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犬が吠える理由と心理とは?吠え方別のしつけ対策法を徹底解説

更新日:2024年03月11日

犬が吠えるのには必ず理由があります。犬の気持ちがわかることで、さらに犬とコミュニケーションがとれるようになります。この記事では、犬の吠え方の特徴としつけ方法をご紹介します。これから犬を飼うという方はもちろん、すでに飼っている方もぜひチェックしてみましょう

犬が吠える理由と心理とは?吠え方別のしつけ対策法を徹底解説

夜鳴きで吠える:寂しさやかまってほしさ

犬の夜鳴きは子犬に多く見られ、健康な成犬にはあまり起こりません。

子犬の夜鳴きの原因は、おもに空腹・トイレ・寒さ・寂しさの4つです。食事やトイレ、環境を整えても鳴く場合は、寂しさからくる不安である可能性が高いです。

そんな時は、一時的に飼い主さんの寝室にケージを置いて、一緒に寝ることで安心させます。慣れてきたら段階的に別の部屋へと移動させましょう。

老犬の夜鳴きは認知症の可能性があります。病院に相談してみましょう。

犬が吠えるのをやめさせる方法

犬が吠えるのを、そのまま放置するのはよくありません。近所迷惑になり苦情が届くこともあります。

犬の感情を見極めて最善の方法でしつけを行えば、無駄吠えをやめさせることができます。ここからは、日頃のトレーニングでできるしつけ方法をご紹介します。

1:相手をしないで無視する

「おやつが欲しい」「散歩に行きたい」などの犬の要求吠えに対して、飼い主さんがその要求に応えてしまうと、犬は「吠えたら要求に応えてくれる」と学習し、さらに吠えてしまいます。

要求吠えをした時には相手にせず、徹底的に無視するようにしましょう。これは犬と飼い主さんの忍耐力の勝負となりなすので、応えたい気持ちをグッとこらえて無視します。

2:無駄吠えがおさまったら褒める

「無駄吠え」と言っても、人間にとって無駄だと感じるだけであって、犬にとっては意味のある吠えです。ですから、なぜ吠えているのかを理解することが重要です。

無駄吠えをやめさせるしつけを行い、吠えるのをやめた時には思い切り褒めてあげましょう。

犬は褒められることが大好きな動物です。「吠えなければ褒めてもらえる」と学習することで、無駄吠えをしなくなります。

3:大きな音を立てる

犬がむやみに吠えた時、犬のそばで大きな音をたてたり物を落としたりと、犬が嫌がることをさりげなくやります。

犬は金属音などの大きな音が苦手で、突然聞こえるとビックリするので、吠えるのをやめます。

「吠えたら嫌なことが起こる」と学習させることで、吠えるのをやめさせます。吠えるのをやめたら褒めてあげましょう。

4:注意をそらせる

吠えている時に近くに突然物が落ちたりすると、ビックリして落ちた物のほうに注意がそれます。何が落ちたのか気になるからです。

大きな音を立てるのと同じで、犬は突然何かが起こることにビックリするので嫌がります。

「吠えたら嫌なことが起こる」と学習させることで吠えるのをやめさせると同時に、吠えている対象からも注意をそらさせることができます。

5:ストレスを開放させる

犬はストレスを感じていると吠えやすくなる傾向にあります。犬は部屋の温度が不適切だったり騒音がするなど居住環境が良くない場合にストレスを感じます。

また、空腹や運動不足などからくる身体的な不満や留守番が多くて寂しいことが多いこと、引越しなどによる環境の変化などもストレスの原因となります。

「いっぱい遊んであげる」「居住環境を見直す」などを行うことで、犬のストレス要因をできるだけなくして、ストレスから解放してあげましょう。

6:飼い主がリーダーであることを理解させる

いつも犬の要求に応えて甘やかして育てると、犬は飼い主より偉いんだと勘違いしてしまいます。そうならないように、飼い主さんが犬を威嚇する必要もあります。

犬が吠えたら、低く大きな声で「ダメ!」と言い、犬の前に堂々と立ちます。犬の目を見ながらおとなしくなるまで待ちましょう。飼い主がリーダーだという自覚を持って行うことが大事です。

他にも、普段から飼い主さんより犬のほうが高い目線にいると、犬のほうが偉いと勘違いするので注意しましょう。

7:刺激臭をかがせる

犬の嗅覚が鋭いことは有名ですが、中でも刺激臭に対する鋭さは、人間の1億倍ともいわれています。犬は刺激臭が苦手ですから、これを利用してしつけをします。

犬に無害なお酢を水で薄めてスプレーを作り、犬が吠えた時に鼻の近くにスプレーします。市販のしつけ用スプレーも安全です。

吠えるのをやめたら褒めてあげましょう。

吠える犬の感情を知ってしつけをしよう!

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初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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