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立ち耳のスコティッシュフォールドとは?珍しいとされる理由や特徴も解説

更新日:2024年01月20日

垂れ耳と丸顔が可愛らしい見た目で、人気が高いスコティッシュフォールドを飼いたいと思っている方は多いのではないでしょうか。この記事では、珍しいと言われる立ち耳のスコティッシュフォールドの特徴や飼い方などを詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

立ち耳のスコティッシュフォールドとは?珍しいとされる理由や特徴も解説
スコティッシュフォールドは、垂れた耳が特徴的で可愛いと人気の猫種ですが、立ち耳のスコティッシュフォールドもいることをご存知ですか。

「立ち耳のスコティッシュフォールドって垂れ耳と何が違うの?」「立ち耳のスコティッシュフォールドの飼い方や注意点はあるの?」と疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。

そこで、この記事では立ち耳のスコティッシュフォールドの特徴や垂れ耳との違い、手に入れるときの注意点も紹介します。

この記事を読めば、スコティッシュフォールドについてよくわかり、自分に向いているのかの判断できるようになります。

現在スコティッシュフォールドを買っている方や、これから飼いたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

そもそもなぜスコティッシュフォールドの耳は垂れてるの?

スコティッシュフォールドの耳が垂れているのは、軟骨の形成異常があるからです。耳のほとんどは軟骨からできているため、軟骨の成長がうまくいかないため耳が変形し、垂れるのです。

スコティッシュフォールドが持つ歴史

スコティッシュフォールドは、イギリスが起源とされ、スコットランドで突然変異を起こした猫から誕生しました。計画的な繁殖により、垂れた耳を持っています。

穏やかで甘えん坊な性格で、比較的飼育しやすい猫種のため、日本国内だけでなく世界中で人気が高いです。

立ち耳のスコティッシュフォールドが珍しいと言われる理由

立ち耳のスコティッシュフォールドが珍しいと言われる理由は、軟骨の異常が出る遺伝を強く残すようにすることで、垂れた耳の形を作り出しているからです。

しかし、軟骨の変形の遺伝子に関しては研究が進んでおり、最近では軟骨の変形を重度なものにしないため、垂れ耳同士での繁殖はさせないようになっています。

そのため、よほどひどいブリーダーや軟骨変形に対する知識のない飼い主による繁殖でない限り、重度の軟骨の変形を起こすケースは少なくなっています。

立ち耳のスコティッシュフォールドの特徴

ここからは立ち耳のスコティッシュフォールドの特徴について解説していきます。今回は、「立ち耳のスコティッシュフォールドの特徴」を始めとした2項目をピックアップしていきます。

立ち耳のスコティッシュフォールドの特徴についてご興味がある方は、参考にしてください。

垂れ耳タイプよりも骨軟骨異形成症のリスクが少ない

骨軟骨異形成症は、垂れ耳であるがゆえに発症する関節症です。

垂れ耳のスコティッシュフォールドは、骨軟骨異形成症を100%発症すると言われており、立ち耳タイプはそのリスクが少ないと言えます。ただし、立ち耳タイプだから発症しないと言い切れるわけではなく、骨軟骨異形成症以外の病気にもかかりにくいというわけではありません。

また、遺伝学的にはっきりと解明されているわけではないので、垂れ耳以外の遺伝要因も関係している可能性もあります。

出典:スコティッシュフォールドと関節症|たかつきユア動物病院
参照:https://takatsuki-your-ah.net/sco_osteochondrodysplasia/

比較的穏やかな性格である

スコティッシュフォールドは、比較的穏やかな性格です。

これはスコティッシュフォールドに共通する特徴であり、人懐こく甘えん坊なので人と遊ぶことが大好きです。また、穏やかな性格であることから、他の動物とも問題なく共同生活ができるため、多頭飼いでも問題ありません。

立ち耳のスコティッシュフォールドを入手したい場合の注意点

立ち耳のスコティッシュフォールドはメリットが多く、飼いたいと思っている方も多いです。しかし、立ち耳のスコティッシュフォールドを探してペットショップへ行ったとしても、ほとんどが生後間もない子猫ばかりです。

スコティッシュフォールドの耳が垂れてくるのは、生まれてから13~23日後からだと言われています。そのため、立ち耳タイプだと思って入手したとしても、成長するにつれて垂れ耳になってくる可能性があるため、注意が必要です。
次のページ:スコティッシュフォールドの飼育方法

初回公開日:2022年05月31日

記載されている内容は2022年05月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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