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犬のしっぽで分かる感情12選|しっぽで感情を見る時のポイント

更新日:2024年08月27日

「犬のしっぽ」と言っても、様々な形や長さがあります。しかし、そのしっぽでの表現の仕方はどれも同じ。しっぽの形などで分かりづらい事もありますが、犬が自分の感情を伝える大事な部分です。犬が何を訴えているのかしっぽを見て感じ取ることが大切です。

犬のしっぽで分かる感情12選|しっぽで感情を見る時のポイント

犬のしっぽで分かる感情6:お腹がすいている

お腹がすいている時は、食器の前で待っていたりワンちゃんのご飯があるところに近づいて待っていたりします。どちらも飼い主さんの方を見てしっぽを振ってアピールしています。

また、ワンちゃんは体内時計が正確と言われているので、いつも決まった時間にご飯を上げているとその時間になるとそわそわしたり、欲しくて吠えるようになってしまいます。

無駄吠えは、ご近所にも迷惑になってしまいます。ご飯の時間はきっちりと決めず、飼い主さん主導の下1時間~2時間程度前後ずらしてあげるようにしましょう。

犬のしっぽで分かる感情7:従順を示している

犬が従順を示している時は、飼い主さんの目を見て嬉しそうにしっぽを振っています。

お散歩の時に横で、ワンちゃんが飼い主さんを見上げて嬉しそうに歩いている場合、きちんと信頼関係が出来ている証です。

しつけでは、アイコンタクトがとても重要になってきます。アイコンタクトが取れていると指示を出しやすく、きちんとした主従関係が取れている事が多いです。

おうちのワンちゃんが、アイコンタクトを取って嬉しそうにしっぽを振っていれば従順を示しています。

犬のしっぽで分かる感情8:嬉しい気持ちになっている

嬉しい=興奮しています。興奮している時には前にも述べましたが、しっぽを上げて振っています。

嬉しいときはもちろん、しっぽを上げて左右に振っています。口を開けて舌を出し、目を細めてしっぽを振っている時は、嬉しい感情になっている証拠です。

嬉しさのあまり、しっぽだけでなくお尻を振っている子も中には見かけます。また、しっぽが短い犬種は短いしっぽを少し動かしながらお尻を振っているのがわかります。

犬のしっぽで分かる感情9:自信や優越感を感じている

犬が自信や優越感を感じている時は、胸を張りしっぽを上にあげて体を大きく見せ、相手の上に乗ったりします。

飼い主に対しては、ワンちゃんを抱き上げた時に目線が飼い主よりも高くなったり、ワンちゃん優先で何かをしたり、常にわがままな要求を満たしてあげたりすることでも、犬は優越感を感じます。

優越感を常に感じるようにすると、どんどんおうちのわんちゃんは要求が高くなり、主従関係が壊れ家族(群れ)のリーダーになっていってしまいます。

犬のしっぽで分かる感情10:気を引こうとしている

犬が気を引こうとしている時はしっぽを上げて振り、ほとんどの犬は吠えて呼ぶことが多いです。

また、飼い主を見ながら噛んではいけないものを噛んだりなど、いたずらをして気を引こうとするワンちゃんも多いです。

犬は良く観察しています。この行動を取ったら相手はこういう行動をするとわかっているのです。

犬のしっぽで分かる感情11:リラックスしている

犬がリラックスしている時は、仰向けに寝てお腹を出して寝ていたりします。その時しっぽや身体全身はだらんと力が抜けた状態です。

犬がお腹を見せるしぐさは、服従を示している時にも見せますが、安心できる場所や信頼している人に見せるしぐさです。

おうちのワンちゃんが飼い主の近くに来て寄り添ってお腹を見せていれば、信頼している証なので撫でたりしてスキンシップを取ってあげましょう。

犬のしっぽで分かる感情12:警戒している

犬が警戒している時は、耳をピンと立たせ口を閉じ、しっぽも上にあげて目を見開き、全身緊張をして集中しています。

さらに警戒心が高まってくると、鼻周辺にシワが寄り唸り声を出すようになります。

警戒している犬にむやみに手を出すと、自己防衛の為に噛みついてきます。絶対に面白がって手を出すことはしないようにして下さい。

また、柴犬などの日本犬はこの唸って鼻にシワを寄せるしぐさをあまりせずに、噛んでくる事が多いと言われています。日本犬は特に注意して下さい。

犬のしっぽで感情を見る時のポイント

犬は群れを作り集団で生活をする動物です。相手とコミュニケーションを取る為に、体のしぐさ(ボディランゲージ)で感情を伝え合います。

おうちのワンちゃんにとって飼い主家族は、群れです。

しっぽをよく観察し、体や表情を観察し、何を伝えたいのか何を感じているのかを読み取って、より良い関係になれるようにしていきましょう。

下記は嬉しい時と警戒している時の尻尾の違いの動画です。違いを学んで参考にして下さい。

犬がしっぽを振っている時の根本の感情は「興奮」

犬がしっぽを振っている時は、何かしらの興奮状態にいるときです。

嬉しい時はもちろん、喧嘩をしようとしている時もしっぽを振っています。

基本的にはしっぽだけを見て、犬の感情がわかる事はありません。その時の状況や耳、口、表情、身体全身の状態を見て判断をしなければいけません。

しっぽを振りすぎていると返ってストレスになる

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初回公開日:2019年08月19日

記載されている内容は2019年08月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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