猫の鍵尻尾とは?鍵尻尾を持つ猫の種類と原因についてご紹介!
更新日:2024年07月03日
鍵尻尾の猫とは?
かぎしっぽとは、しっぽが途中で曲がっていたり、しっぽの先がクルンと丸まっていたりすることを意味します。かぎしっぽを持つ猫のことを「鍵尻尾猫」「尾曲り猫」などと呼びます。
日本のミックス猫に多く、特に長崎県では8割近くが鍵尻尾猫だという調査結果があります。
また、曲がったしっぽで幸せをひっかけてくると言われていたり、かぎしっぽを幸運の扉をあけてくれる鍵に例えて、縁起が良い猫としてもがあります。
鍵尻尾猫の種類や、なぜ鍵尻尾になるのかという原因についてご紹介します。
日本のミックス猫に多く、特に長崎県では8割近くが鍵尻尾猫だという調査結果があります。
また、曲がったしっぽで幸せをひっかけてくると言われていたり、かぎしっぽを幸運の扉をあけてくれる鍵に例えて、縁起が良い猫としてもがあります。
鍵尻尾猫の種類や、なぜ鍵尻尾になるのかという原因についてご紹介します。
鍵尻尾になってしまう原因
鍵尻尾の原因には、遺伝による先天的なものと、事故などによる後天的なものがあります。
猫のしっぽをレントゲンで見てみると、尾椎と呼ばれる小さな骨が18~20個ほど重なり合って構成されていることがわかります。遺伝によってこの尾椎の一部の形が不規則となり、途中で曲がってしまうことで、鍵尻尾になります。
ただし、遺伝が原因だからと言って特に健康に問題があるわけではありません。
また、事故などによりしっぽを骨折してしまったことが原因で鍵尻尾になることもあります。事故での骨折や、ドアに挟んでしまった、母猫や小さいお子さんとの接触でしっぽが押しつぶされてしまった、などが原因であれば、適切な治療が必要です。
猫のしっぽをレントゲンで見てみると、尾椎と呼ばれる小さな骨が18~20個ほど重なり合って構成されていることがわかります。遺伝によってこの尾椎の一部の形が不規則となり、途中で曲がってしまうことで、鍵尻尾になります。
ただし、遺伝が原因だからと言って特に健康に問題があるわけではありません。
また、事故などによりしっぽを骨折してしまったことが原因で鍵尻尾になることもあります。事故での骨折や、ドアに挟んでしまった、母猫や小さいお子さんとの接触でしっぽが押しつぶされてしまった、などが原因であれば、適切な治療が必要です。
鍵尻尾を持つ猫の種類
鍵尻尾を持つ猫にもいろいろな種類があります。
鍵尻尾を持つ4つの種類の猫を紹介します。日本のミックス猫に多いと言われる鍵尻尾猫ですが、海外でも日本と同様、幸せを運ぶ猫としてが高く、呼ばれ方も「カール」「キンク」「ボブテイル」などがあります。
しっぽの曲がり方や曲がっている位置によって呼ばれ方も変わってきますが、代表的なものをご紹介します。
鍵尻尾を持つ4つの種類の猫を紹介します。日本のミックス猫に多いと言われる鍵尻尾猫ですが、海外でも日本と同様、幸せを運ぶ猫としてが高く、呼ばれ方も「カール」「キンク」「ボブテイル」などがあります。
しっぽの曲がり方や曲がっている位置によって呼ばれ方も変わってきますが、代表的なものをご紹介します。
鍵尻尾を持つ猫の種類
- シャム猫
- ジャパニーズボブテイル
- クリリアンボブテイル
- アメリカンリングテイル
鍵尻尾を持つ猫の種類1:シャム猫
シャム猫は、白くスレンダーな体に美しいサファイアブルーの瞳を持ち、顔・手足・しっぽの先端が黒っぽい毛色をしているのが特徴の猫です。
黒っぽい毛の部分をポイントカラーと呼び、生まれた直後はほぼ真っ白な毛色ですが、成長するにしたがって身体の中でも体温が低い箇所ほど毛色が濃くなっていきます。
シャム猫はタイが原産の猫ですが、鍵尻尾になる率は日本のミックス猫のように高く、中でも曲がっている鍵部分が長い猫は、権威や運を呼び寄せるとタイ国内でも言い伝えられています。
ちなみにシャム猫という品種名は日本独自のもので、海外ではサイアミーズと呼ばれており、数ある猫種の中でも純血種の代表としてよく知られています。
黒っぽい毛の部分をポイントカラーと呼び、生まれた直後はほぼ真っ白な毛色ですが、成長するにしたがって身体の中でも体温が低い箇所ほど毛色が濃くなっていきます。
シャム猫はタイが原産の猫ですが、鍵尻尾になる率は日本のミックス猫のように高く、中でも曲がっている鍵部分が長い猫は、権威や運を呼び寄せるとタイ国内でも言い伝えられています。
ちなみにシャム猫という品種名は日本独自のもので、海外ではサイアミーズと呼ばれており、数ある猫種の中でも純血種の代表としてよく知られています。
鍵尻尾を持つ猫の種類2:ジャパニーズボブテイル
ジャパニーズボブテイルは、日本の猫が起源となって繁殖された、お団子のように短いしっぽが特徴の猫です。しっぽ以外の姿かたちは、よく見る日本猫と同様です。
途中で曲がっているキンク(折れ曲がり)タイプのしっぽとは違い、しっぽ全体がそもそも短く、お団子のように丸まっている状態ですが、こちらも鍵尻尾として認識されています。
