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なぜ犬は隠れるのか?犬が隠れる理由と犬が隠れたときの対処法をご紹介

更新日:2024年03月13日

「犬が隅っこや物陰に隠れて出てこない」と困ってしまったことのある飼い主さんも少なくないことでしょう。犬が隠れるのはいったいなぜなのでしょうか?この記事では犬が隠れる理由やその時の心理状態に加えて、適切な対処法についてご紹介しています。

なぜ犬は隠れるのか?犬が隠れる理由と犬が隠れたときの対処法をご紹介

犬が隠れる理由

「犬が家具やブランケットの陰に隠れるのはなぜだろう?」と疑問に感じたことのある飼い主さんもきっと多いはずです。

ここではまず、犬が物陰などに隠れる主な理由とその時の気持ちについてご紹介していきます。

犬が隠れる理由

  • 物音にびっくりしたから
  • 恐怖
  • 狭いところが好き
  • 習性
  • 飼い主さんの気を引きた
  • 好奇心

犬が隠れる理由1:物音に驚いた

犬が隠れる理由としてまず知っておきたいのが、物音に驚いたからということです。

怖がりな性格をしている犬や、心に傷を負った元保護犬などはちょっとした物音であっても恐怖や不安を感じやすく、自分の身を守るための防衛本能として物陰に隠れることが多くあります。

ショックの度合いが強ければ強いほど、体がぶるぶると震えるなど、隠れるという行為以外にも恐怖を感じている仕草を見せることでしょう。

この場合は、隠れる犬を無理やり暴こうとせず、優しく声をかけたりリラックスさせてあげることが不可欠です。

犬が隠れる理由2:恐怖

恐怖を感じているというのも、犬が隠れる理由のひとつとして挙げられます。

飼い主さんの外出中にいたずらをしてしまい、飼い主さんが帰宅してそれに気づくと、犬は「怒られる」と恐怖を感じて物陰に隠れるでしょう。

賢いからこそ、飼い主さんの感情を敏感に察知して恐怖を抱き、物陰に隠れるのだとも言えます。

また、夫婦喧嘩など家族が口論をしているところを見ると、犬は「怖い」「どうしちゃったの?」と恐怖を感じて物陰に隠れることもよくあります。

犬が隠れる理由3:狭いところが好き

犬が隠れる理由のひとつとして、単純に狭いところが好きだからということも考えられます。

どちらかと言うと怖がりな性格や人見知りな性格をしている犬は、広い場所よりも自分の身を外敵から隠すことのできる狭い場所を好み、安心感を覚えることでしょう。

とりわけ、新居に引っ越したばかりの頃や家に迎え入れられたばかりで自分の置かれた環境にまだ慣れていない状況では、狭いところや隠れることのできる場所を好みます。

犬が隠れる理由4:習性

ただ単なる習性であるというのも、犬が隠れる理由のひとつに数えられるでしょう。

犬種や個体差によっては生まれつき警戒心の強い犬もおり、このような犬は動物的な本能や習性として自分の身を隠すことのできる場所を好む傾向があります。

特に恐怖や不安・ストレスを感じているというわけではなく、なんとなく落ち着くから隠れるというパターンですので、心配したり問題視する必要はありません。

犬が隠れる理由5:飼い主さんの気を引きたい

犬が隠れる理由のひとつとしてご紹介したいのが、飼い主さんの気を引きたいからということです。

以前たまたま姿が見えないことで飼い主さんが自分のことを探してくれて構ってくれたという経験をすると、犬は「隠れることで飼い主さんの関心を惹きつけることができる」と学習し、それ以降も意図的に隠れることがあります。

「大好きな飼い主さんに自分のことを注目してもらいたい」という、犬なりの健気な愛情表現とも言えるでしょう。

犬が隠れる理由6:好奇心

好奇心が強いというのも、犬が隠れる理由のひとつとして挙げられるでしょう。

好奇心の強い犬は、狭い場所などに興味をもって体を入り込ませたがるので、結果的に体が隠れるという状態になりがちです。

また、「隠れることで飼い主さんがどのような反応をするのだろう?」という興味から、あえて隠れる犬も少数ながら存在することでしょう。

犬が隠れたときの対処法

以上でご紹介したように、犬が隠れる理由はさまざまであり、恐怖や緊張などから隠れるというパターンもあります。

ここからは犬が隠れる時の対処法についてご紹介していきますので、ぜひ参考になさってみてください。
次のページ:犬の愛情表現5選

初回公開日:2019年08月29日

記載されている内容は2019年08月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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