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ワシミミズクの種類は?特徴や価格・飼い方などを詳しく解説

更新日:2024年07月29日

ペットとしても人気の猛禽類に興味はおありでしょうか。この記事ではフクロウの一種であるワシミミズクについて、豊富な種類と個性的な特徴をご紹介します。ペットとして飼育したいと考えている人は、種類によって異なる特徴を参考にしてみて下さい。

ワシミミズクの種類は?特徴や価格・飼い方などを詳しく解説
「ワシミミズクを飼育するにはどのようなものが必要なの?」
「ワシミミズクは飼育するのに向いているのかな?」
「ワシミミズクにはどんな種類がいて、どのくらい長生きするの?」
このようにワシミミズクを飼育する際に発生する悩みによって、躊躇している方はいらっしゃいませんか?

この記事では、ワシミミズクの特徴をはじめ、種類や飼育方法などをご紹介します。

この記事を読むことで、ワシミミズクを飼育するイメージを考え、飼育する際は、どのようなことに注意をすることで、1日でも長く一緒に過ごすことができるのかが分かります。

ワシミミズクの飼育を考えている方は、ぜひ本記事をチェックし、ワシミミズクの育て方の参考にしてください。

ワシミミズクとは?

ワシミミズクは、鳥綱フクロウ目フクロウ科ワシミミズク属に分類される鳥類です。

ユーラシアンワシミミズクとも呼ばれ、極地圏と熱帯を除くユーラシア大陸の大部分に分布しており、日本にも生息している猛禽類です。

夜になると猛禽類の本領を発揮し、狩りを行います。翼の特殊な構造により、物音の響きやすい夜間でも音もなく羽ばたき、獲物目がけて襲いかかるのです。自分の体より大きな獲物を狩ることもあります。

ワシミミズクは視覚が非常に優れており、明暗を区別する目の感度が高いと言われているのです。そのため、夜の暗闇の中でもわずかな光を捉え、物を見ることができます。

ワシミミズクの特徴

ワシミミズクはフクロウの一種で、頭部に耳や触覚のような特徴的な羽が生えています。この部位は羽角(うかく)と呼ばれ、耳を覆っている羽毛です。種類によって羽角の大きさや形は異なります。

フクロウとミミズクの違いはこの羽角の有無で、生物学上では同じ種別です。

また、ワシミミズクは足の指先まで羽毛が生えています。狩りを行う際、音を立てずに飛ぶためや、捕らえた獲物から反撃されても大怪我をしないよう、足を保護していると考えられているのです。

魚食性の「ウオミミズク」など、足に羽毛がない種類のワシミミズクもいます。水中の魚を捕まえるため、足の羽毛が濡れるとかえって邪魔になってしまうからです。

ワシミミズクの寿命

ワシミミズクの平均寿命は約20~30年、大型の種類になると約30~50年も生きると言われています。

ペットとして一般的に親しまれている犬の平均寿命は約10~15年、猫は約12~18年であり、それらに比べるとワシミミズクの寿命はかなり長いことが分かります。

ワシミミズクを飼うときには、飼い主側の環境や将来のことも考え、きちんと寿命まで一緒にいられるか、経済的に飼えない状況にならないか、事前にしっかりと計画を立てることが必要です。

ワシミミズクの種類

ワシミミズクの種類は?特徴や価格・飼い方などを詳しく解説
ワシミミズクには多くの種類が存在します。

種類によって体の大きさ、色や模様、羽角の特徴、目や嘴の色など様々です。そんなワシミミズクたちの特徴を種類別にご紹介していきます。

シベリアワシミミズク

ワシミミズクの中ではかなり大型の種類です。白さが強い個体は「ハイホワイト」と呼ばれています。
価格約70~100万円
羽角の特徴大きい、ボサついていない
顔盤の色白色、顔の縁取りは目立たない
体の色や特徴白~灰色、太い黒色の縦縞と横縞あり。成長するにつれて白さが増していく個体もある
目の色金色~オレンジ色
嘴の色黒色

トルクメニアンワシミミズク

他の種類と比べると、体色がやや薄く白っぽいです。かなり大型の種類になります。
価格約35~40万円
羽角の特徴大きい、ボサついていない
顔盤の色黄色っぽく、顔の縁取りは目立たない
体の色や特徴黄茶色、黒色の縦縞と横縞あり。羽は黄色っぽい
目の色黄色~オレンジ色
嘴の色灰色
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初回公開日:2022年10月12日

記載されている内容は2022年10月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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