ふわふわな猫の種類7つと飼う時の注意点｜種類ごとの特徴もご紹介

ノルウェージャンフォレストキャットは、温厚でおっとりとした優しい性格の持ち主です。環境にもなじみやすく、好奇心旺盛な一面も持ち、ふわふわの被毛を揺らしながら玄関まで向かい入れるなど、飼い主もよくなつきます。

また、辛抱強い性格ですので、ほかのペットやお子さんとも上手に遊ぶことができます。お留守番もできますが、帰ってきた後は褒めてあげたり遊んであげるなど、スキンシップを多くとるようにしましょう。

ノルウェージャンフォレストキャットの寿命は、約11年～14年と平均的です。体重は10kg以上になることもあり、大きく活発で丈夫な猫ですが、年齢を重ねるとあまり動かなくなりグルーミングもしなくなります。

ノルウェージャンフォレストキャットは長毛種すので、飲み込んだ毛が詰まる「毛球症」を防ぐためにも、食物繊維が入ったフードなど、内臓への負担が少なくて済む無添加のものを選びましょう。

ペルシャ猫が、猫の中でも最も古い歴史を持ち、ヒマラヤやエキゾチックショートヘアが誕生したきっかけです。

その起源ははっきりしていませんが、トルコの山岳地帯に住むターキッシュアンゴラが基盤となっているという説もあり、あのふわふわとした柔らかい被毛を見るとそれも頷けます。

1800年代にはヨーロッパの上流社会で高いを博していましたが、現在でも、キャットショーで多く目にする高いを誇る猫です。

ペルシャの値段の相場が、およそ20万円から30万円程度です。ブリーダーからペルシャ猫を迎え入れる場合は、50万円程度が相場となっています。

ブリーダーやタイプにもよりますが、ブリーダーによっては、17万円程度とおよそ半額で入手できる場合もあります。ペルシャの場合は、目の色や被毛の色によっても価格が異なり、の毛色ほど価格は高くなります。

ペルシャ猫は、ゴージャスで美しく、ふわふわの柔らかい被毛が特徴です。横から見るとほぼ平らな低い鼻をしており、成猫になっても子猫のような愛らしい顔立ちをしています。

ふわふわの被毛はダブルコートになっており、細く厚みがあって手触りもなめらかです。特に首周りと尻尾が厚く、もこもこと長めの毛に覆われています。

カラーバリエーションも豊富な猫ですが、シルバーとゴールドは「チンチラペルシャ」と呼ばれています。

ふわふわと丸い体のペルシャ猫は、性格もおっとりと優しい性格を持っています。のんびりと寛ぐのが大好きで、1日の大半を眠って過ごすため、ほとんど遊ぶこともありません。

飼い主に従順でおとなしい性格ですが、一度強く怒られると怯えて近寄らなくなってしまいますので注意しましょう。頭も良く、聞き分けも良い猫ですので、あまり大きな声を出して叱らなくてもしつけられます。

ペルシャ猫の寿命は、およそ15年から18年程度です。鼻が低いため、鼻涙管を圧迫し「流涙症」にかかりやすく、ふわふわの被毛に覆われているため体温調節が苦手です。そのため、お部屋の温度管理には充分注意しましょう。

また、ペルシャ猫は遺伝性の病気にかかりやすく、腎臓に水泡ができる「多発性嚢胞性」に注意が必要です。「元気がない」「食欲がない」などの症状が現れたら、すぐにかかりつけの医師に相談してください。

メインクーンは、アメリカはニューイングランド地方、メーン州が原産の猫です。もともとは、ロシアや北欧の猫とアメリカの家猫とを交配したことにより誕生した猫ともいわれています。

メインクーンとして初めて認定されたのは、1861年、キャットショーに現れた白黒猫の「キャプテンジェンクス」という名の猫でした。以来、長く美しい被毛に覆われた、ふわふわとした容姿と、可愛らしい鳴き声の猫として、長く愛されています。