招き猫の由来とも言われており、その理由はジャパニーズボブテイルの起源である古来日本では、しっぽが長い猫は妖怪に変わってしまうと信じられていたため、しっぽの短い猫を魔除けにしていたことからと言われています。
途中で曲がっているキンク(折れ曲がり)タイプのしっぽとは違い、しっぽ全体がそもそも短く、お団子のように丸まっている状態ですが、こちらも鍵尻尾として認識されています。
招き猫の由来とも言われており、その理由はジャパニーズボブテイルの起源である古来日本では、しっぽが長い猫は妖怪に変わってしまうと信じられていたため、しっぽの短い猫を魔除けにしていたことからと言われています。
鍵尻尾を持つ猫の種類3:クリリアンボブテイル
クリリアンボブテイルも短いしっぽを持っています。ただ短いだけではなく、しっぽがねじれたようになっているのが特徴の猫です。
毛色が多いことで有名で、個性的なしっぽだけでなくこの多種多様な毛色の違いで好みの猫を選べるのがクリリアンボブテイルののひとつとなっています。短毛種と長毛種がいますが、ロシアが原産の猫のため、いずれも暑さには弱いとされています。
同じようにボブテイルと名前はついていますが、ジャパニーズボブテイルと比べると、毛足が長いために、お団子というよりはしっぽがポンポンのように見えるという違いがあります。
毛色が多いことで有名で、個性的なしっぽだけでなくこの多種多様な毛色の違いで好みの猫を選べるのがクリリアンボブテイルののひとつとなっています。短毛種と長毛種がいますが、ロシアが原産の猫のため、いずれも暑さには弱いとされています。
同じようにボブテイルと名前はついていますが、ジャパニーズボブテイルと比べると、毛足が長いために、お団子というよりはしっぽがポンポンのように見えるという違いがあります。
鍵尻尾を持つ猫の種類4:アメリカンリングテイル
アメリカンリングテイルは、その名に入っているようにアメリカ原産の、しっぽが自らの身体に巻きつくかのようにゆるくカーブしているのが特徴の猫です。
比較的新しく発見された猫種であり、シャムネコやジャパニーズボブテイルなど他の鍵尻尾猫と比べると歴史も浅く、毛色や模様の種類もいまだにブリーダーなどによって研究されている段階です。
カールしたしっぽの部分は、骨格的な異常ではないため、常にカーブして巻いている状態なわけではなく、他の猫と同じようにしっぽをピンとまっすぐに上げることもできます。主に、リラックスした状態の時に自然とゆるいカーブになるそうです。
比較的新しく発見された猫種であり、シャムネコやジャパニーズボブテイルなど他の鍵尻尾猫と比べると歴史も浅く、毛色や模様の種類もいまだにブリーダーなどによって研究されている段階です。
カールしたしっぽの部分は、骨格的な異常ではないため、常にカーブして巻いている状態なわけではなく、他の猫と同じようにしっぽをピンとまっすぐに上げることもできます。主に、リラックスした状態の時に自然とゆるいカーブになるそうです。
鍵尻尾を持つ猫は幸福を呼ぶ
鍵尻尾を持つ猫は幸福を呼ぶ、という噂があります。猫の鍵尻尾については、日本だけではなく世界中で古くから幸福にまつわる噂が言い伝えられていますのでご紹介します。
日本では、「鍵」尻尾という名前から、その鍵が幸運の扉を開けてくれる、財産に鍵をかけて守ってくれる、と言われてきました。また、ジャパニーズボブテイルが招き猫の由来となったという説のように、魔除けとしても信じられてきました。
鍵尻尾を持つ率が高いタイのシャム猫は、そもそもタイ国内で幸運の猫とされている上に、身体の特徴によってそれぞれ別の運気が上がるといわれています。鍵尻尾であればその尻尾で権威や運を呼び寄せるとして、ビジネスでの成功を目指す人に特にがあります。
また、ヨーロッパでは日本と違い鍵尻尾猫があまり見かけない珍しい猫であることや、曲がったしっぽで幸せをひっかけてくるのではと言われているため、見かければラッキーの象徴とされています。
日本では、「鍵」尻尾という名前から、その鍵が幸運の扉を開けてくれる、財産に鍵をかけて守ってくれる、と言われてきました。また、ジャパニーズボブテイルが招き猫の由来となったという説のように、魔除けとしても信じられてきました。
鍵尻尾を持つ率が高いタイのシャム猫は、そもそもタイ国内で幸運の猫とされている上に、身体の特徴によってそれぞれ別の運気が上がるといわれています。鍵尻尾であればその尻尾で権威や運を呼び寄せるとして、ビジネスでの成功を目指す人に特にがあります。
また、ヨーロッパでは日本と違い鍵尻尾猫があまり見かけない珍しい猫であることや、曲がったしっぽで幸せをひっかけてくるのではと言われているため、見かければラッキーの象徴とされています。
初回公開日:2019年08月30日
記載されている内容は2019年08月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。