カラスの雛の販売方法・保護・飼育・里親・餌｜大きさ/色

カラスの雛にとっては、ドックフードは、最大の総合栄養食品です。ドックフードに、九官鳥の餌を混ぜ、45℃くらいの湯を入れて、数分待ちます。ふやけてきたら、指先でつまみ頭の上に持っていくと、自分で口を開いて食べます。雛のうちは、水は餌をふやかした程度の摂取で十分です。

もし、自力で餌を食べる元気がないようなら、病院へ連れて行くという選択も必要になります。雑食なイメージの強いカラスですが、チョコレートやアボカドは与えるとショック死する危険があるので、与えてはいけません。

鳥獣保護管理法において、11月15日から翌年2月15日までは、理由にかかわらず、狩猟してもよい扱いになっているカラスですが、産卵、子育てしている時期は、狩猟することは法律で禁止されています。

一度の産卵で二個から四個の卵を産むカラスですが、成鳥になるのは、だいたい一匹程度だと言われます。落ちた雛が怪我をしたりしていると、親カラスはすぐに見捨てます。ですので、六月頃になると、時折道ばたに雛が落ちていることもあります。

後は、外国産のカラスをペット業者で見つけるか、里親探しのサイトで探すかという選択肢になります。

カラスの雛の鳴き声ですが、意外とご存じではないのでしょうか。日本には、ハシブトガラスとハシボソガラスの二種類が生息しています。

ハシブトガラスは、普段から聞き覚えがある「かーかー」という鳴き声、ハシボソガラスは「がーがー」という声に聞こえます。

「かーかー」と鳴くハシブトガラスの雛は「ほわほわ」という風に聞こえ、ハシボソカラスは「にゃーにゃー」という声に聞こえます。

カラスの巣の撤去は、巣の中が空だと、いつでも誰でも撤去してかまわないことになっています。

巣の中に雛がいたり卵があった場合は、鳥獣保護管理法という法律に触れるので、触ってはいけません。お住いの地域の役所に相談するか、専門の駆除業者を頼むのが正解です。

カラスは頭がよく、縄張り意識も強いので、自分の縄張りの範囲内にある燕の巣は把握しています。カラスは、基本的に雑食ですが、鮮度の良い肉や卵などが好物です。理由は栄養価が高く、美味なためです。

カラスは燕の子育ての進行具合も、きちんと把握しており、燕の雛が食べごろになった頃を見計らって襲撃します。巣に降りて、羽ばたきをしながらジャンプし、雛や卵を地面に叩き落として餌にします。カラスは、基礎代謝が高いため、食事をすることが大切だからです。

カラスは生まれて一か月位で、外見はほぼカラスになります。そこから、数日で子カラスは巣立ちます。

ですが巣立った後も、しばらくは親からの給餌に頼っています。その後、餌をとったり、飛行訓練を積み重ねていき、秋ごろには完全に親元を離れて暮らします。

生まれたての雛は、毛がなくて、目も開いていないので、体温維持が難しく、親鳥が抱いて温めています。
10日を過ぎると全身に羽が生えだし、自力で体温調整もできるようになります。雛の特徴としては、口の中が赤く、目が青く見えます。

成鳥になると、羽を広げると90cm程度になります。