ヒョウ柄が魅力的なベンガルってどんな猫？豹柄の見ためで実は甘えん坊？

ベンガル猫は温厚な性格ではありますが、活発で何にでも好奇心旺盛な面も持っています。身体能力が優れていることもあり、常に体を動かせる環境にないとストレスを溜めてしまうこともあります。

好奇心いっぱいなので、猫以外の先住動物や大家族とも仲良くするのが得意で、賑やかな環境で飼育するのに向いていると言えるでしょう。

ベンガル猫は野生種のような豹柄と人懐っこい性格がギャップがあり、そこがチャームポイントの猫です。体も丈夫なので、他の猫種より飼いやすいと感じる面を多く持っている猫です。

人懐っこいので、大家族の中でも小さい子供からお年寄りまで、いろいろと人たちと仲良くできます。家族以外の人にもすぐ慣れることができます。

ベンガル猫の特徴は美しい豹柄ですが、豹柄にもスポテッドやロゼットなど、いくつかの種類があります。中には非常に珍しい希少価値があるものもあります。そこで主なベンガル猫の豹柄の模様についてご紹介します。

スポット(斑点)が体中に散りばめられた柄がスポテッドです。一番よく見かけるベンガル猫の柄が、これだという人が多いのではないでしょうか？

ペットショップで販売されているベンガル猫もこの豹柄であることが多く、ベンガル猫の中では価格も手ごろです。斑点の色は全て同じ単色になっていることがほとんどです。

ローズ型の豹柄は「ローズ型ロゼット」とも呼ばれ、スポテッドが単色の模様であるのに比べて、ロゼットとは、2色以上で構成される豹柄のことを言います。

ロゼットの模様は円形になっているものもありますが、ローズ型は円形ではなく、バラの花びらのような形になって散らばっていることがあるので、この名前が付けられています。

2色以上で構成されるベンガル猫のロゼットと呼ばれる模様には、いろいろな種類があります。ロゼットの模様には円形になっているものとなっていないものがあります。

「アローヘッド型ロゼット」もロゼットと呼ばれる豹柄ですが、模様は円形ではなく、矢の先のような形になっていることが多いので、この名がつけられました。

ドーナツ型のロゼットは、きれいな円形になっているロゼットの豹柄です。ドーナツ型の外側の色と内側の色のコントラストが美しいです。

きれいなドーナツ型のロゼットを作るために苦労しているブリーダーは多く、ドーナツ型ロゼットはとても希少な模様で、ペットショップでも高額で販売されていることが多いです。稀にハート形になったドーナツ型も存在します。

ドーナツ型ロゼットの中で「ジャガー型」と呼ばれる模様は、ドーナツ型の中に小さな点があり、ジャガーの模様のように見えるため、ジャガー型と呼ばれています。日本では珍しい模様で、あまり見られません。

このように、豹柄と言ってもベンガル猫の模様にはいろいろなパターンがあります。この他にベースの毛と黒い毛が混じり合った「マーブル」という模様もあります。

ベンガル猫は、美しい豹柄が特徴の、野性的な見た目がチャームポイントの魅力がいっぱいの猫です。野性的な見た目に反して甘えん坊で温厚な性格も魅力の、とても飼いやすい猫です。

ベンガル猫の一番の特徴である豹柄の模様にもいろいろなパターンがあり、2色以上で構成されたロゼットという模様で、円形になっている「ドーナツ型ロゼット」という柄に希少価値があると言われています。

猫をお迎えするなら、魅力的で人懐っこいベンガル猫も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。