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犬が遠吠えをする意味・理由とやめさせるしつけ方法

更新日:2024年08月22日

犬の遠吠えは群れで暮らしていた時の名残で、遠くの仲間に呼びかけるためのものです。現代でも一人にされて寂しいと感じた時や似た音を聞いた時に犬は遠吠えをします。騒音になってしまうことも多いので寂しい思いをさせないなどの対策をとって犬と仲良く暮らしていきましょう。

犬が遠吠えをする意味・理由とやめさせるしつけ方法

寂しくないようにする

犬が遠吠えをするのは、かまってほしいとか寂しい気持ちの表れであることがほとんどです。ですから、遠吠えをさせないためには、犬にかまってあげて寂しいと感じさせなければいいです。

家にいる間は犬のそばにいて、寂しい思いをさせないようにしてみましょう。犬も飼い主とずっと一緒にいることで心が安定し、寂しいという思いからの遠吠えはなくなることでしょう。

犬の遠吠えがうるさいときの対処法

犬の遠吠えがうるさいなと感じるとき、どんな対処法があるのでしょうか。飼い主だけがそうおもっているのならまだしも、遠吠えは遠くの仲間への合図に用いていただけのことはあって、かなりの声量で、周囲にも騒音になってしまい近所迷惑となってしまうことも多々あります。そのような遠吠えがうるさいときの飼い主にできる対処法を紹介します。

環境を変える

犬が遠吠えをするときには環境を変えてやることが有効です。運動量を増やしたり、散歩の時間を増やしたり、たくさん遊んであげたりしましょう。飼い主との触れ合いが増えると犬も安心することができます。

そういった時間を作るのが難しい場合には、単純に外飼いだった犬を室内飼いにしてみたりという環境の変化を試してみましょう。室内に入れることで近所への騒音は物理的に減りますし、環境が変わったことでの変化も期待できます。

もともと室内飼いだった場合には、寝る時だけ場所を変えるなどの変化を試してみてください。環境が変わることで、遠吠えをやめることが期待できます。

無視する

遠吠えをする犬をかまってしまっていませんか。そうすると、犬は遠吠えをするとかまってもらえるのだと学習し、寂しいときには遠吠えをすることをやめなくなります。遠吠えをやめさせたいと考えるのなら、遠吠えに反応してはいけません。

犬が遠吠えをしたら無視してください。犬にとって分かりやすく無視を伝えるために、遠吠えをし始めたら背を向けるなど、大袈裟に無視しましょう。遠吠えをしてもかまってもらえるわけではないと学習させます。

遠吠えを無視したら、遠吠えをしていないときに、犬をたくさん誉めてあげてください。そうすることで、遠吠えをしないことがいいことなのだと犬に教えてあげましょう。

食事・散歩の時間を遅くする

犬の遠吠えで最も困るのは朝方や夜中など、人間が活動していない時に遠吠えされることではないでしょうか。これに対しては、食事や散歩の時間をずらすことで対処できることがあります。

食事の時間を遅くずらすことで、朝方お腹が空いて遠吠えするのを防ぐことができます。散歩の時間を遅くする、あるいは就寝前に散歩をしたりすることで、犬がぐっすり夜眠れるようになって、夜中に目を覚まして遠吠えをするということがなくなります。

遠吠えしない犬の理由

遠吠えをしない犬もいます。犬自身の性格や環境であることが多いですが、もともとあまり吠えることのない犬種のパグなどは遠吠えをあまりしないことが多いです。

遠吠えは遠くの仲間への合図なので、それをする必要がない環境の犬は遠吠えをしないことが多いです。常に飼い主が家にいるような環境で過ごす犬は、呼びかける必要がないので遠吠えをしないのでしょう。

犬の遠吠えは本能的なもの

犬の遠吠えは群れで暮らしていた時代の名残であり、犬に備わっている本能です。思う存分にさせてあげたいものですが、人間と暮らすようになった現代では騒音になってしまうことも多く見られ注意が必要です。

遠吠えは、不安になったり寂しいと感じたときにするものなので、犬にそういう思いをさせないようにしたり、遠吠えはいけないことだと適切に教えることでやめさせることができます。遠吠えとうまく付き合っていきながら、犬との暮らしをよりよいものにしていきましょう。

初回公開日:2017年10月31日

記載されている内容は2017年10月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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