犬がしっぽを振るのはなぜ？｜性格の優しい犬の犬種5

「犬は優しい」という話をよく聞きますよね♪

反対に「猫は気まぐれ」といわれます。犬と猫を対比する表現にも聞こえますが、なぜ犬は優しいといわれるのでしょう？本当に優しいのでしょうか？

猫は「そばにいて欲しいな」と思うときでも、気が乗らなければ近寄ってきてくれませんが、犬は飼い主の気分を察して寄り添ってくれます。

犬が優しいとはいわれても、犬種によっては獰猛だったり、吠えすぎてうるさい犬だったりする場合もあります。

番犬タイプの犬に優しさを求めるのも難しいでしょう。

ここでは、犬の中でも性格が優しいといわれている犬種をご紹介します。

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、大きめの垂れ耳が特徴で、毛もふさふさしています。

性格も温厚で友好的な犬なので、ほかの犬やペットに対して攻撃を仕掛けることもありません。
争いを好まない性格のいい犬種なので優しい犬として挙げられています。

友好的なので膝の上にも乗ってきてくれるので、キャバリアの優しい顔を眺めているだけで、とても優しい気持ちになれます。

シーズーは、大きな目と長い毛足が特徴の、温厚でのんびりとした性格の犬種です。まん丸のかわいい目をみつめていると、目を離すことができなくなります。

噛みぐせやむだ吠えも少ないので、初めて犬を飼う人や住宅街で犬を飼う人にも飼いやすい犬種です。

かわいい表情で飼い主の顔をのぞき込んできたりする飼い主に対する優しさもあり、またほかの犬とも仲良くできる協調性もあります。

トイ・プードルは、かわいいだけでなく、犬種の中でも知能の高い優しい犬です。

可愛すぎて、ぬいぐるみと見間違うほどです。個人によって好みは異なるものの、見た目の可愛さは「世界で有数かわいい」犬種といっても、過言ではないでしょう。

人の表情や感情を読み取ることに優れていて、飼い主の気分を察して寄り添ってくれたり、泣いている赤ちゃんをあやしたり、家族の一員以上の活躍をしてくれます。

ラブラドール・レトリバーは、盲導犬になる犬種として有名ですが、ほかにも警察犬や麻薬捜査犬、災害救助犬などとしても活躍しています。

人間の補助をしてくれることからもわかるように、忍耐強く、攻撃性もない優しい犬種です。

誰に対しても穏やかで友好的なので飼いやすい反面、大型犬なので、飼育するにはスペースを確保する必要があります。

ゴールデン・レトリバーは、非常に賢く、忠誠心にあふれた優しい犬種です。

アーモンド形の優しい目は、見ているだけで飼い主側まで優しい人になれるかのように思わせてくれます。人見知りをあまりしないので、散歩で会う人やご近所さんにも愛想を振りまき、みんなを幸せな気持ちにさせてくれます。

攻撃性も低く、威嚇してきたり攻撃してきたりするほかの犬に対しても、あまり反撃することはありません。

犬がしっぽを振っているのを見ると、一般的には「喜んでいる」とされますが、犬は本当に喜びの感情を表すためにしっぽを振っているのでしょうか。

ここでは、犬がしっぽを振る理由についてご紹介します。