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フルーツコウモリをペットにしよう|飼い方や値段なども紹介

更新日:2024年07月16日

みなさんはコウモリをペットにできることを知っていますか?フルーツコウモリはコウモリの中でも飼育が可能な種になります。この記事ではフルーツコウモリの体長や寿命などの基礎知識から飼育方法まで詳しく解説しています。コウモリをペットにしたい方は是非一読ください。

フルーツコウモリをペットにしよう|飼い方や値段なども紹介

飼育することによるデメリット

フルーツコウモリを飼育するデメリットは、お金がかかることです。

広いケージを準備するのにもお金がかかりますし、フルーツコウモリ専用のフードは販売されていないので毎日新鮮な果物や野菜を準備する必要があります。

また、しつけはできないのでトイレも覚えません。汚れたら随時掃除しましょう。

フルーツコウモリの販売場所と値段

フルーツコウモリを取り扱っているペットショップは非常に少ないため、エキゾチックアニマル専門店など特殊な動物を取り扱っている店舗をメインに探しましょう。

先述した通り、コウモリは海外からの輸入が禁じられているため、国内で繁殖した個体のみ販売されています。

流通量の少ない動物のためお値段は高めで、販売価格は5万円~10万円ほどになります。

フルーツコウモリの飼い方

フルーツコウモリの基礎知識と販売価格の次は、いよいよ飼育に関しての解説になります。

ここでは、フルーツコウモリを飼育するのに必要なアイテム、かかりやすい病気やケガなどについて紹介します。

飼育に必要なもの

フルーツコウモリを飼育するために必要なものは、ケージとヒーター、食器になります。

ケージは十分な広さと高さがあるものを選びましょう。飛行する生き物ですので、ストレスにならないようケージ内でも運動できるようなものを用意してください。

熱帯地方に生息する生き物のため、寒さには弱いです。寒い時期は暖房器具が必要になるため、ヒーターなど暖める器具を準備しましょう。

あとは飲水用、食事用の容器を備え付ければ飼育が可能です。
  • ケージ
  • ヒーター
  • 水入れ
  • 食器

かかりやすい病気

フルーツコウモリのかかりやすい病気は、尿路結石や肝疾患です。

これらの病気は、動物性たんぱく質や脂肪のとりすぎにより起こります。栄養の偏りが病気を招いてしまうのです。

フルーツコウモリは専用のペットフードが販売されていないため、飼い主が栄養バランスを考えて与える必要があります。好きな物だけ、手に入りやすいものだけ与えるのではなく、フルーツコウモリの健康を考え、バランスのいい食事をさせましょう。

注意すべきケガは?

ケージで飼育していると、金網の隙間に挟まって爪を引っかけて脱臼したり、翼の骨を折ったりします。

コウモリは診療してくれる動物病院も非常に少ないため、できるだけ病気やケガをしないように飼い主が注意を払ってあげる必要があります。

ペットとしてお迎えする前に、いざというとき診療してくれる動物病院は見つけておきましょう。

餌について

フルーツコウモリの餌はその名前の通り、果物を主食にしています。

リンゴやバナナなどの甘みの強い果物を好み、酸味が強いものはあまり食べません。果物の種類を固定せず、いろいろな種類を与えてください。

1日2回、朝と夕方に食べさせます。体の大きさの割に食べる量が多いので、月々の食費はそこそこかかることを覚悟しましょう。

栄養バランスが崩れないように栄養補助剤も適宜与える必要があります。

ゲージから出して遊べる?

ケージから出して遊ばせることは可能ですが、鳥のように自由に飛べるため野外に離すのはやめましょう。

運動量が多いため、1日に1度はケージから出して広い場所で遊ばせてあげましょう。

室内で遊ぶときは、フルーツコウモリが家具にぶつかったり小さな物を誤飲しないように、部屋の中を整頓してください。飛びながら糞をするので、汚されたくない精密機器などはしまっておくと安心です。

飼育しているフルーツコウモリを繁殖させる方法

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初回公開日:2022年08月03日

記載されている内容は2022年08月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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