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特徴や価格は?シンガプーラに関する豆知識9|飼うために必要なもの

更新日:2024年06月11日

シンガポールで生まれた世界で有数小柄な猫種、シンガプーラはまだ日本では珍しく、価格は少々高めです。大きな目と耳を持ち、とても賢く人懐っこいシンガプーラを飼うためには、どのくらいの資金が必要なのか具体的な金額と共にご紹介します。

特徴や価格は?シンガプーラに関する豆知識9|飼うために必要なもの

特徴や価格は?シンガプーラに関する豆知識6:耳の形

付け根が幅広く、大きな耳がシンガプーラの特徴の1つです。

耳はピンと立っており、やや離れ気味に付いているように見えます。シンガプーラの頭は小さくて丸いので、全体として見るととても小顔に見える猫種です。

特徴や価格は?シンガプーラに関する豆知識7:性格

シンガプーラは甘えん坊で好奇心旺盛、大人しいけれど運動は得意です。

猫としてイメージされる素っ気ない態度はシンガプーラとは無縁のものであり、人間が好きで膝に乗ったり、抱かれたり撫でられたりすることを好む個体が多いでしょう。

細い体にはしっかりとした筋肉が備わっているため、子猫のように見えても動きはダイナミックです。飼い主と遊ぶことを好みますが、その分寂しがり屋でもあります。

愛情深い猫種であるため、多頭飼いの場合にシンガプーラは比較的他の猫へ嫉妬しやすい傾向にあります。

特徴や価格は?シンガプーラに関する豆知識8:寿命

個体や種類によって多少の差はありますが、猫の寿命は完全に室内飼いであれば平均15歳前後とされています。シンガプーラの平均寿命はその例に漏れず、10~16歳程度です。

特徴や価格は?シンガプーラに関する豆知識9:価格と迎え方

シンガプーラは比較的新しく猫種として認定された種類で、その流通量はあまり多くありません。そのため価格は猫種の中では高めで、18万~25万程度です。

18万を下回ることは現状あまり無いと考えて良いでしょう。価格が高額になる傾向としては、生まれて間もない個体や、品評会で受賞している個体の系譜、珍しい目や毛色を持っている個体などです。

日本にもブリーダーがおり、全国出張可というところもあります。ペットショップでなかなか見つけられないという方は、そちらもご検討ください。

注意点として、ブリーダーから購入する場合は低価格になる傾向にありますが、それは万が一の保険や系統の保証など、ショップから購入する場合に含まれていないものがあるからです。

シンガプーラを飼うために必要なものと価格の目安5つ

シンガプーラそのものの価格はわかりましたが、それだけでは猫を飼うことはできません。これからご紹介するグッズとシンガプーラの価格、両方を合わせた金額が必要になってきます。

シンガプーラと楽しく健康に過ごすためのアイテムを、5つのジャンルに分けて参考価格と共にご紹介します。

シンガプーラを飼うために必要なものと価格の目安1:餌

キャットフードは年齢や病気に対応したものなど多岐に渡ります。多様な猫種用の中でも、シンガプーラに合ったものを選ぶことが大切です。

シンガプーラは筋肉質で運動が好きです。あまり低カロリー過ぎてしまうと成長に必要な栄養が摂取しきれない可能性があります。その点でシンプリーというキャットフードは十分に条件を満たしています。

ナチュラルバランスは低価格なことや、サーモン&チックピーという対応食の展開があることも、このフードの強みです。

モグニャンは目立ったデメリットが無く、非常にバランスの良い総合食です。価格はお高めですが、その分の価値はあると考えて良いでしょう。
商品名シンプリーナチュラルバランスモグニャン
グレイン(穀物)無し玄米、オート麦無し
原料中のたんぱく質73%表記なし63%
カロリー380㎉365㎉374㎉
メリット高タンパク低価格、タウリン配合賞味期限が長い
デメリット子猫には不向き、高カロリー鶏アレの猫は不可やや高カロリー
1か月(1.5㎏)4276円(税込)3021円(税込)4276円(税込)
合計(本体+送料)4916円3661円4916円

シンガプーラを飼うために必要なものと価格の目安2:トイレと猫砂

猫のトイレには大きく分けて、砂の受け皿部分だけのもの、天井と壁を覆うようにドーム型になっているもの、ドームの出入り口に蓋がついているもの、の3種類があります。

シンガプーラにはドーム型もしくは蓋つきドーム型のトイレをお勧めします。

シンガプーラの気性は大人しいのですが、やや神経質な個体も見られます。そのため安心感がないと落ち着いて排泄できないこともあります。

猫砂と呼ばれる猫用のトイレ砂には、砂のような質感の鉱石系、軽くて水に溶ける紙系、天然素材で口に入っても安心のおから系、の3種類があります。

いずれの種類でも、1袋500~700円程度で販売されています。

どの種類を選んでも、1か月におよそ10~15L程度を消費します。そのため、猫砂は猫自身が気に入るものを使用することが大切です。

気に入らない場合、トイレで排泄をせず膀胱炎になるなどの問題も発生する可能性があります。

シンガプーラを飼うために必要なものと価格の目安3:ベッドやケージ

シンガプーラは寂しがり屋で、長時間の留守番などストレスを感じやすい品種です。留守中にいたずらしないか心配でケージに入れる場合、できるだけ大きいものをお勧めします。

価格帯の参考としては、ケージは1万円以上すると考えていいでしょう。それ以下のものでは小さいため、シンガプーラへのストレスが懸念されます。

また猫ベッドに関しては、価格はおおむね2000円前後で購入できます。ハンモック型、ドーム型、夏用にひんやり素材のものなど、多種多様なベッドがありますので、猫自身が気に入ってくれそうなものを選びましょう。
次のページ:シンガプーラの価格を知ろう

初回公開日:2019年08月14日

記載されている内容は2019年08月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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