよう気を付けましょう。

フレアリング

他の熱帯魚にない、ベタ特有の世話がフレアリングをさせることです。フレアリングとは、ベタが他のベタを見たときにヒレを大きく広げて威嚇する行動のことをいいます。

ベタのヒレはたたんだままでいると癒着して広がらなくなってしまうため、定期的に広げさせる必要があります。

方法は簡単で、水槽の壁に鏡をくっつけて見せると、鏡に映った姿を他のベタだと思いフレアリングをします。1日1度、10分程度フレアリングをさせるようにしましょう。

体を震わせながら大きくヒレを広げる姿はまさに壮観で、ベタ飼育の楽しみの一つでもあります。

ベタの種類

コンテスト用に改良されたショーベタだけでなく、一般的に流通しているベタももちろん魅力的です。

生命力、繁殖力が高いため、熱帯魚飼育が初めてでも問題ありません。

またショーベタよりも安価で、ベタ専門店以外でもペットショップやホームセンターでも見かけることができます。

ヒレはショーベタほど大きくありませんが、他の熱帯魚とは一線を画す華やかさです。

ベタの種類

  • トラディショナルベタ
  • プラカット(プラガット)
  • ワイルドベタ(ベタ・スプレンデンス)

トラディショナルベタ

ベタとして最も流通量が多く安価に購入できる品種で、一般的にベタというとこの品種を指します。「トラベタ」「並ベタ」とも呼ばれます。

「並」といえど侮れません。カラーバリエーションが非常に豊富で、単色の発色が優れています。

特にホワイトベタはトラディショナルでもがあり、ウェディングドレスを思わせる繊細な華やかさがあります。純白の個体は希少性が高く、スーパーホワイトとも呼ばれます。

近年では垂れさがる様子がベールのようであることから、ベールテール、ダウンテールと呼ばれることもあります。

プラカット(プラガット)

オスでも尾びれの短いベタです。

もとはは闘魚用により強い個体を目指して改良された種類のため、他種よりもヒレが短く、また体つきもがっちりしています。

戦うために品種改良を重ねただけあって俊敏さやジャンプ力も強く、飛び出し事故が多くなります。飼育の際は蓋をしっかりするようにしましょう。

またジャイアントプラカットという品種も派生しており、成魚でも5~6㎝が標準のベタに対し、10㎝以上にも成長する大型種です。

優美さよりも野性味のある美しさをもった品種です。
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初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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