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笑ってる犬の心理は?犬の表情から読み解く心理4つをご紹介

更新日:2024年08月30日

皆さんは笑ってる犬を見たことはありますか?笑顔の犬を見るとほっこりと癒される一面があります。喜んでくれているのであれば良いのですが、そうではない場合もあるのではないかと気になる方も多いでしょう。犬が笑ってる理由はどのようなものがあるかをまとめました。

笑ってる犬の心理は?犬の表情から読み解く心理4つをご紹介
笑ってる犬は、口を軽く開けているところがありますが、それには理由があります。

理由は、歯をむき出しにすると敵意の現れになるからです。だからこそ、基本的には歯を見せないように口を軽く開けます。下の歯くらいは出る事もありますが、上の歯まで出すことはほとんどありません。

色々な犬の笑顔を見ていると、ほとんど口を開けずに口角だけを上げる犬と、下の歯を見せて笑う犬と個性が分かれる所があります。

どんな笑顔の仕方でも笑顔の犬はかわいいです。

犬が笑っているときの顔の動き2:下の犬歯を見せる

下の歯を見せている時はリラックスしていると考えて差し支えないでしょう。

下の犬歯を見せる行動ですが、飼い主の表情を観察していて「こういう時は、笑顔をみせるものだ」と学習するからだと言われています。

その一方で、仮に上の歯でさえもむき出しにしているという事でしたら、威嚇も考えられますので、その時は犬の様子を確認するようにしましょう。喜んでいるのか威嚇しているのかを見分けるコツとしては、犬の体に力が入っているかどうかで見分けましょう。

リラックスの場合は安心ですが、威嚇の場合は原因を取り除く事も必要です。

犬が笑っているときの顔の動き3:フレーメン反応に似た表情

笑ってる犬に見える原因として、フレーメン反応に似た表情であることも考えられます。

フレーメン反応とは何かというと、生理現象で臭いに敏感に反応して唇が上がることです。

動物は敏感な嗅覚で臭いをかぎ分けていると言われています。フェロモンを感じ取るとも言われており、野生の動物であれば異性の尿の臭いに笑ってる顔のような反応するケースもあります。

ただ、たばこのにおいなどの有害な臭いにも反応するケースもあります。

犬のフレーメン反応は口を上下に震わせることが多いのですが、時に笑顔のように見えてしまうケースもあります。

犬の攻撃的な顔

犬の攻撃的な顔は、人間から見ても分かりやすい表情ですぐに怒っていると分かります。

目を細めたり、口を閉じたりしているのは警戒のサインと言われていますが、シャンプーなど自分が嫌なお世話をしてくる飼い主に対して強気で「嫌」という時にも、警戒の表情をすることがあります。

また、不安、緊張などの感情から始まった事が、攻撃的な感情につながる事もあります。もし攻撃的な表情をする事があるのであれば、なぜそのような表情をするのかという原因を突き止める必要があります。

睨みつける

犬などを含めた動物がにらみつけるのは、威嚇のサインであることが多いです。

相手を凝視し、相手が凝視しかえすと喧嘩が始まることがあります。だからこそ、野生の犬や接し慣れていない犬の目をのぞき込むなどのしぐさは良いものとは言えません。

ただ、飼い犬の場合は、「可愛い」などの理由から飼い主に見つめられることがあります。その際に凝視を威嚇と感じさせないためのトレーニングが存在し、そのトレーニングによって凝視に慣らすことが可能です。

鼻の上にシワを寄せて上の犬歯をむき出しにする

色々な犬がいるので一概には言えませんが、笑ってる時とは違う事は上の歯さえをもむき出しにしていると、攻撃的な表情であることが多いです。

鼻に皺を寄せている時は要注意です。この時は「近づかないで」というサインを送っている状態だからです。

この表情になる前に既にサインを送っていたのを見逃していた可能性もありますので、犬の怒りはマックスになっているケースが多いです。

仮に飼い犬がこのような表情をしたのであれば、何とか落ち着かせるべきです。鼻に皺がより歯を見せている状態でしたら、喧嘩の一歩手前でしょう。

ヒゲからも表情の変化がわかる

犬の表情筋の緊張により、口よりヒゲが早く動くなど、ヒゲによって表情がわかる犬もいます。

ヒゲは細く目に入りにくいですが、飼っている犬の表情はヒゲを含めて細やかに観察してみましょう。

ただし、ヒゲがないほうが表情が洗練されているからという理由もあって、トリミングをすると切られてしまうこともあります。

犬の笑っている顔は素敵で面白い!

笑ってる犬は、飼い主にとっては癒されますし面白い表情です。

その一方で笑顔を見せているから必ず幸せだと考えているのではなく、「落ち着きましょう」とか「そんなに怒らないで」という表情であることもあります。

もし、この意味合いでの笑顔であれば、接し方を変える必要があります。

躾の時に笑顔を見せるのであれば、大声で叱るようなしつけはせずに犬にストレスを与えないようにしましょう。その上で効果的なしつけをするべきです。

それ以外の場合でしたら喜んでいることが多いので、笑顔を増やすようにしてあげましょう。

初回公開日:2019年08月27日

記載されている内容は2019年08月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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