ハムスターにみかんを与えても大丈夫なの？正しい与え方と注意点を知ろう！

みかんを与える頻度は月に2回程度にしましょう。みかんの糖分は高く、そのおいしさに喜んで食べるハムスターもいますが、頻繁に与えてしまうと主食を食べなくなってしまったり、肥満の原因になったりします。

ハムスターは1度太ってしまうと痩せにくい動物なので、ダイエットさせるのはとても大変、肥満にならないようにみかんの与えすぎには注意しましょう。

ハムスターにみかんを与えるときは、手渡しで与えることをおすすめします。みかんは生もので水分が多いことから傷みやすく、ゲージの中に食べ残しのみかんがないように注意が必要です。

食べ終わるまで見守るようにして、食べ切れなかった分は捨てるようにしましょう。そうすることで、傷んだみかんを食べて下痢をしたり、体調を崩したりすることを防げます。

みかんは酸味の少ない甘いものを選んで与えましょう。酸味が強いと刺激が強くあまり食べないことがあります。甘いほうが良く食べてくれることが多くハムスターによって好みが違うので、いろんな種類を試してお気に入りのみかんを探してあげるのもいいでしょう。

みかんは常温にして与えましょう。冷凍みかんや冷たいみかんは体温調整が難しいハムスターの体に負担を与えることになり、下痢になることがあります。

みかんを常温にしてから与えるようにしましょう。

みかんなどのおやつを与えることでハムスターと仲良くなれます。匂いに敏感なハムスターに、手渡しでみかんを与えることで飼い主の匂いを覚えてもらえるでしょう。

このことで、飼い主が近くにくると美味しいものがもらえると思い、ハムスターも近寄ってきてくれるようになり、仲良くなるきっかけを作れます。

家具の隙間に隠れてしまったときにも、みかんを手に乗せておびき寄せることで、救出できるでしょう。洗濯機の裏や冷蔵庫の隙間など家電製品の配線をかじってハムスターが感電したり、火事になったりすることもあるので、ゲージから脱走したときにすぐ保護できるように、みかんを使って準備しておくこともおすすめです。

この他にも、食欲がなく水分が取れない状況になったとき、みかんなら食べられることがあるので、日ごろからみかんを与えることで餌のバリエーションを増やしておくとよいでしょう。

正しく与えればハムスターにみかんを食べさせても大丈夫です。みかんの量は1～2グラムの5ミリ角程度にして、外側の皮が実に付かないように注意しながら取り除き、月に2回程度の適量をしっかり守ることが大切でしょう。

ハムスターと仲良くなれたり、緊急事態にそなえてみかんを与えることで餌の種類を増やしてあげたり、メリットがたくさんあるみかんをおやつとして与えることをおすすめします。