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犬が何を伝えようとしているのか?カーミングシグナルを正しく読み取ろう

更新日:2024年08月27日

ワンちゃんの、カーミングシグナルやボディランゲージを正しく理解することで、ワンちゃんの身体と心の健康を守ることができます。そして、何より飼い主さんとワンちゃんの関係がよくなり、絆は一層深まり、本当の家族になれるのではないでしょうか。

犬が何を伝えようとしているのか?カーミングシグナルを正しく読み取ろう
この時のカーミングシグナルも、相手に対して敵意がない事を示しています。

「仲良くしましょう。」という感じです。

反対に、真っすぐ近づいてくるワンちゃんがいたら、逃げたり、ケンカになったりします。

かわいいからといって、知らない人がまっすぐ近づいてくることは、ワンちゃんにとって怖いイメージを与えているいるだけです。

飼い主さんもワンちゃんに対してまっすぐ近づくことは、避けましょう。

犬の愛情表現

私たちは、家族の一員であるワンちゃんに愛情表現をするように、ワンちゃんたちもまた、さまざまな愛情表現をしてくれます。

プレイバウはほとんどの方が知っているボディランゲージですが、なかには、判断が難しい表現もあります。

犬の愛情表現1:お腹をみせる

犬がお腹を見せる時は、「服従します。」のサインと、「安心して思いっきりリラックスしている状態」を表しています。

「服従します。」の意味はほとんどの方が知っているおはなしですが、それ以外にリラックスしている状態で、お腹を撫でてほしい時にお腹を見せます。

ワンちゃんにとって、自分の弱点をさらけ出せるということは、この上ない幸せではないでしょうか。

ただ、?られた後とかにお腹をみせている場合は、「かまわないで」のサインと言われています。

犬の愛情表現2:飼い主の顔などを舐める

犬が飼い主の顔などを舐める時は、飼い主さんに甘えています。

飼い主さんのことを自分のリーダーと認めた行動です。

また、子犬が親犬に食べ物をねだる仕草にも似ていて、お腹が空いている時の行動とも言われています。飼い主さんのことを親のようにおもっていると言えるでしょう。

その他にも、家族で言い争いになっていることがあれば、「仲直りして?」と仲裁にはいって顔を舐めにくることがあります。

犬の愛情表現3:しっぽを振る

ワンちゃんがしっぽを振るのは、嬉しい時と、興奮している時です。

愛情表現としてしっぽを振っているというのは、ほとんどの方が知っているおはなしです。ただ、興奮している状態の時は、しっぽを早く小刻みに振っています。

しっぽを振っているからといって、むやみに知らない犬に近づくのは危険です。愛情表現として判断する場合、しっぽを振るスピードと穏やかな表情で口角が上がっているかで分かります。

犬の愛情表現4:飼い主のベッドにる

犬は飼い主さんの臭いがするベッドに、安心感を求めています。

飼い主さんが出かけて、長時間留守にしているときや、忙しくて、かまってあげられない時などに、さみしさを和らげるために飼い主さんの臭いが残るベッドにいる事があります。

ただ、自分のベッドより居心地がよく、ふかふかで「気持ちがいい」とおもっている場合もあります。

犬の愛情表現5:体を寄せてくる

ワンちゃんが飼い主さんの事を信頼している証拠です。

飼い主さんが横になってリラックスしている時に、体を寄せて寝ようとしている時は、飼い主さんをリーダーと認めて、安心しています。飼い主さんと一緒にいれば「大丈夫」とおもっています。

おしりをくっつけてくる事もあります。この場合も飼い主さんやご家族を信頼しています。

犬のカーミングシグナルを正しく読み取ろう

飼い主さんとワンちゃんの絆を深めるため、カーミングシグナルを正しく理解しましょう。

ワンちゃんの行動を観察することは、大変難しいことです。

ストレスを知らせるカーミングシグナル(全部で27種あると言われています。)を見過ごしたなら、病気になってしまう事もあります。

最後に、カーミングシグナルはノルウェーの動物学者(女性ドッグトレーナー)ルーガス氏が提唱。カーミングシグナルという表題で書籍がアマゾンで販売されています。

初回公開日:2019年08月14日

記載されている内容は2019年08月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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