うさぎが喜ぶ撫で方を徹底解説!なでなでを好きにさせる方法
更新日:2024年10月08日
さてここからは「うさぎが触られて喜ぶ場所と撫で方」と題して、うさぎが撫でられて気持ちがいい場所をご紹介していきます。
この場合でも特に撫で方・撫でる方向などが重要で、「毛並みに沿って撫でること」や「撫で方にバリエーションを付けて優しく撫でてやること」などがコツ・ポイントになります。この点は他の動物の場合でも同じなので、ぜひこの機会に覚えておきましょう。
この場合でも特に撫で方・撫でる方向などが重要で、「毛並みに沿って撫でること」や「撫で方にバリエーションを付けて優しく撫でてやること」などがコツ・ポイントになります。この点は他の動物の場合でも同じなので、ぜひこの機会に覚えておきましょう。
体の部位 | 基本的な撫で方 |
---|---|
おでこ | 手の平で撫で、撫でる向きをゆっくり変えてやる |
ほっぺた | 軽くマッサージする感じでやさしく撫でる |
背中 | 手のひら全体を前から後ろにスライドさせて撫でるのが基本。もし嫌がればすぐにやめること。 |
おでこ
頭やおでこというのはうさぎにとって、撫でられて気持ちが良いポイントになります。他の動物の場合と同じで、うさぎが家に来て間もない時には、おでこを撫でることから始めると良いでしょう。
慣れてくると両手で撫でまわしてもOKですが、最初は片手で撫でるようにし、自分の手の平で、うさぎのおでこを優しく温めるような感覚で撫でてやると良いでしょう。また手の甲・手の平を使い分けて撫でてみましょう。
慣れてくると両手で撫でまわしてもOKですが、最初は片手で撫でるようにし、自分の手の平で、うさぎのおでこを優しく温めるような感覚で撫でてやると良いでしょう。また手の甲・手の平を使い分けて撫でてみましょう。
ほっぺた
ほっぺたを含む顔の周りを撫でさせてくれる場合は、そのうさぎが飼い主に対して非常に心を許している証拠になります。この場合も軽くやさしく撫でてやるのがポイントで、あまり逆撫で(毛並みに逆らう撫で方)をしないことが注意点になります。
うさぎの撫で方の基本になりますが、逆撫でしてしまうとそれだけで(うさぎからの)信頼関係を徐々に損なってしまう結果にもなるため、その点はすべての部位を撫でる際に重要です。
うさぎの撫で方の基本になりますが、逆撫でしてしまうとそれだけで(うさぎからの)信頼関係を徐々に損なってしまう結果にもなるため、その点はすべての部位を撫でる際に重要です。
背中
背中を撫でる場合は「体全体を前から後ろにスライドさせる撫で方」が基本になります。つまり、毛並みをほぐしてやる撫で方が大切で、この場合もうさぎをリラックスさせることを念頭に置いた撫で方になるでしょう。
お尻まで撫でると嫌がるサインを出すうさぎも多いので、なるべくは背中だけにしましょう。
お尻まで撫でると嫌がるサインを出すうさぎも多いので、なるべくは背中だけにしましょう。
背中の感触で健康状態がわかる
うさぎの老齢チェックとしても知られていますが、歳を取って体の機能が弱ってくると、背中を撫でる場合に「老化によるサイン」が顕著にわかることが多いです。特に5歳から6歳辺りになると、この兆候が見られやすくなるでしょう。
うさぎの背中には多くの神経が走っているため、その背中を撫でることで体中の機能がこそばされる感覚を与えることになります。この際にまったく無反応であれば要チェックです。
うさぎの背中には多くの神経が走っているため、その背中を撫でることで体中の機能がこそばされる感覚を与えることになります。この際にまったく無反応であれば要チェックです。
うさぎが触られると嫌な場所
うさぎは猫や犬と同じように、どうしても「触れられたくない場所」「撫でられたくない箇所」というものがあります。そこを無理に撫でたりつかんでしまったりすると、その時点で信頼関係が大きく損なわれてしまう場合もあるので注意しましょう。
もし何らかの失敗でうさぎを怒らせてしまった場合、無理に対処しようとせず、しばらくはそっとしといてあげることが先決です。うさぎのほうから寄ってくるのを待ちましょう。
もし何らかの失敗でうさぎを怒らせてしまった場合、無理に対処しようとせず、しばらくはそっとしといてあげることが先決です。うさぎのほうから寄ってくるのを待ちましょう。
うさぎが触られると嫌な場所 | 怒った時の対処法 |
---|---|
耳とあご | すぐに手を離し、もう一度うさぎが近寄ってくれるまで待つ。 |
手足 | 手足は動作の中枢なので嫌がる。怒った場合は機嫌が直るまで待つこと。 |
お腹 | お腹も弱点になるため。もし怒った場合はご飯を食べさせたりし、機嫌が直った頃合いを見計らって撫でてやる。 |
おしりと尻尾 | おしりと尻尾は基本的に撫でるのはNGです。それで怒った場合はしばらく離れ、新たな気分でかまってやりましょう。 |
耳とあご
よく「うさぎの耳をつかんで持つ」という光景が見られますが、あれができるのは基本的に子供のうさぎだけです。だんだん大人に成長していくにつれて体重も増えてきますし、そうして持たれてしまうと確実に痛いので嫌がります。
あごにしても強く撫でたりくすぐったりするのではなく、やさしく毛並みに沿って撫でてやるのがベターです。ですが、あごも撫でられたくない場所なのでその点は注意です。
あごにしても強く撫でたりくすぐったりするのではなく、やさしく毛並みに沿って撫でてやるのがベターです。ですが、あごも撫でられたくない場所なのでその点は注意です。
手足
動物にとって手足を持たれるというのは、急所を握られるのとほぼ同じ感覚になってしまいます。つまり、動作がすぐに取れない状態にされてしまうため、何かあった時にはその状態のせいで身を危険にさらしてしまうことにもなり兼ねません。
うさぎの撫で方の注意点にもよく書かれてあることですが、耳やあご・手足というのは、うさぎの体の中で「撫でてはいけない場所」となるので、その点には十分留意しておきましょう。
うさぎの撫で方の注意点にもよく書かれてあることですが、耳やあご・手足というのは、うさぎの体の中で「撫でてはいけない場所」となるので、その点には十分留意しておきましょう。
お腹
お腹も先述の「手足」の場合と同じく、うさぎにとっては大きな弱点に他なりません。動物というのは基本的に服従の姿勢を取る時に「お腹を敵に見せる」という行動を取りますが、あれは絶体絶命のピンチに立たされた時のみにする苦肉の策の状態になります。
そのため、日常生活においてそのような行動・状態を取らされるのはかなり嫌うところであり、自分の弱点を見せることはたとえ飼い主でも、場合によってひどく嫌がります。
そのため、日常生活においてそのような行動・状態を取らされるのはかなり嫌うところであり、自分の弱点を見せることはたとえ飼い主でも、場合によってひどく嫌がります。
初回公開日:2019年08月03日
記載されている内容は2019年08月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。