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犬が目線を合わせる理由とは?目をそらす理由と愛情表現をご紹介

更新日:2024年03月12日

いつも私たちに寄り添ってくれて、癒しと元気を与えてくれるわんちゃん。犬は人間にとっての「言葉」の代わりに「目線」や「しぐさ」で私たちに精いっぱいの感情や愛情をを伝えようとしています。その感情が飼い主さんに伝われば犬はとっても嬉しいはずです。

犬が目線を合わせる理由とは?目をそらす理由と愛情表現をご紹介
犬は欲しいものがあったり、お散歩に行きたいときや、遊んでほしいときのようにお願いしたいことがあると飼い主さんを見上げ、口を開けて目線をじっと合わせてきます。

料理を作っているときは、「おやつをくれるかも?」玄関に向かえば「散歩の時間かも?」
キラキラと、期待を込めた眼差しをおくってくるのです。犬は飼い主さんの行動をよく見ています。

可愛いからとついつい犬のお願いに応じてばかりいるとわがままな犬になってしまうので注意が必要です。

相手を自分より下に見ている

犬がにらむようにじっと人間を見ているとき、その人を自分よりも格下だと思ってるかもしれません。

まだ飼い主さんに慣れていなかったり、家に来た知らない人に対して、警戒や、緊張がある場合にそういった目線をおくります。

本来犬の社会では、目線を合わせる行為は相手に敵意を示す行為です。犬同士では「こちらは敵意はないよ」という意味で相手から目線をそらします。

ずっと目線を合わし、にらみ合っていれば「なんだ?やるか?」とケンカの始まりです。

犬がにらむように目線をおくっていることがあれば、目線を外しながら笑顔で「こちらに敵意はないよ」と優しく伝えてあげましょう。

犬の愛情表現4選

私たちが犬を家族の一員として大切に想っているように、犬も私たちを家族として想ってくれています。

犬はいつも、私たちに、さまざまな方法で愛情を伝えようとしています。

犬はどのようにして愛情を表現しているのでしょうか。

:犬の愛情表現1:尻尾を振る

犬がしっぽをぶんぶん振っているのは、「大好きだよ!」という飼い主さんへの愛情表現です。

帰宅したとき、しっぽを振ってお出迎えをしてくれると、こちらまで嬉しい気持ちになりますよね。他にも、ご飯をあげるときはキラキラした眼差しで、こちらを見つめながらしっぽを振ります。

お散歩のときにもしっぽを振りながら「わーい!お散歩楽しいな♪」という気持ちを表現しています。

相手の口元を舐める

犬は嬉しいときや飼い主さんへ愛情を伝えたいときに飼い主さんの顔や、口元を舐めます。

犬は子犬期に、母犬を舐めることでエサを与えてもらっていました。飼い主さんの口元を舐めるのはその名残といえます。飼い主さんを母犬のように慕っているのでしょう。

犬同士でも目上のリーダの犬に対して敬意を表すためリーダー犬の口元を舐めることもあります。飼い主さんに対しての敬意の表れともいえます。

仰向けでおなかを見せる

犬がおなかを見せて寝転んでいるときはあなたを信頼しているということです。おなかは、犬を含めすべての動物にとっては急所といえます。

仰向けになり急所のおなかを見せるというのは飼い主さんを信用しているからです。

また、怒られた時などにもおなかを見せ寝転ぶことがあります。これは「降参」です。「ごめんなさい、降参です、怒らないで…」と伝えているのです。

相手の顔に頭や鼻をコツンとぶつける

犬が飼い主さんの顔に頭や鼻をコツンとぶつけてくるのはあなたに甘えている、またはかまってほしいサインです。

ただ、信頼していない相手にはこういった行動はしないといわれています。飼い主さんを主人と認めたうえで甘えているのでしょう。

犬が頭や鼻をコツンとぶつけてきたら、飼い主さんとの信頼関係が良好という証拠です。優しく撫でてあげましょう。

犬の目線に隠された気持ちを理解してみよう

犬は言葉が話せませんので、犬は目線とさまざまな表情で私たちに感情を伝えてきます。同じ目線でもその状況や表情で犬の感情の変化がわかります。

「大好き!」「もっとかまって」「お腹すいた~」「怖いよ」「ごめんなさい」など目線やしぐさで伝えてきます。

ぜひ一緒に暮らしているわんちゃんの目線や表情を観察してみて下さい。

きっと、一緒に暮らしているあなたなら犬が何を伝えようとしているかわかるはずです。

初回公開日:2019年08月21日

記載されている内容は2019年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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