【性別別】三毛猫の性格の特徴・性格別の飼い方

三毛猫は、とても気分屋で気まぐれな性格です。さっきまでゴロゴロのどを鳴らして機嫌がよかったのに、突然怒り出したりすることがあります。

三毛猫は、自分が甘えたいときだけ、自分から飼い主によっていきます。そして自分が満足すると、飼い主からプイッと離れていってしまいます。また、三毛猫にとって気に入らないことや嫌なことがあると、飼い主に対しても全身で抗議をする場合があります。

このように、三毛猫はプライドが高く、女王様やお姫様のような性格をした、気分屋で気まぐれな性格の猫であることが多いので、きつい性格といわれてしまうこともあります。しかし、三毛猫のその「いかにも猫らしい性格」に、多くの猫好きが魅了されてしまいます。

三毛猫はとても賢い猫です。それゆえに、三毛猫の性格として、プライドの高さが挙げられます。プライドの高い三毛猫をしつけるときは、怒鳴ったり大声で威嚇したりするのは逆効果です。三毛猫をしつけるときは、上から押さえつけすぎないように注意をする必要があります。

また、三毛猫は賢い猫で、教えたことをすぐに覚えてくれるので、無理なしつけをするのは避けましょう。信頼関係が上手く築けなければ、三毛猫をコントロールすることが難しくなるので、しつけには慎重さが必要です。

三毛猫は体が丈夫といわれています。日本生まれなので、日本の気候にも適応しやすく、初めて猫を飼う人にも猫です。

運動能力が高く、散歩などの運動が好きな猫です。室内飼いの場合、狭いスペースで充分に運動ができないとストレスの原因になるので、キャットタワーを用意する、猫だけで遊べるようなおもちゃを用意しておくなど、三毛猫がしっかりと運動をすることができる環境を整えてあげるようにしましょう。

三毛猫に毎日同じキャットフードをあげていると、飽きて食べなくなることがあります。ときどきキャットフードの種類を変えてみたり、たまには缶詰をあげたりして、食事のバリエーションを増やしてあげましょう。また、三毛猫はきれい好きなので、清潔な食器でなければ食事をしないことがあります。いつも清潔な食器で食事をあげるように気をつけましょう。

三毛猫は、基本的に体が丈夫で、病気になりにくい猫です。ただし、膀胱炎などの「尿の異常」には注意が必要です。普段から、トイレに行く回数をチェックしておくことが望ましいでしょう。いつもよりトイレに行く回数が多いように思ったら、早めに病院へ連れて行ってあげましょう。

三毛猫は少し気難しい面もありますが、基本的には人懐こい性格の猫です。ひとたび心を許すと、人間にも、犬などの他の動物にも、愛情豊かに接してくれます。周りに対して簡単には心を許さない性格の三毛猫だからこそ、懐いてくれたときの嬉しさを強く感じられます。

三毛猫を飼う場合のポイントは、三毛猫との「距離感」に気をつけることです。三毛猫の性格をしっかりと理解して、その自主性を尊重して接するようにしましょう。甘えたいときに甘えさせ、甘えたい気分ではなさそうなときは遠くから見守ってあげることで、三毛猫とのベストな関係を築くことができるでしょう。