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犬が手をなめる理由!どうしてなめるのか?どうしたら良いのか?

更新日:2024年08月29日

愛犬たちのなめるという行動には、実は色々意味があるのです。それぞれの部位ごとにその理由があります。そのしぐさは可愛いものですが、犬自身が病気を訴えていたり、放置することで愛犬を通じた感染症の心配もあります。注意点をまとめてみました。

犬が手をなめる理由!どうしてなめるのか?どうしたら良いのか?

犬が舐める理由6:床や地面

犬が手をなめてくる理由に似たもので、緊張状態にあるときや、不安を感じているとき、自分を落ち着かせようとして床を舐めることがあります。行動を叱ったり無理にやめさせたりするのは、余計にストレスを溜めてしまう原因になることも。別の方法で犬の気をそらしてあげる必要があります。
食事のときにうっかり床に落とした食べこぼし。そのままにしておくと、おいしい匂いに気付いた犬が、床を舐めまわす。栄養が不足していたり、空腹状態になったりしている犬が、食べ物を求めてフローリングの床を舐めてしまうこともあります。衛生的にもよくないうえに、犬にとって有害な食べ物を拾い食いする可能性もあるため、食べこぼしには十分気を付けましょう。

舐め癖をなおすコツ3つ

犬が手をなめてくる理由のように、かわいいと思えるものからちょっと心配になるものもありましたね。中には、そのままにしておいたら困るものもあります。
ここから、なめ癖を治す方法を考えていきます。

舐め癖をなおすコツ

  1. 低い声でやめさせる
  2. かまわない
  3. 視線をそらす

舐め癖をなおすコツ1:低い声でやめさせる

犬がなめ始めたと同時に、低くはっきりと大きな声で「ダメ!」と言いましょう。
そして犬の前に堂々と立ち、犬に対し手で制止するポーズを取ったまま、目を見つめながらおとなしくなるまで待つのです。

舐め癖をなおすコツ2:かまわない

どこかをなめることで飼い主様がかまってくれると覚えたら、いつまでもなめてくるようになります。可愛いからと必要以上に相手をしすぎず、やめさせたいときはかまわないようにすることもなめ癖を治すコツです。

舐め癖をなおすコツ3:視線をそらす


甘えんぼ目線でなめながら散歩に行きたい、お腹がすいたよ、おやつはまだ?というように、おねだりをしてくるときもあります。
しかし、そのかわいい目線やしぐさにほだされて、すべての欲求に応えてしまうと、犬は、そうすればおやつをくれる、散歩に連れていってくれると信じてしまいます。そのうち、要求が通らなくなると、だんだん吠えたり暴れたりと、行動がエスカレートしてしまうようになります。そうなってしまうと、飼い主さんにとってもご近所の皆さんにとってもストレスになってしまうので注意が必要です。
逆に叱られているときに視線が合うことで、敵意ととられることもあります。目をそらしつつも、やさしい声で接して、怖くないよ、と伝えてあげる必要があります。

犬に舐められたときの注意点2つ

基本的には愛情表現の一つであり、無理に辞めさせる必要のない「なめる」という行為ですが、時には細菌感染の可能性があることも忘れてはいけません。
犬に口元をなめられたりすることで、細菌に感染し、健康被害が及ぶ可能性もあります。疲れている時や免疫力が落ちている時は細菌感染しやすいので注意が必要です。
特に愛犬が使った食器と同じ食器で食事をしたり、愛犬に使っているスプーンで子供に食べ物をあげたりするのも避けましょう。

舐められたときの注意点1:カンピロバクター症

カンピロバクター症は、人が感染すると下痢や腹痛、発熱、頭痛などの症状が出ます。犬や猫になめられて感染するわけではありませんが、犬や猫の体に菌が付着していて、知らずに撫でてしまった後や、感染した子のウンチを片付けている時に感染する可能性があるので、特に愛犬や愛猫がお腹を壊している時や調子が悪い時にはまず獣医師に相談し、愛犬や愛猫のトイレの掃除や、撫でた後などは念入りに手を洗うようにしましょう。

:舐められたときの注意点2:パスツレラ病

パスツレラ菌は、ほとんどの犬や猫が保有している口腔内常在菌の一つです。犬や猫自身は、この菌を保有している事で免疫力が下がった時など万が一感染したとしても、はっきりした症状はほとんど現れない事が多いですが、人間が感染すると、感染箇所が赤く腫れ上がったり、呼吸器や皮膚などに炎症を起こす場合があります。
犬の口の中にある分には常在菌ですから、通常は特に心配する事はありませんが、愛犬が飼い主さんの口元をなめた時に犬から人へと感染する可能性があります。また、犬や猫に噛まれた時も要注意です。
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