Search

検索したいワードを入力してください

犬が手をなめる理由!どうしてなめるのか?どうしたら良いのか?

更新日:2024年08月29日

愛犬たちのなめるという行動には、実は色々意味があるのです。それぞれの部位ごとにその理由があります。そのしぐさは可愛いものですが、犬自身が病気を訴えていたり、放置することで愛犬を通じた感染症の心配もあります。注意点をまとめてみました。

犬が手をなめる理由!どうしてなめるのか?どうしたら良いのか?

犬が手をなめる理由とは?

犬同士の挨拶の時、相手の犬の顔をなめたり、毛づくろいの様に自分の体を愛犬がなめている姿を見た事はありませんか?また、食べ物を持っているわけではないのに、なぜかすごく手をなめてくることがあります。

愛犬たちのこの「なめる」という行動は、実は色々意味があるのです。それぞれの部位を舐めることにどんな意味や気持ちが込められているのでしょうか?

部分別でみる犬が舐める理由6つ

犬が手をなめる理由は、体などをなめる理由は愛情表現に限らないのをご存知でしょうか?愛犬たちのこの「なめる」という行動、実は色々意味があるのです。

今回はこの「なめる」という行動について、シチュエーション別に考えていきたいと思います。

犬が舐める理由

  1. 手や腕
  2. 鼻や耳
  3. 自分の身体
  4. 床や地面

犬が舐める理由1:手や腕

犬が手をなめてくる理由は飼い主さんに甘えたり、遊びの催促をしたい時です。
飼い主さんの手は、犬にとって愛情を感じる場所です。愛犬が手をなめるの理由は飼い主さんへの信頼の証なのです。
逆に、撫でようとすると噛もうとしたり、唸ったりする場合は、飼い主さんを含め、誰かに叩かれたり、何か嫌な思い出がある証拠です。
また、愛犬が苦手な事をした後には倍の良い事をしてあげましょう。例えばおやつをあげたり、すごく褒めて撫でてあげたり「嫌な事をされた後でも必ずいい事がある。」と思っているから手をなめてくるのです。

犬が舐める理由2:口

愛犬が飼い主さんの顔や口をぺろぺろと舐めるのは、どういった意味が込められているのでしょうか?ときには、自分の口を舐めていたり、他の犬の口を舐める様子も見られます。
犬自身の口であったり飼い主や他の犬であったりと、舐める対象が変わると理由や気持ちも変化するのです。
朝起きてすぐや、外出から帰宅したときに軽く飼い主さんの口を舐めるのは犬なりの挨拶です。逆に、帰宅したときに必死にぺろぺろと飼い主さんの口を舐めるなら、分離不安などによって強い不安や緊張をしていたという感情が読み取れます。犬にとってストレスになる生活や接し方をしていないか見直してみましょう。
また、子犬はミルクや吐き戻しの離乳食をねだるとき、母犬の口元を舐めて催促します。この行動が元となり、飼い主に対しても甘えたいときに口を舐めてくることもあります。犬が手をなめてくる理由にやや似ていますね。
訓練中やイタズラなどを叱っているときに飼い主さんの口などを舐めてくるのは、犬が嫌な状況をなんとか止めてもらおうとしている可能性があります。
口を舐めるというとても簡単な仕草のなかに、犬たちはさまざまな気持ちを込めているのですね。

犬が舐める理由3:足

犬が手をなめる理由と同じく、遊んで欲しいときに気を引こうとして足を舐めることがあります。
また、夏場に汗をかいて蒸れたニオイや、一日中履いていた靴を脱いだあとの、人間の嗅覚からすると「ちょっとクサい」と思えるニオイも犬は大好きです。
大好きなにおいをかいでいる場合もあります。

犬が舐める理由4:鼻や耳

基本的に顔を舐める行為には、飼い主さんへの愛情・甘えを示しているという意味があります。犬が手をなめてくる理由と同じですね。
しかし、鼻であったり耳、という特定の部位を頻繁に舐めてくるのであれば、それは鼻水などのしょっぱさを美味しいと思っているためであることが多いでしょう。耳に関しても同じように、皮脂や垢が溜まりやすいことから、耳垢などの味を好んで舐めているというわけです。犬に限らず、動物は塩分などのしょっぱいものが好きです。飼い主さんの顔が美味しいという理由で、それを味わうために舐めている、と考えられているそうです。

犬が舐める理由5:自分の身体

犬が手をなめる理由と同じく、構って欲しい気持ちから、自分の体を舐める行為に走るパターンもあります。自分の体を舐め続けることで、「やめなさい!」「退屈なら一緒に遊ぼうか?」と飼い主が反応することを期待しています。人間が手遊びをするように、手や足を舐めて暇つぶしをするパターンです。手を舐めながら上目遣いで見つめられることがあれば、退屈で構ってほしいサインかもしれません。
皮膚が赤くただれるほどに、ペロペロと自分の足を舐め続ける行動が見られたら要注意です。舐める代わりに血が出るまで手先やしっぽを噛み続けることもあります。
ストレスが溜まることで「強迫神経症」という病気になり、自傷行為に走ってしまっているのです。
どこか特定の部位を舐め続けているときは、体のどこかに違和感があったり、痛みや痒みなどの不具合があったりするから、その場所をペロペロ舐めることがあります。舐めている箇所を触ろうとすると、唸り声を上げるといった行動も見られます。
愛犬の様子を注意深く見守ってあげてくださいね。
次のページ:舐め癖をなおすコツ3つ

Related