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大人の猫は懐かない?成猫を飼うメリット・デメリットを徹底解説!

更新日:2023年12月26日

「猫を飼うなら、ふわふわとかわいい子猫を飼いたい」と思う方は多いでしょう。しかし、大人の猫ならではの良さもあります。ここでは、大人の猫を飼うメリット・デメリットを考えてみます。大人の猫の魅力を知って、ぜひ新しい猫との暮らしの参考にしてください。

大人の猫は懐かない?成猫を飼うメリット・デメリットを徹底解説!

大人の猫「成猫」とは?

十分に成長した大人の猫を「成猫(せいびょう)」と呼びます。

「子猫」ということばをよく耳にするのに対して、大人の猫をわざわざ「成猫」と呼ぶことは少なく、あまり耳慣れないことばです。

さらに歳をとると「高齢猫」「超高齢猫」「老猫」などと呼ばれることもあります。

何歳から「成猫」なの?

猫の年齢人間にすると?成長段階
生後1ヶ月1歳子猫
生後6ヶ月9歳子猫
1〜6歳17〜40歳成猫
7〜16歳44〜80歳高齢猫
17歳〜84歳〜超高齢猫
猫の寿命は10〜16年と言われています。最近では、20年以上生きるご長寿猫も見かけるようになりました。

人間とくらべて猫の時間の流れは早く、あっという間に大人になります。子猫の時期はとても短く、生後1年で成猫とされます。このころには、からだの大きさがほぼ決まり、すでに繁殖も可能です。

大人の猫の特徴3つ

生後1年を過ぎた大人の猫は、子猫とは大きく違ってきます。どっしりと落ち着くには、まだまだ時間がかかりますが、それぞれの持ち味が、はっきりと出てくる時期です。

大人の猫には、どんな特徴があるのでしょう。3つの主な特徴を見ていきましょう。

大人の猫の特徴1:性格がわかっている

猫にもさまざまな性格があります。育ってきた環境にもよりますが、それぞれの猫の性格は1〜2歳で完成されます。そのため、子猫の時期にはまだ性格がはっきりしません。

さわられるのが苦手な性質の猫と、抱っこしてかわいがりたい飼い主さんとでは、お互い楽しく暮らせないでしょう。また、甘えん坊で寂しがりやの猫に、長時間のお留守番をさせるのはかわいそうです。

すでに性格がわかっている大人の猫ならば、お互いの生活スタイルを想像しやすくなります。

大人の猫の特徴2:子猫より落ち着いている

子猫はとてもやんちゃです。動くものすべてに反応し、時間を気にせず走りまわります。また、好奇心が旺盛すぎて危ない行動をするため、目が離せません。深夜であってもおかまいなしですから、飼い主さんは不眠に悩まされることになってしまいます。

子猫の小さいからだなので、走りまわる足音はそう大きくありませんが、それでも深夜であれば気になります。モノをひっくり返すことも多いので、ご近所の迷惑になる場合もあるでしょう。

飼い主さんを疲弊させるほどのやんちゃぶりは、1歳を過ぎればかなり落ち着きます。どんなことが危険かも理解できるようになり、安定してすごせるようになっていきます。

大人の猫の特徴3:子猫より免疫力がある

子猫は体力がないため、ちょっとした下痢や嘔吐でも、すぐに衰弱して命の危険につながります。そのため、毎日気をつけて体調を観察し、なにか変化があれば、すぐに対処しなければなりません。

大人の猫になると、免疫力や抵抗力が増し、体調が安定します。はっきり見て取れるほど丈夫になるので、飼い主さんも安心して過ごすことができます。

大人の猫を飼うのは子猫より難しいのか?

「子猫の時期から世話をしないと懐いてくれない」「大人の猫は気難しそう」と思われる方は多いでしょう。大人の猫を飼うことは、子猫を飼うよりも本当に難しいのでしょうか?

実は、猫の飼育でいちばん手間がかかる難しい時期は、子猫の時期です。大暴れ、いたずら、排泄のしつけ、体調の不安定さなど、場合によっては、飼い主さんは子猫にかかりきりの暮らしなってしまいます。

大人の猫ならば、すでにそんな時期は越えていますから、大人の猫の方が子猫よりも飼いやすいと言われます。飼いやすいとされる理由について、少し詳しく見ていきましょう。

子猫より落ち着いているので安心して飼える

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初回公開日:2019年08月16日

記載されている内容は2019年08月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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