犬がうれしょんする理由とは？うれしょん犬を落ち着かせる対処法

犬がおしっこをいきなり目の前で漏らして驚いたことはありませんか。尿道の病気だからおしっこを漏らしたのかと心配したり、しつけていないから人前でお漏らしをしたのかと感じる人もいるでしょう。

この犬のうれしょんは失禁でもなく、お漏らしでもなく、犬が喜ぶ時にやる行いですので病気ではありません。

しかし、何度もうれしょんされると後始末も大変ですし、人前でやられると飼い主としては恥ずかしくなることもあります。

この記事では、そんな犬のうれしょんについて理由や対処法について詳しくご紹介しています。

うれしょんとは、犬が興奮することでおしっこを漏らす行いのことをいいます。犬が興奮するのは、自分が予想していない驚きと嬉しさを感じた時に感情が高まることでうれしょんすることが多いです。

例えば、可愛がってくれる飼い主が出張のために数週間家を空けており、急に帰ってきた時に驚きと嬉しさのあまりうれしょんをします。

また、感情表現をする時にうれしょんをする犬は、体全体で嬉しさを表現するので動きが活発的になることが多いです。

犬がうれしょんをするのは何か訳があるのかなと感じることはありませんか。どのような理由があるか知りたい人のために、どうして犬が人前でもうれしょんをするのかその理由を4つ取り上げてご紹介します。

うれしょんする理由は嬉しいからです。仕事に行った飼い主が長時間、家を留守にした時、犬は一人でずっと過ごしていることになります。留守の間は遊び相手もないですし、構ってくれる人もいません。

そんな寂しい時間を過ごしている犬は「寂しいなあ。早く飼い主が帰ってこないかな」と待っていますから、飼い主が「ただいま」といきなり帰ってきた時は凄く嬉しい気持ちになります。

その嬉しい気持ちを抑えきれない犬は、嬉しい気持ちをうれしょんという行いで飼い主に「嬉しい」と気持ちを伝えることが多いです。

犬は興奮するからうれしょんをします。興奮するほど嬉しいことに遭遇した犬は、自分の感情を抑えきれないとうれしょんして相手に自分の気持ちを伝えます。

このうれしょんをするほど犬が興奮する場面とは、ずっと会えなかった人に再会した時や無くなったおもちゃが見つかったなど、期待していなかったことが起きて嬉しいと感じた時です。この時、犬は興奮して尻尾も大きく振りながら全身で興奮している気持ちを表します。

服従心をアピールする時に犬はうれしょんをします。自分のために食事を作り、世話をしてくれる飼い主に対して「あなたの言うことに従います」との気持ちを持った犬はうれしょんをして、自分の気持ちを伝えることが多いです。

また、深い愛情を注いでくれる飼い主は、まるで母犬のように感じた犬は、「あなたのためなら何でもしてあげる」と心から服従する気持ちをうれしょんして伝えます。

精神的に不安定な気持ちになると犬はうれしょんをします。先ほどまで傍に居た大好きな飼い主の姿が急に見えなくなったとき、犬は「あれ、いなくなっちゃった」とどこに行ってしまったか不安な気持ちになり、落ち着かなくなります。

この不安で落ち着かなくない状態が長い間続くと「本当に飼い主は帰ってくるのかな。不安だな」と感じた犬は精神的に落ち着かなくなり、家でお漏らしをしてしまいます。

そんな精神的に不安定な犬の前に飼い主が帰ってきた時、飛び跳ねたくなるほど嬉しい気持ちを抑えられず、うれしょんをしてしまいます。