犬が口をくちゃくちゃするのはなぜ？理由とやめさせる方法を解説

犬が口をくちゃくちゃする理由には、歯に食べ物がつまっている、口の中に異物がある、毛が口の中に入ってしまったなどいろいろあります。

その他にも、心理的なものや病気などが原因していることもあります。

犬が口をくちゃくちゃする理由に、口の中に何か異物が挟まっていて、違和感があるときです。

犬が口をくちゃくちゃしているときは、まずは口の中をチェックしてあげることが大切です。犬の口の中に自分の毛が入ってしまっていることがあります。

そうならないように常にブラッシングをしてあげて、落ちた毛が散らばらないようにこまめに掃除することも大切です。

特に室内飼いをしている犬は、ごみなどが落ちていると歯に挟まったり、呑み込んでしまって病気になってしまう可能性があります。気をつけてあげてください。

犬が口をくちゃくちゃするときは、歯の生え代わりのときの場合があります。

犬は生後4か月から1歳くらいで歯の生え代わりがあります。生後4から6か月ぐらいで生えかわりがスタートする子犬は、7か月〜1歳ぐらいで永久歯が生えそろいます。

だから生後4か月から1歳ぐらいの子犬が、むずがゆくて口をくちゃくちゃすることがあります。抜けた子犬の歯が口の中に残ると危険です。よく観察してあげましょう。

子犬の頃から歯磨きの習慣をつけておくことで、このようなトラブルを未然に防ぐことができます。

犬が口をくちゃくちゃするときは、寝る前のリラックス状態である可能性もあります。

犬が寝るときに撫でてあげたりしていると、無防備になって口をくちゃくちゃさせることがよくあります。

犬が口をくちゃくちゃするときは甘えたいときでもあり、飼い主に対する愛情表現をしているときでもあります。

犬はリラックスすると、お母さんの母乳を飲んでいるときのことを思い出します。特に甘えん坊の犬はその傾向が強く、リラックスすると口をくちゃくちゃさせて子ども返りしてしまうことがあります。

犬が口をくちゃくちゃする原因にストレスということもあります。

リラックスとは反対に、ストレスで口をくちゃくちゃとさせる犬もいます。これはカーミングシグナルと呼ばれる行動で、気持ちを落ち着かせるために行っています。

他にもストレスを感じた犬が、口・鼻を舐める、あくび・仰向けになる、身体を振るといった行動などがあります。

犬が口をくちゃくちしていたら、ストレスを感じている可能性があります。こまめに散歩をしたり遊んであげたりして、まめにストレスを開放してあげましょう。

犬が口をくちゃくちゃするときは、むにゃむにゃしながら夢を見ている可能性があります。

科学的に証明はされていませんが、犬などの動物も夢を見るといわれています。睡眠中の犬の脳波の反応から、そのような予想がされています。

犬は人間と同じように、レム睡眠・ノンレム睡眠をくりかえしています。犬の眠りは浅いので、夢を見がちなレム睡眠の時間が長いことが特徴です。

そのため、寝ている犬が口をくちゃくちゃしているときは、夢の中でおいしいご飯を食べていたり、何かを噛んでいるつもりになっている可能性があるときです。

犬が口をくちゃくちゃするのをやめさせるための方法を3つご紹介していきます。

犬が口をくちゃくちゃするようになったら、注意をしてあげなくてはいけません。怒ったりしてはいけません。犬の様子をよく観察しましょう。