美人な猫とは？世界の美人な猫11種類と美しい猫の特徴5つ

メインクーンもまた、性格美人に選ばれる猫の品種の1つです。ほとんど人見知りすることがなく温和な性格で、知能も高いため、初心者でも飼育しやすい猫です。

普段ほとんど鳴くことはありませんが、飼い主に従順で甘えん坊な一面を持ち、子猫のような可愛らしい声で話しかけてきたりもします。

大きな体に成長しても子猫のような愛らしさがアンバランスで、そのギャップに夢中になるはい効果も少なくありません。

インクーンは、骨太で筋肉質な体を持ちますが、寿命は11年から14年と平均的です。美人猫と呼ばれるにふさわしいもこもこの長い被毛が魅力ですが、グルーミング中に飲み込んだ被毛で体調を悪くする場合もあるので、こまめにブラッシングをしてあげましょう。

シャム猫の歴史は古く、現在のタイの首都であるアユタヤの文書にも登場しています。シャム猫の呼び名は、昔タイがシャム国呼ばれていた時代、国王の飼い猫であったことからこの名が付けられました。

気品漂う佇まいと、モデルのようにシャープな体型が特徴の美人猫です。「サイアミーズ」と呼ばれることもあり、ノルウェージャンヤラグドールなど、ふっくらとした優雅さを持つ美人猫とはまた違った魅力を持っています。

シャム猫は、かなりメジャーな品種の猫になりますので、比較的容易に迎え入れることができます。値段はおよそ10万円～20万円が相場になりますが、血統が良いと30万円以上と高額になります。

月齢や性別、血統によっても値段は違いますが、青みがかったグレーのポイントカラーを持つブルーポイントや、淡いグレーのポイントを持つライラックポイントは、特に珍しい毛色になりますので、相場よりも高額になる場合があります。

一目でわかるシャム猫の特徴は、顔の中心と尾の先にあるチョコレート色のポイントカラーと、見る角度によって色を変えるサファイアブルーの瞳でしょう。

シャム猫は、細身の体に長い足と小さな頭、大きく尖った耳など、スレンダーでスタイリッシュな猫です。

胴体にはポイントがなく、顔の中心と手足、尾のいずれかにシール、チョコレート、ライラック、ブルーのポイントが入っている個体のみシャム猫として認められています。

気高く感受性が強いシャム猫は、好奇心旺盛で社交的とアクティブな一面も持ち合わせる気まぐれな性格で、「猫の中の猫」と呼ぶにふさわしい美人猫です。

女王様気質ですので1人にされることを嫌うなど気難しいところもありますが、慣れると甘えるようになり、一生懸命話しかけてきたりと可愛らしい一面も持ち合わせています。ただし、嫉妬深いところがありますので、他のペットと飼育したり、多頭飼いには向きません。

シャム猫の寿命は、およそ10年～13年程度です。しなやかでスリムな体型ですが、意外に筋肉質ですので、健康な体を維持するためにも高タンパクなフードを与えるなど、食事が重要になります。

短毛の猫ですので室内の温度管理にも充分注意しましょう。

チンチラは、1882年イギリスに誕生した美人猫です。「チンチラペルシャ」とも呼ばれているペルシャ猫の種類の1つで、毛色はゴールドとシルバーの2種類しかありません。

ブルー、またはグリーンの瞳が美しい美人猫で、アメリカと南アフリカの1部の国でのみ認められている品種です。

ペルシャ猫と雑種を交配させたことにより誕生し、ペルシャ猫の中でもひときわ美しい毛色を持っています。