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犬のトイレの失敗はわざと?トイレでできない原因としつけ方法

更新日:2024年08月28日

トイレトレーニングを終えたはずの犬がトイレを失敗してしまうことがあります。わざと失敗している場合もありますが、そうではなくどうしようもない理由で失敗していることもあります。トイレ失敗の原因を見極め、それぞれの理由にあったしつけをすることが必要です。

犬のトイレの失敗はわざと?トイレでできない原因としつけ方法

犬の粗相とは?

犬の粗相の意味とはトイレの場所以外でおしっこをしてしまう、トイレを失敗することを言います。

犬の粗相は何かしら理由があって失敗している場合がほとんどですが、確かに飼い主に対して構って欲しいとか遊んで欲しいなどの理由からわざと狙ってお粗相をする犬もいます。

理由によっては、ただ叱るだけではまったく改善しないことがあります。まずは犬がどんな理由でトイレを失敗しているのかを知り、適切な対処方法を知りましょう。

嬉ションとの違いとは?

嬉ションとは、犬が喜びすぎたり嬉しすぎたり、興奮しすぎたときにお漏らしをしてしまうことです。トイレの失敗ではありますが、犬の粗相とは少し違います。

まず嬉ションはたいてい、飼い主の帰宅時や飼い主が愛犬を撫でているときなど、いつ起こるのかが決まっています。わざとトイレをもらす嬉ションをしているという訳ではなく、突然起こります。

嬉ションへの対応策としては、愛犬を興奮させすぎないことが重要になってきます。

マーキングとの違いとは?

マーキングというのは基本的にオスの犬がする本能に基づいた行動であり、こちらもまた犬の粗相とはまったく違います。

マーキングは自分のテリトリーを主張するためにわざとやっている臭いづけであり、トイレを失敗している訳ではありません。たまたまトイレを失敗したのではなく、わざとトイレ以外の場所でしています。

このため、マーキングにはマーキングで別の対処が必要になります。愛犬がオス犬であった場合、トイレの失敗とマーキングは分けて考えましょう。

犬がトイレを失敗してしまう原因

犬がトイレの失敗をしてしまう原因には、わざとではないものからわざとやっている場合まで、いくつか理由がありますので見ていきましょう。

またここでは、日本でよく飼われているの犬の種類別に、トイレのしつけの難易度を紹介しています。あくまでも犬種別に分けたものなので、犬の個体差によって違ってくる場合もあります。
犬種別しつけの難易度(★マークが少ないほど楽)
マルチーズ★★☆☆☆
シー・ズー★★☆☆☆
トイプードル★★★☆☆
柴犬★★★★☆
アフガンハウンド★★★★☆
チワワ★★★★★

犬がトイレを失敗してしまう原因1:トイレがわからない

犬がトイレを失敗してしまう原因の1つとして、そもそもトイレの場所が分からない、という理由がありますがこちらは飼い主側のしつけ・トイレトレーニングが完全ではないことが理由でしょう。

人間がトイレの場所と決めた場所も、きちんと教えなければ犬には分かりません。わざと失敗しているのではなく、どこですればいいのか分からない状況です。

犬がトイレを失敗してしまう原因2:トイレが汚い

犬がトイレを失敗してしまうよくある原因が、いつも使っているトイレが掃除されておらず汚いため、犬が嫌がってそこでトイレをしなくなって失敗するという理由です。

こちらは、飼い主側が掃除をちゃんとしていないことが原因です。とくに犬を多頭飼いしているお宅では、トイレの掃除が間に合わないなどの理由で起こりがちです。

犬がトイレを失敗してしまう原因3:精神的に落ち着かない

犬が精神的に落ち着かない状況に置かれたときも、トイレの失敗をしてしまうことがあります。わざとやっているというよりも、精神的な不安などから粗相をしています。

引越をして飼い主と犬の環境が変わってしまったときや、飼い犬の身の回りの物を買い替えたりしたとき、また飼い主が突然忙しくて不在が増えた、などの理由から精神的に落ち着かなくなることがあります。

犬がトイレを失敗してしまう原因4:かまってほしい

犬がトイレの失敗をしてしまう原因として、わざと失敗しているときの原因が飼い主に構ってほしい、遊んでほしいなどの理由です。

ちゃんとしつけができていたはずなのに、犬がいきなりトイレを失敗するようになった場合は、わざとしてしまっている可能性があります。

これは嫌がらせではありません。トイレの失敗の後、飼い主に構ってもらったことを覚えていることが原因です。

犬がトイレを失敗してしまう原因5:老化

次のページ:犬がわざとトイレに失敗したときのしつけ方法

初回公開日:2019年08月27日

記載されている内容は2019年08月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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