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犬も仮病を使うって本当?使う理由6つと正しい対処方法を解説!

更新日:2024年08月29日

犬も仮病を使うことを知っていましたか。本記事では、犬が仮病を使う理由と適切な対処法などを紹介していきます。犬が寂しさを感じてしまい、飼い主の気を引くために仮病を使うこともあります。犬とのより良い関係を築くために、本記事を参考にしてみてください。

犬も仮病を使うって本当?使う理由6つと正しい対処方法を解説!

犬も仮病を使う?

犬も仮病を使います。しかし、犬にとっては仮病という認識がありません。本記事では、犬の仮病について、仮病を使う理由や仮病を使ったときの対処法・対策法を紹介していきます。

また、仮病は基本的には、問題行動の一種であり、犬からの何らかのサインでもあります。なぜ、犬が仮病を使ってしまっているのか、考えてみましょう。

犬が仮病を使っている時の行動

犬は、ある特定の行動をしたとき、好ましい結果に終わったことを学習します。逆も然りです。ある特定の行動をし、好ましくない結果になったとき、その行動をしなくなります。

このように、行動とその結果の関連性を学習するオペラント条件づけ反応のようなものを人間側の視点では「仮病」と呼びます。

しかし、犬にとっては仮病という認識はないことが多いです。学習された行動によって引き起こされている場合がほとんどです。どちらにしても、仮病を使える犬は賢いということです。

犬が仮病を使う理由とは?

基本的には、犬が仮病を使う理由は人間と同じです。

やりたくないこと、気を引きたいことがあり、仮病を使います。ご自身の小さい頃の記憶を思い出して犬の気持ちや行動を考えてみると、なぜ仮病を使うのか理由がわかってきます。

犬が仮病を使う理由

  1. 関心を引こうとしている
  2. 優しくされると思っている
  3. 寂しさを感じている
  4. 昔体調が悪かったときを思い出している
  5. やりたくないことを拒否しようとしている
  6. より良いものを求めている

犬が仮病を使う理由1:関心を引こうとしている

犬が仮病を使う基本的な理由としては、飼い主の関心を引きたいという気持ちからする行動です。

この時の仮病は呼んでも反応しない、寝床にこもる、じっと動かないといったような動作が多いと言われています。

演技として痛がっているフリをする、また体調悪そうに振る舞うというよりかは、反応がないという状態が多いです。いじけているという表現がしっくりきます。

犬が仮病を使う理由2:優しくされると思っている

優しくされたい、優しくしてほしいという欲求がある場合にも仮病を使います。

例えば、以前足を痛めて歩けなくなってしまったとき、飼い主にとても優しくされた記憶があり、足をひきずるなど足が痛いフリをすることがあります。

人間の場合も、何か甘えたいとか優しくされたい欲求があるときは、出来ないフリをすることがあります。犬の場合も同様です。

犬が仮病を使う理由3:寂しさを感じている

人間の1日の体感を犬はその3倍もの体感で過ごしています。人間にとっては、少し出かけるという感覚でも犬にとっては耐え難い時間なのでしょう。

働いている人は1日に会社との往復含め、約10時間くらい家を留守にするとしましょう。すると、犬の体感では約30時間もの時間ほったらかしにされた気分になります。

ある研究では、4時間以上お留守番を犬一人でさせると、問題行動を起こしがちになるという結果が出ています。

犬は寂しさを感じやすい動物なので、できるだけ近くにいてあげられるようにしましょう。

犬が仮病を使う理由4:昔体調が悪かったときを思い出している

例えば、昔に体調が悪かったときにベッドでずっと寝ていたら飼い主がとても優しくしてくれたことを覚えていて、ベッドに長い時間いることにより優しくしてもらえるんだという結果を学習しています。

もちろん仮病という認識はないです。昔のことを思い出して、仮病のような行動をしています。

犬が仮病を使う理由5:やりたくないことを拒否しようとしている

人間の場合もそうですが、嫌なことや、やりたくないことを拒否するときに仮病をつかいます。

上記の動画は、散歩に行くことが嫌で仮病を使っている動画です。飼い主をチラチラと確認していますが、眠そうな顔をしてじっと動きません。

半ば強制的に起こされ、散歩用のリードをつけられているときもあまり嬉しそうではありませんが、やっと観念したのか、リードをつけられたらさっと走って散歩に行く準備を整えだしました。

以前じっと動かなかったことにより、散歩にいかなくて済んだという経験からくる行動でしょう。
次のページ:犬が仮病を使うときの対処法

初回公開日:2019年08月27日

記載されている内容は2019年08月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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