ハチワレのブリティッシュショートヘアって珍しい？特徴と性格を紹介

ブリティッシュショートヘアにもハチワレ猫がいます。

ブリティッシュショートヘアといえばブルーグレーの被毛がで、性格は大人しく、一人暮らしでも飼いやすい猫種ですが、ハチワレのブリティッシュショートヘアもまた大変穏やかで賢く、飼いやすい猫です。

ハチワレ猫とは額の部分が八の字になるように2色に分かれた猫の事です。ハチワレ猫がもっとも多いのは白黒猫とされます。

日本にいる猫の柄で白黒のハチワレ猫は2番目に多い柄といわれ、ハチワレは日本ではとても馴染みのある柄です。

ブリティッシュショートヘアのお饅頭みたいな顔と額から八の字に割れた模様は単色の子と比べるとユニークで個性的です。

子猫が成長するとハチワレ柄ががはっきりしてくることがあります。例えば目のあたりだけが黒かったハチワレ柄が成長とともにしっかりと出てきたり、最初は黒っぽいハチワレ柄が茶色っぽく変化したりということも多くあります。

どのように成長したとしてもその猫の個性ですし、その成長を楽しみながら変わらぬ愛情を注いであげましょう。

ハチワレのブリティッシュショートヘアはその他の柄のブリティシュショートヘアと体格も体重もすべて同じです。ハチワレだからといって特徴が変わることはありません。

平均的にハチワレ猫には黒白猫が多いですが、ブリティッシュショートヘアにはブルーホワイトのハチワレがいます。ブルーホワイトだと白黒よりはコントラストが弱まり少し優しい色目になります。

また、ダイリュートキャリコ（淡い三毛）のハチワレもいます。ダイリュートキャリコは珍しくのある柄です。

ブリティッシュショートヘアは丸くて幅広な頭、離れ目。首や脚は短くて太め。セミコビータイプで、厚みのあるがっしりとした体型をしています。

体の大きさは他の猫種に比べて、オスがメスよりもかなり大きくなる特徴があります。

ハチワレ柄であっても体形は変わりません。ブリティッシュショートヘア特有のしっかりとした体型をしています。

ハチワレ柄のブリティッシュショートヘアの被毛はその名のごとく短毛種の猫ですが、被毛はびっしりと生えていて厚みがあります。短い毛やや固めで手触りがベルベットのようです。

ブリティッシュショートヘアは3〜5年かけて成猫と成長していきます。成猫の平均体重はオスは4.5～6.5kg、メスの場合は3.4～5.5kg程度になります。

筋肉質でがっしりとした体型なので、筋肉の維持に配慮が必要です。筋肉が落ちてしまわないように、筋肉をつくるタンパク質を十分に摂取できる食事を選びましょう。

ブリティッシュショートヘアは太りやすい猫なので体重管理が必要だと言われます。だからと言って飼い主さんが自己流で食事制限を行うのは健康トラブルの危険性があります。

肥満が心配な時には、まず獣医さんに相談し適正な体重とダイエット方法を確認ましょう。

ブルー（グレーの毛の色）が元祖で、以前はブルーのみが公認の毛色とされ、「ブリティッシュブルー」と呼ばれていました。いまでもブリティッシュショートヘアといえばブルーがの毛色です。

現在では異種交配によって毛色も多様化し、さまざまなカラーが認められています。柄もスポット以外すべてのパターンがあらわれます。

ハチワレとは模様の一種です。ハチワレ柄はどんな色や柄の猫でも額か八の字に分かれている模様があれば「ハチワレ」と呼びます。

よって、ブリティッシュショートヘアのハチワレもバリエーション豊富です。ハチワレ柄にも白色にブルーの「ブルーホワイト」や、黒色に白色の「ブラックホワイト」そのほか「クリームホワイト」やダイリュートキャリコのハチワレも存在します。

ハチワレ柄のブリティッシュショートヘアは落ち着いたタイプの子が多いといわれています。

ブリティッシュショートヘアは自立心があり、しつこいスキンシップは苦手です。ただし、さみしがり屋の面もあって、家のなかでは飼い主さんの後ろを付いてまわったりします。そんなときはしつこくならない程度にかまってあげましょう。

無駄鳴きをせず、鳴くときも小さな声で「にゃ。」と控えめに鳴くのもブリティッシュショートヘアの愛されポイントです。