どうして子犬は興奮するの？興奮する理由8つと落ち着かせる方法

子犬の興奮は恐怖や不安を感じたときのストレス反応です。震える、体をかたくする、しっぽを下げる、さらに下げたしっぽを後ろ足の間に巻き込むなどがあります。

また、犬がストレスを感じると、あくびをしたり、体を舐めたり、掻いたり、舌を出してハァハァと呼吸（パンティング）をしたり、舌舐めずりをする、体をブルブルと振る、同じところを行ったり来たりするなどの行動をします。そんなときには、優しくなでてあげましょう！

人間もジムに通ったり、ジョギングをするだけでも気分転換になりますね！

子犬も、走ったり遊んだりして、体を動かすのが大好きな生きものです。想像以上に運動は大切な要素と言っても過言ではありません。

また、犬は二足歩行の人間とは違い、四つん這いで速く走るための訓練をしてきました。そのため、長い間ケージなどの狭いところで生活していると、ストレスが溜まって興奮する要因のひとつになります。

犬は賢いので、飼い主の反応を愉しんだりして、余計に興奮を増長させてしまっている場合があります。

そんなときの、無視はとても効果的で、犬を落ち着かせるための最適なテクニックと云えるでしょう。

無視して、落ち着いたら褒めてご褒美をあげると、落ち着くことで褒めてもらえることを学習するため、長期的なしつけにもなります。

子犬が、ある特定のものに執着して興奮が起きている場合には、その原因となっているものを目の前から取り除きましょう！

まずは、ものに対しての執着を取り除くことが先決です。そうすれば、必ず落ち着いてきます。

子犬を興奮から落ち着かせるための無視をすることと似ていますが、クレートに入れて落ち着かせる手もあります。

クレートに入れるしつけは可哀想という考えもありますが、犬はテリトリーを大切にする生きものなので、安心できるスペースを与えることは精神状態にもいい影響を及ぼします。

犬にとって、ハウス・ケージには重要な意味があります。 そこが安心できる場と認識することが犬にとっての大きなメリットだからです。

子犬が興奮して飛びついてきたり、じゃれついてくることに、そのつど反応しているとしつけになりません。「だめ！」と低い声で注意し、向きを変えじゃれつきを無視です。それでもじゃれてきたらまた向きを変え無視。

この繰り返しで、子犬が諦め大人しくなったら、抱きしめたり、撫でて安心させてあげることも、落ち着かせる手立ての一つです。

犬が安心できるとともに、あなたとのスキンシップにもなり、より絆が深まります。

興奮から落ち着かせるために、瞬間的に驚かすことで、われに返り落ちつきます。

霧吹きで身体にひと吹きしたり、いきなり音を鳴らすなどなどです。

子犬を落ち着かせるには、犬にとって害のないテクニックを利用して、びっくりさせることをお勧めします。

このテクニックは犬の性格によって合う・合わないがあります。

合わない犬に適用すると、更に大騒ぎになり収集がつかなくなる可能性もあるので注意が必要です。

子犬の日常のしつけで、興奮から落ち着かせるコマンドを用意しましょう！

コマンドとは、英語で「命令」を意味する言葉です。愛犬へのしつけに使われるときは、飼い主からの指示という意味合いになります。

「お座り」「お手」といった言葉も基本コマンドのひとつです。

コマンドを教えることは「危険から愛犬を守る」という意味合いも含み、コマンドは犬にとってとても重要な要素になります。

子犬のときは、人間の赤ちゃんと同じで、落ち着きがなくても、やむおえないですね！

しかし、この状態が一生続くわけではありません1歳くらいまでは飼い主も、振り回され状態が続くと思いますが、1歳を過ぎてくると段々と落ち着いてきます。

但し、子犬を迎えた日からの地道なしつけがあればこその結果であることをお忘れなく！

それでも、興奮したり、暴れるようなら、病気の可能性も否定できません。体調が悪くてじっとしていることもあるので、ここは注意が必要ですね！