犬が飼い主を信頼している行動とは？可愛い仕草や信頼の築き方を紹介

皆さんは、犬が飼い主を信頼している行動とは反対の、犬からの信頼を失う行動についてはご存知でしょうか。ここでは、犬からの信頼を失う行動について詳しくご紹介します。

犬からの信頼を失う行動その1は「大きな声で叱る」です。犬は聴覚がとても優れている動物です。そのような性質を持った生き物に対して、大きな声を出すのは「威嚇」とも捉えられかねないでしょう。

犬からの信頼を失うばかりでなく、敵意を持たれてしまうこともあります。犬が間違ったことをしていても、決して大きな声で叱ったり怒鳴りつけたりすることはしないようにしましょう。

犬からの信頼を失う行動その2は「飼い主の言動にブレがある」です。信頼している飼い主の指示が一貫していないと、犬は不安に感じるものです。

昨日と今日とで、しつけの内容にブレが生じると犬も混乱してしまいます。飼い主を信用しても良いものなのかどうか、犬自身も飼い主を見極めています。より良い関係を築くためにも、飼い主の言動には一貫性を持つよう気を配りましょう。

ここでは、犬と信頼を築く方法を7つ詳しくご紹介します。

「アイコンタクトをとる」「一貫性を持って接する」「楽しい気持ちにさせる」「正しく叱る」「犬の嫌がることをしない」「犬の感情を読み取る」「犬の発するSOSに気づく」といった方法が有効なのか、ぜひ試してみてください。

犬と信頼を築く方法その1は、「アイコンタクトをとる」です。

アイコンタクトを頻繁にとることで犬と強固な信頼関係を築くことができます。なぜならば、目と目で相手の存在を認識し、距離を縮めることで、少しずつ信頼関係が深まっていくものだからです。犬同士でもアイコンタクトを取ることはとても大切な行為なのです。

目をそらすといった行為はその逆効果になる可能性がありますのでご注意ください。

犬と信頼を築く方法その2は、「一貫性を持って接する」です。

犬にとる態度を一貫することで、曖昧な関係性がよりよくなります。何事も一貫したものでなければ、誰しも戸惑いが生じ、混乱が生まれます。そのような環境下では信頼関係はおろか、強いきずなで結ばれることも難しくなるでしょう。

そういったことを回避するためにも、一貫性を持って犬に接することは犬と信頼を築く上でとても大切なことなのです。

犬と信頼を築く方法その3は、「楽しい気持ちにさせる」です。

そもそも、楽しい気持ちはどのような行為から生まれるのでしょう。楽しいと感じる行為には、必ずその人自身にまずは興味を持ってもらえるところから始まります。楽しいと感じる行為に反応し興味を示してもらい、相手を喜ばせることから始まると思います。

そのため、犬に楽しいと感じてもらうためには、犬に興味を持ってもらえるようなことから始める必要があるでしょう。そして、犬を楽しい気持ちにさせるのです。

犬と信頼を築く方法その4は、「正しく叱る」です。

犬は決して愚弄ではありません。理不尽なことをされたと感じた場合は、それなりの行為に出ます。そのため、飼い主は普段から犬を正しく叱る必要があるのです。

しかし、正しく叱るといってもその「正しい」が分からないと上手く対処できないかもしれません。そのような場合は、トレーナーの方に相談すると良いでしょう。専門知識をお持ちの方から正しい叱り方を学んで、犬と信頼関係を築いていってください。

犬と信頼を築く方法その5は、「犬の嫌がることをしない」です。

犬が嫌がることをし続けるとどうなるか想像したことはありますか。そのような犬は凶暴化し、人間の指示に全く従わなくなってしまいます。このような状態の犬と信頼関係を築こうと試みるには相当の時間と労力が必要になります。

ですから、飼い主は犬が嫌がる行為は決して行ってはいけないのです。犬との信頼を築きたいのであれば、犬の嫌がることはしないようにしましょう。