Search

検索したいワードを入力してください

犬が背中をこする意外な理由7つ|愛犬からの隠されたメッセージとは?

更新日:2024年08月27日

犬は人間のように言葉が使えない分、全身を使ってさまざまな表現をします。特に背中をこする行動には意外な理由や、愛犬からのメッセージが隠されています。この記事では、犬が背中をこする理由や犬が伝えようとしているメッセージについてご紹介します。ぜひお読みください。

犬が背中をこする意外な理由7つ|愛犬からの隠されたメッセージとは?
犬が背中をこする理由に、臭いを取り除くためということもあります。

犬をシャンプーした直後に、地面に体をこすりつける場面を見たことのある方もいるでしょうが、これも臭いを取り除くための行動の一つです。

飼い主や家族からすると、躾をして直したいという気持ちになることもありますが、臭いに敏感な犬は自分の匂いが強すぎると、本来の匂いに戻そうとする習性があるため、躾で直すよりも優しく見守りましょう。

犬が背中をこする理由4:体の異変や病気を知らせる

犬が体の異変や病気を知らせるために背中をこすることがあります。耳が立っている犬は、耳に細菌が入りやすく、耳を壁などにこすったり、風邪を引いて鼻がかゆくてこすることがあります。

このように体の一部だけを執拗にこすりつける場合は、体の異変を知らせていると考えましょう。その場合は、こすりつけている部分を確認し、すぐに動物病院で診察を受けましょう。

犬が背中をこする理由5:満足な気持ちを表現する

満足な気持ちを表現するために、犬が背中をこするときがあります。特に食事の後や散歩の後など、犬にとっては楽しい出来事の後に、満足な気持ちを表現します。

具体的には、仰向けに寝そべって床に背中をこすりつける、飼い主や家族の体に顔や鼻をこすりつけるなどです。

これは犬が満足して「幸せ」を感じている時の行動です。このような仕草をするということは、犬が飼い主を信頼して愛情を表現している証拠でもあります。

犬が背中をこする理由6:伝言をしている

犬が背中をこする理由の一つとして、伝言をしていることもあります。

これは犬の祖先のオオカミ時代の名残でもありますが、獲物の匂いをつけて群れに知らせることで、仲間に獲物の情報を伝え、効率的に狩りをするための行動です。

また、自分の縄張りを主張するためのマーキングをしていたり、犬の習性や本能として自然に行う行動であるというとらえ方もあります。

犬が背中をこする理由7:飼い主の気持ちが伝わらない

犬が背中をこする理由に、飼い主の気持ちが伝わらず、「意思疎通が上手くいっていない」ことが挙げられます。

犬は本来、群れで暮らし、自然とリーダーが生まれ、主従関係で犬どうしが協力し合いながら生きてきました。

そのため、飼い主がリーダーとなり、主従関係をしっかりと作る必要があります。犬が飼い主をリーダーであると認識すると、信頼感が生まれて意思疎通も図られ、飼い主の気持ちも伝わりやすくなります。

背中以外をこする場合の例2つ

犬が背中以外をこすることもありますが、鼻や目を含む顔全体をこする場合が多いでしょう。

嗅覚が鋭い犬にとっては、自分の周りにあるベッドやタオル、カーペットは常に自分のニオイがすることが当たり前で、その匂いがしないと不安になります。

そのため、顔や体をこすりつけて匂いをつけることで安心します。しかし一部分だけを執拗にこする場合は、病気のこともありますから、注意が必要です。

背中以外をこする場合の例2つ

上記以外にも、足やお尻をこする場合もあります。例えば、人の足に前足を乗せて足をこする場合があります。

この行動は、自分の優位性を示す行動とされ、甘えたいという気持ちとともに「僕(わたし)を優先してあそんでね♪」と少しワガママな要求が混ざっていることも多いです。

また、お尻の場合は信頼感の証です。犬にとってお尻は死角になるため、信頼の置ける相手にしか背後を見せません。

例1:目

犬が体の特定の部分をしきりにこすりつけている場合、痒みや痛みによる反応であることもあります。目をこする場合も、痒みや痛みによる反応である可能性があります。

このような場合は、頻繁にこすりつけている部分をよくチェックし、すぐに動物病院で診てもらうようにしましょう。

例2:耳

しきりに耳を足でかいたり、頭を左右に振るようなしぐさが増えてくるような場合は、早めに動物病院で診てもらいましょう。

動物病院で耳の洗浄や点耳薬で治療することで、耳をこするという行動が見られなくなることもあります。

犬が背中をこする時は注意しよう

次のページ

初回公開日:2019年08月21日

記載されている内容は2019年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related