大人の猫は懐かない?成猫を飼うメリット・デメリットを徹底解説!
更新日:2024年06月12日
深夜も明け方もおかまいなしに暴れまわって、飼い主さんを睡眠不足にする子猫に比べて、大人の猫は、ある程度落ち着いています。
特に、これまでに人と暮らした経験がある大人の猫ならば、人間の生活サイクルになじんでいます。なので、夜は静かに眠ってくれる場合が多く、安心して一緒に過ごすことができるでしょう。
特に、これまでに人と暮らした経験がある大人の猫ならば、人間の生活サイクルになじんでいます。なので、夜は静かに眠ってくれる場合が多く、安心して一緒に過ごすことができるでしょう。
留守番させてもトラブルが起きにくい
一日の大半を眠ってすごす猫は、実はお留守番が得意です。
しかし子猫の場合は、定期的な食事の世話が必要です。また、ちょっとしたことで体調を崩しやすいので、長い時間、目を離すことはできません。いたずらが過ぎて、危ない目にあってしまうことも考えられます。
その点、大人の猫ならば、ごはんとお水さえきちんと与えておけば、トラブルなくお留守番ができます。
しかし子猫の場合は、定期的な食事の世話が必要です。また、ちょっとしたことで体調を崩しやすいので、長い時間、目を離すことはできません。いたずらが過ぎて、危ない目にあってしまうことも考えられます。
その点、大人の猫ならば、ごはんとお水さえきちんと与えておけば、トラブルなくお留守番ができます。
トイレや爪とぎの場所を子猫よりすぐ覚える
猫は、とてもきれい好きな生き物です。決まった場所で、砂の上に排泄する習性を持っています。一度トイレの場所を覚えれば、その場所以外での粗相は、ほとんどありません。
すでにトイレのしつけができている大人の猫の場合は、さらに安心です。
また爪とぎに関しても、大人の猫ならばどんな爪とぎを好むのかが分かりやすく、場所もすぐに覚えてくれるでしょう。
すでにトイレのしつけができている大人の猫の場合は、さらに安心です。
また爪とぎに関しても、大人の猫ならばどんな爪とぎを好むのかが分かりやすく、場所もすぐに覚えてくれるでしょう。
大人の猫を飼うメリット・デメリット
メリット |
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性格がわかっている |
子猫にくらべて落ち着いている |
子猫にくらべて体調が安定している |
トイレや爪とぎのしつけが簡単 |
世話をする手間がかからない |
デメリット |
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慣れるまでは脱走に注意が必要 |
去勢・避妊手術の効果が十分に期待できない可能性がある |
慣れるまでに時間がかかる |
大人の猫を飼うには、メリットとデメリットがあります。
このほかにも、高齢の猫と暮らす場合は、健康面の不安が大きくなります。病院にかかることが増え、介護が必要になることもあるでしょう。高齢猫との暮らしでは、医療費の準備や介護への備えがとても重要です。
このほかにも、高齢の猫と暮らす場合は、健康面の不安が大きくなります。病院にかかることが増え、介護が必要になることもあるでしょう。高齢猫との暮らしでは、医療費の準備や介護への備えがとても重要です。
大人の猫を飼う注意点
落ちついていて飼いやすい大人の猫ですが、一緒に暮らすためには、注意が必要なこともあります。
「こんなはずではなかった」ということにならないために、前もって理解しておきたい3つの点を見ておきましょう。
「こんなはずではなかった」ということにならないために、前もって理解しておきたい3つの点を見ておきましょう。
大人の猫を飼う注意点1:脱走しないように注意
これまで外で暮らしていた、もしくは家の中と外を自由に行き来していた大人の猫は、家の中に完全に閉じ込められると、強いストレスを感じる場合があります。
ちょっとした隙間から逃げ出してしまう可能性も考えられますから、新しい飼い主さん、新しい住まいに慣れるまでは、しっかりと脱走の対策をしておきましょう。
ちょっとした隙間から逃げ出してしまう可能性も考えられますから、新しい飼い主さん、新しい住まいに慣れるまでは、しっかりと脱走の対策をしておきましょう。
大人の猫を飼う注意点2:環境に慣れるまで焦らない
大人の猫は、新しい環境に慣れるのに少し時間がかかります。これまでとはまったくちがう環境で暮らし始めるのですから、初めのうちはぎこちなくても、焦らず気長に接してみてください。
大人の猫を飼う注意点3:去勢・避妊手術はうまくいかないことも
猫の去勢・避妊手術は、本来は、最初の発情期を迎える前にするのがよいとされています。この時期に去勢・避妊手術をすることで、生殖器に関係する病気への予防効果がもっとも期待できるからです。
しかし、野良猫だった場合や、飼われてはいたけれど、これまで去勢・避妊をしていなかったという場合、大人になってからの手術では、病気の予防効果を大きくは期待できない可能性があります。
また一度でも発情期を迎えた猫は、その後去勢・避妊手術をしても、発情期に起こる「マーキング」や「大きな声で鳴く」などの問題行動を完全には止められないケースもあります。
しかし、野良猫だった場合や、飼われてはいたけれど、これまで去勢・避妊をしていなかったという場合、大人になってからの手術では、病気の予防効果を大きくは期待できない可能性があります。
また一度でも発情期を迎えた猫は、その後去勢・避妊手術をしても、発情期に起こる「マーキング」や「大きな声で鳴く」などの問題行動を完全には止められないケースもあります。
大人の猫を飼うには?色んな方法で成猫を迎え入れることができる!
初回公開日:2019年08月16日
記載されている内容は2019年08月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。