トンビとカラスの関係とは？仲が悪いといわれる理由や関連する昔話も解説

『トンビの染物屋』という、トンビとカラスにまつわる昔話があります。

トンビが営む染物屋は大繁盛で、当時白い羽だったカラスも行列に並びました。トンビは最後の客であるカラスを染める時には疲れ果て、うっかり紺色の染め壺をひっくり返してカラスは真っ黒に染まってしまいます。

怒ったカラスはそれ以来、トンビを追いかけるようになったといわれているのです。

トンビとカラスの生態や関係性、仲が悪いといわれている理由や昔話について紹介しました。

どちらも人間の近くに生息してエサや縄張り争いをしていますが、昔の人もその関係性に思いをはせ、親しまれていたということが童話のエピソードからもうかがえます。

トンビとカラスを見かけたら、じゃれあってコミュニケーションを取っているのだと見守ってあげましょう。