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ショーベタは混泳できるか?ベタの種類・ショーベタの種類と値段

更新日:2024年08月09日

華やかで、人懐っこいの熱帯魚「ベタ」。中でもコンテスト向けに交配を重ねたショーベタは熱帯魚店でもひときわ目を引く存在です。そんなショーベタを飼ってみたい方に、ベタの品種やカラーバリエーション、飼い方、お店についてまとめました。

ショーベタは混泳できるか?ベタの種類・ショーベタの種類と値段

ワイルドベタ(ベタ・スプレンデンス)

東南アジアに広く生息するベタの原種ですが、ワイルドベタの中でも種類が分かれています。シンプレクス、アルビマルギナータ、スマラグティナなど50種類以上もおり、色、形など多岐にわたります。

品種改良された姿と比べると地味でヒレも小さいですが、適切な環境で飼うことで本来の美しさを引き出すことができます。

特にギターという品種はワイルドベタの中でも鮮やかな発色を見せます。

また品種改良されたベタよりも気性が荒くなく、品種によっては他種の熱帯魚との混泳も可能です。

ショーベタの種類

コンテスト用に育てられたショーベタはヒレの形も多岐にわたり、色についても豊富で日々新しい品種が誕生しています。

ボディとヒレが2色に分かれていたり、3色以上が入り混るなど、色の出方はさまざまです。

また金属のような光沢をもつものを「メタリカ」といい、さらに独特の色合いのものはドラゴン、サムライ、ギャラクシー、エイリアンなどユニークな名前が付けられています。

ショーベタの種類

  • スーパーデルタテール
  • ハーフムーンテール
  • クラウンテール
  • ダブルテール

スーパーデルタテール

トラディショナルよりもヒレが大きくなるように改良された品種で、尾びれの開きが120~180度のものを指します。

ショーベタレベルでもハーフムーンより安価に買えるため、一般の飼育者層にもがあります。

ベタの尾びれは、軟条の分岐数が多いほど大きく開くようになります。トラディショナルは1回、スーパーデルタは2回、180度以上に開くものでは4回以上の分岐が見られます。

しかし分岐数が少なくとも、毎日のフレアリング次第でより大きく開かせられるようになります。つまり、スーパーデルタでもハーフムーン以上の大きさのヒレを持たせることも可能です。

ハーフムーンテール

尾びれが180度展開するショーベタです。流通量が多いため入手が簡単で、かつ十分に美しいことから交配も盛んにおこなわれ、コンテストでのスタンダードになっています。

またハーフムーンから派生した品種で、ローズテール、フェザーテールなんていうのもいます。こちらは尾膜がより広く広がるように改良された品種で、スカートのフリルのような豪奢さがあります。

また胸びれが大きくなるよう改良された、ダンボという品種もいます。

クラウンテール

軟条が突出しぎざぎざの王冠のように見えるショーベタです。

とがった印象を与える品種ですが、泳いでいるときのヒレの動きはとても繊細です。一方でフレアリング時は瞬時に広がり、ダイナミックな動きを見せます。

さらにクラウンテールの派生品種で、軟条がY字に分かれ重なりあっているものをクロステールと呼びます。

特に黒のクロステールは高い希少性とミステリアスな美しさからブラックデビルという別名まで付きました。

ダブルテール

尾びれが2つに割れているショーベタです。

厳密には上のヒレはもともと背びれで、下のものが本来の尾びれです。そのため、他種よりも背ビレも大きくなる傾向にあります。

2つの尾びれそれぞれが大きく広がるものでは、背びれ、腹びれと重なり合い見事な正円を描くため、フルムーンと呼ばれます。

開きが小さいものでも、ハート形のように見えて愛らしい形をしています。

タフで比較的ヒレも裂けにくいため、トラディショナルに次いで飼いやすい品種ともいえます。

ショーベタの値段

ショーベタの値段は同じ品種の中でも、色の入り方や尾びれの開き具合などで大きく差があります。

「ショーベタは高いから」としり込みする必要はありません。案外、ひとめぼれしてしまうような子が手ごろな価格で近くにいることもあります。

ショーベタの価格帯についてまとめましたので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
種類値段
トラディショナル800~10,000円
スーパーデルタテール1,000~8,000円
ダブルテール1,500~10,000円
ハーフムーンテール2,000~15,000円
クラウンテール2,000~20,000円
ダンボ3,000~20,000円
ジャイアント5,000~25,000円

気性が荒いショーベタは基本的に単独飼育しよう

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初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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