どうして犬の表情や仕草は豊かなの？代表的な犬の感情表現5選

口が緩み軽く開きながら舌をわずかにのぞかせ、後ろに寝かせるように犬が耳を下げるときがリラックスしているときです。

口角を上げ人間が笑っているときのような表情をするときは穏やかな気持ちになっているときです。犬がペタンと寝かすように耳を下げるときは飼い主への友好の証や服従を表すときに耳を寝かすように倒します。

犬が耳を下げながら口もとが緩み笑顔のときはリラックスして安心している証拠です。

犬が耳を前方に傾け伏せながら、歯茎をむき出しにして全ての歯を見せ鼻の上にシワがよっているときは攻撃する意思があるときです。「消えろ！！」と怒りが頂点に達している状態です。犬の視線の先に別の犬がいる場合は見えなくなる位置まで引き離しましょう。

人間に対して怒りをあらわにしている場合、背中を見せずにゆっくりとその場から離れましょう。背中を見せ逃げると追いかけられる可能性があります。しっかりと予防接種などをして万が一に備えておきましょう。

口角を上げ、耳を後ろに倒しながらお尻を上げる体勢を取るのが「遊ぼう！」とアピールしているときです。口や耳はリラックス状態とあまり変わりません。

前足を伸ばしお尻を上げる体勢「プレイバウ」をしているかどうかが遊んで欲しいかどうかの見分け方です。犬が背伸びをするようにお尻を上げるしぐさをしたら思いっきり遊んであげましょう。

耳を寝かせて口元がやや緩んだ明るい表情で近づいてくる場合は甘えようとしています。犬が目を見開きながら嬉しそうな表情で尻尾を振りながら近づいてくる犬の感情は飼い主に甘えたいときか甘えているときです。

家に帰ってきて耳を寝かせて嬉しそうな表情でお出迎えしてくれるときに犬の表情は甘えているときの表情になります。

耳を前方に傾け歯茎と犬歯を見せながら鼻の上にシワがより逆八の字のような状態の犬の感情は警告しているときです。「あっちに行け！！」と怒りの形相で近づいたら攻撃するぞという意思表示です。

犬歯を見せ相手を脅すことで無駄な争いをしないための表情です。ピンと立てた耳を前に傾けるのは危険を察知して警戒している意味もあります。飼い主は犬が警戒しているものを理解し対処することで犬は落ち着きを取り戻すでしょう

耳を後ろに引き気味で口を閉じるような状態のときは不安を感じています。他にもあくびをしたり目を細めたりします。

犬のあくびは眠い時だけでなく気持ちを落ち着かせるためにも行います。飼い主に怒られているときなどに、あくびをするのは気持ちを落ち着かせようとしているからです。

動物病院などの待合室であえぐような呼吸「パンディング」をしている犬の感情も不安や緊張などのときによくみられる犬の行動の一つです。