Search

検索したいワードを入力してください

ディスカスを飼育するのは難しい?理由や好む飼育環境についても紹介

更新日:2024年08月13日

ディスカスを飼育する時、飼育環境や個体の選び方に悩むことがあるでしょう。本記事では、ディスカスの飼育環境や選び方など、ポイントを押さえて紹介していきます。ディスカスの飼育について疑問や不安がある方は是非チェックしてみて下さい。

ディスカスを飼育するのは難しい?理由や好む飼育環境についても紹介
ディスカスは一般的な熱帯魚とは違った環境で育てます。熱帯魚の飼育に慣れていないと難しいと感じますが、実際はどうなのでしょうか。初めて飼育する人はpH値や温度設定が難しいと感じるでしょう。

ここでは、ディスカスに最適な温度と水質について解説します。温度や水質は熱帯魚にとってとても重要です。間違った飼い方をすると死んでしまうこともあるでしょう。

飼育の難しいディスカスにとってベストな飼育環境を作ることで、健康的に育てることができます。ディスカスをはじめて飼育する人は覚えておきたいですね。早速、ディスカスが好む環境をチェックしてみましょう。

温度

ディスカスに最適な水温は27~32度前後です。一般的な熱帯魚と比べると高温の部類に入ります。気温が低くなる季節はヒーターを使用して温度を保ちましょう。水温が低くなると、食欲がなくなり成長不良になります。

ヒーターは、34度まで温度設定できる商品を選ぶと最適です。また、ディスカスにとって最適な温度は28.8度と言われており、成長がよくなります。最適な温度設定にして大きく成長させましょう。

この温度は、体内寄生を駆除する時の温度と同じです。飼育しているとディスカスも体調を崩すことがあります。覚えておくと役立つでしょう。

水質

ディスカスの水質は、弱酸性から中性の軟水で飼育します。日本の水道水は中性くらいの軟水が多く、品種改良をしたディスカスなら、水質の適応能力が高く水道水のカルキ除去をした水でも飼育することができます。

ディスカスは水質調整が難しいイメージがありますが、改良されたディスカスなら比較的簡単に水質を合わせられるでしょう。

水道水のカルキを抜いて使う時は、住んでいる地域の水質測定を行い、ディスカスに向いているか判断してから使いましょう。購入前にpHが弱アルカリ性ではないかチェックしておくと良いです。水質を整えることで健康的に成長できます。

ディスカスの選び方

ディスカスを購入する時は、どんな色や品種にするか悩みますが、まずは健康なディスカスを選びます。熱帯魚ショップでディスカスを購入すると成長不良や健康状態の悪い個体が多いでしょう。

成長不良のディスカスを選んでしまうと、飼育環境が整っていても上手く育つことができず、半年くらいをかけて死んでしまうでしょう。

少し難しいですが、成長不良のディスカスはある程度見た目でわかります。身体に対して目が大きいと成長不良だと考えられます。きちんと成長しているディスカスと比べるとわかりやすいです。ただ、健康的に成長したディスカスを見つけるのは難しいです。

水槽レイアウトを決めるときの注意点

飼育の難しいディスカスは水槽の底床材は敷かず、ペアタンクで飼育します。ディスカスを飼育していると水の汚れが気になります。こまめな清掃を行う必要があるため、複雑なレイアウトは避けた方が良いです。

しかし、見栄えの問題も考えて底床材をどうしても入れたい時もあります。その場合、底が隠れるくらい薄めに敷いて掃除をしやすくします。

流木や石など大きめの装飾を入れておけば、取り出しやすく掃除も簡単です。水草を入れる場合は、流木などに活着させたものを利用しましょう。

ただし、流木やアクセサリーを置く場合は、水分量が少なくなるケースがあります。入れすぎには注意しましょう。

ポイントを押さえてディスカスの飼育を検討しよう

ディスカスの飼育について詳しく知ることができました。飼育の難しいディスカスは初心者向けの熱帯魚ではないと言われているように、水質管理や温度調節が一般的な熱帯魚と違いました。今まで難しいと感じていた点も解消されたのではないでしょうか。

飼育の難しいディスカスは、いくつかのポイントを押さえることで、上手に飼育することができます。汚れやすい水もフィルターやレイアウトで工夫することができます。ショップで健康的なディスカスを探してみたくなりますね。

これから飼育の難しいディスカスにチャレンジしたいと考えている人は、この記事を参考にして環境を整えてあげましょう。

初回公開日:2022年08月09日

記載されている内容は2022年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related